Hermès(エルメス)から新作ウォッチ「Arceau Casaque(アルソー カザック)」、「Arceau Cavales(アルソー カヴァル)」がデビュー。1978年にデザイナーのHenri d'Origny(アンリ・ドリニー)に生み出された不朽の名作が、遊び心あふれるモチーフによって現代へと蘇る。
エルメスの不朽の名作「アルソー」をモチーフにした、新作ウォッチが発売される。「アルソー」といえば、1978年にデザイナーのアンリ・ドリニーによって生み出された、エルメスの代表的なウォッチ。その最大の特徴は、ラウンド型のケースと、上下非対称なラグが生み出す意外性のあるデザイン。タイムレスな佇まいと、モダンなクリエイティビティを象徴する「アルソー」は、誕生から40年が経った今なお世界中で愛され続けている。
このアイコニックな製品のスピリットを現代に継承する新作が「アルソー カザック」と「アルソー カヴァル」。1月にスイスにて開催された「ジュネーヴサロン」にて、新作として披露されたこれらは、特徴的なケースの形状はそのままに、遊び心あふれるグラフィカルなモチーフを文字盤に取り入れ、これまでにないプレイフルなムードを演出している。
「アルソー カザック」と「アルソー カヴァル」、それぞれの文字盤に描かれるのは、ボードゲームの駒に着想を得た、馬のシルエット。「アルソー カザック」では、シャンルベ製法、ラッカー、転写といった3つの異なる技法を用い、ポップなカラーバリエーションを展開。一方「アルソー カヴァル」では、同じモチーフをマザー・オブ・パール、もしくはブラックラッカーの上から配し、エレガントな印象に。エルメスならではの格調高さとユーモアが共存するデザインは、定番をマスターした大人の手元をリュクスに彩ってくれる。「アルソー カザック」、「アルソー カヴァル」は今夏展開予定。
エルメスジャポン
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text:Shunsuke Okabe