新生活に、心を守る【ネックレス】3選:パワーをもらえる色石やパーソナルジュエリーを厳選

新生活が始まる春は、揺らぎの季節。慣れない環境や気候に左右されず、自分を保つために頼りになるのが、お守りにしたいネックレス。癒しのカラーストーンや星座・イニシャルをあしらったパーソナルジュエリーなど、人気連載「寝ても覚めてもきらめきたいの」から厳選してお届け。

新生活が始まる春は、揺らぎの季節。慣れない環境や気候に左右されず、自分を保つために頼りになるのが、お守りにしたいネックレス。癒しのカラーストーンや星座・イニシャルをあしらったパーソナルジュエリーなど、人気連載「寝ても覚めてもきらめきたいの」から厳選してお届け。

色とりどりの世界を生きる【ピパ スモール】

ピパ・スモールが創るネックレス。淡い透明感のある色石をアレンジしたエシカルジュエリー

ロンドンを拠点としながら世界中を飛び回り、30年以上にわたってジュエリーをつくり続けている、ピパ・スモール。色石を使った多彩なクリエーションもさることながら、ジュエリー制作を通じた社会貢献にも積極的で、エシカルジュエリーの先駆けとして広く知られている。

アクアマリン、グリーンアメシスト、レインボームーンストーンの5石が雫のようにきらめくネックレスは、「コー・イ・ヌール(Koh-i-Noor)」というコレクション。18世紀のムガル帝国時代のインドで産出されたダイヤモンドの名称で、かつては世界最大とも呼ばれた、まさに“宝の石”。ペルシャ語で「光の山」を意味する伝説のダイヤモンドの透き通るような輝きが、コレクションのインスピレーション源になっている。

ピパ スモールのネックレス。アクアマリン、グリーンアメシスト、レインボームーンストーンが癒しの輝き

ネックレス〈K18YG、アクアマリン、グリーンアメシスト、レインボームーンストーン〉¥712,800 

「ジュエリーは、身につける人の価値観の延長線上にあるもの」。ピパ・スモールはそう言う。たったひとつのジュエリーに触れることで、国境や言語の壁を越え、遠く離れた作り手と繋がることができる。

さらに、言葉にならない“ことば”を交わし、共感することができる。そこには、外国の人に対する差別意識も排斥感情も、ありはしない。あるのは美しいものを讃える、純粋で温かい気持ちだ。

私のアナザーオリオン【トーカティブ】

talkative(トーカティブ)のASTERISM(アステリズム)シリーズ。12星座にオリオン座を加えた13種で展開

左から:アステリズム メダリオン ペンダントトップ〈K10YG/K18YG、ダイヤモンド〉(やぎ座)¥147,400~、(てんびん座)¥82,500~、(いて座)¥140,800~

夜空にまつわる、美しい記憶をかたちに残しておきたくて、選んだのはtalkative(トーカティブ)の「ASTERISM Medallion」。ASTERISM(アステリズム)には「星群」や「星座」のほかに、鉱物に光が反射したときに生まれる「星彩」という意味も含まれる。

夜空に見立てた円型のゴールドプレートには、小さなダイヤモンドがひと粒ひと粒、星のかたちに彫り留めされている。清く輝く星屑の模様は、全部で13パターン。星座のシンボルでもなく、星と星を結ぶ星座線でもない。夜空に浮かぶ星の位置だけで、13通りの星座が表現されている。よほどの天文好きでなければ、パッと見ただけではわからない、というか、じっくり見てもおそらくわからない、マニア心をくすぐるデザイン。それはまるで、持ち主だけが知る特別な秘密のようでもある。

talkative(トーカティブ)のASTERISM(アステリズム)からオリオン座のネックレス。

アステリズム メダリオン ペンダントトップ(オリオン座)〈K10YG/K18YG、ダイヤモンド〉¥143,000~

13種類の中から、どれを選ぶか。自分の星座か、家族の星座か、それとも、心に秘めた大切な人の星座か。あるいは、藤井フミヤさんが歌うように、12星座ではない「アナザー オリオン」という選択肢もいいかもしれない。いずれにしても、これ見よがしではない控えめな主張が、持ち主の日々に心地よく寄り添う。かけがえのないあの人をいつもそばに感じながら、ともに歩いていけますように。満天の星のように、澄んだ冬空に輝くオリオン座のように、未来が希望で満ちていますように。胸もとできらめくダイヤモンドの星たちに、そんな願いを込めてみる。

胸もとできらめくダイヤモンドの星たちに、未来が希望で満ちていますように願いを込めて

躍る、イニシャル【:CAFCA】

日本発のジュエリーブランド「:CAFCA(カフカ)」から、「26letters Z」ネックレス

「26letters Z」ネックレス〈K18PG, K18YG, PT〉¥38,500

「書は人なり」という言葉があるが、イニシャルジュエリーもそれに通じるものがあると思う。手書きの文字でこそないが、同じアルファベットなのに生み出されるものは作り手によって千差万別。それが、どこかデザイナーの筆跡のようにも感じられて、ほかのジュエリーにはない独特の趣がある。今回ご紹介したいのは、日本発の「:CAFCA(カフカ)」というブランドのネックレス。

展示会で初めてコレクションを見たとき、「ん?」と思った。26のイニシャルモチーフが、続け字のようにチェーンと一体化していて、一見なんなのかわからない。でもよくよく見ると、それがアルファベットだと気がつく。「わー、Zさんが流星なみに流れてる」「Gさんは踊ってるみたいだよ」と、展示会場にたまたま居合わせたスタイリストの友人とその場でキャッキャしてしまった。アルファベットという極めてシンボリックなものが、デザイナーの井上善博さんのフィルターを通すことで見事に抽象化され、素肌に重ねるとその遊び心が実にいい仕事をしてくれる。

「:CAFCA(カフカ)」のイニシャルネックレス「26letters」から Zを着用して

モチーフの部分には、K18とプラチナが手作業で接合されていて、かすかなグラデーションが生まれるという粋な計らい。直線的でクールなデザインなのに、目を凝らすとハンドメイドのゆらぎがあり、手書き文字のような体温がある。「さりげない」とはひと味違う、暗号のような謎めいた存在感。身につけると自分自身との距離が縮まったような感覚があって、ちょっとニヤついてしまう。

*リンク先記事内の商品価格は公開当時のものです

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