【オメガ】の名品時計「トレゾア」とは？ 宝物のようにずっと愛したい時計【名品時計物語】

正確な計時で知られ、名品とよばれるモデルを数多く輩出しているオメガ。その中で「トレゾア」は、エレガントでありながらユニセックスにも対応できる、現代の時計を象徴する存在だ。流れるようなラインが際立つ時計が、腕に心地よくフィットする。ケースは26mm、36mm、39mm、40mmの4サイズで展開。またムーブメントもクオーツに加えて機械式も用意されているから、自分にフィットするモデルに出合えるはず。“宝物”を意味する名称のように、いつまでも大切に使いたくなるタイムピースが揃っている。

オメガは19世紀末からレディスウォッチ製作に取り組んできた。女性が時計を見るのは不作法とみなす風潮が残っていた時代に、内部に小さな時計が隠れている「シークレット ジュエリーウォッチ」を発案し、人気を集めた。さらに1920年代には、流行にあわせてアールデコ調のジュエリーウォッチを製作。1894～1935年にオメガで製造された高度なムーブメントのうち、35％以上がレディスウォッチに搭載されていたという。

1955年にはブランド初の女性用自動巻き腕時計で、美しいデザインと高度なテクノロジーを融合した「レディマティック」を発表し、センセーションを巻き起こす。1995年にはスーパーモデルのシンディ・クロフォードが初のブランドアンバサダーに就任し、自信に満ちた新たな女性像をアピール。このようにオメガは、どの時代にも身につける女性のニーズに応えてきた。その流れが現代の「トレゾア」に集約されている。

「トレゾア」の名称を受け継ぎながら、現代的にアップデートしたデザインの36mmと39mmの新コレクションを発表。薄型で両サイドに曲線を描くようにセットされたダイヤモンドが際立つデザインに注目が集まった。リュウズにも一粒ダイヤモンドが輝き、液体セラミックで描かれたオメガのロゴを5つ重ねてデザインされた花が彩っている。

手巻きのマスター クロノメーター ムーブメントを搭載した、ケースサイズ40mmの本格的な機械式時計のコレクション。クラシックかつエレガントなデザインが特徴で、ケースが薄いため女性の腕にもしっくりとなじむ。ステンレススチール製で、ベゼルにダイヤモンドをあしらったリュクスなモデルも展開。

新作として、オメガ独自の18Kムーンシャインゴールド™を用いた、初めてのブレスレットモデルが登場。またピュアなホワイトやビビッドなレッド、シックなブルーやブラウンなど、カラフルな文字盤と同色のストラップを備えた、華やかなモデルを中心に発表された。

26mmという絶妙なケースサイズが話題のまととなった、小さな宝物（トレゾア）がデビュー。フランスの伝統的なファブリックパターンである“トワル・ドゥ・ジュイ”を採り入れたストラップが新鮮だ。シングルストラップに加えて、ダブルストラップも登場し、人気を集める。ムーンシャインゴールドモデルも加わって、ミニモデルの魅力的なバリエーションが揃った。

ムーンシャイン ゴールドのケースアリゲーターストラップを組み合わせた、より一層華やかなバリエーションが登場。ストラップのカラーは、レッド、グリーン、ブルーなど鮮やかな宝石を思わせる色づかいが目をひく。一方でステンレススチール素材のメッシュブレスレットモデルや、ブルージーンズ風レザーのダブルストラップモデルといった、モード感あふれるデザインも誕生。また、ベーシックなブラウンのストラップも登場し、オケージョンに合わせて、最もふさわしいモデルを選ぶことが可能になった。

ラッカー仕上げのピュアホワイトの文字盤に、インデックスとストラップのブルーを利かせた、シンプル＆モダンなデザイン。

時計界で最高水準の精度と性能、耐磁性の認定を受けた、マスター クロノメーター キャリバーを搭載。ダイヤルはドーム型で、ブルーパターンが施されている。

ケースはオメガのオリジナルのムーンシャインゴールド™製。電池の寿命を最大化する、新しいクオーツ・キャリバーを搭載している。

シンプル イズ ベストという言葉がふさわしいモデル。両サイドの曲線に沿ってセットされた、38個のダイヤモンドが彩りを添えて。

オフホワイトのグラン・フー エナメルを施した文字盤に、ストラップと同色のローマ数字のインデックスが、シックに配されて。

コンパクトながらダブルストラップが印象的な一本。柔らかさと強さを併せ持つナッパレザー製のストラップは、使いこむほどに味わいを増す。