Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)によるジュエリーの教育文化機関、「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」が6年ぶりに東京で特別講座を開講。オンライン予約が開始された。開催期間は2019年2月23日(土)から3月8日(金)まで。
ヴァン クリーフ&アーペルが支援する「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」が東京に再びやってくる。フランス、パリを代表するハイジュエラーであるヴァン クリーフ&アーペルが2012年に設立したジュエリーの教育文化機関「レコール」。宝飾芸術の歴史と伝統を、次の世代へと継承することを目的とした同機関は、これまで門外不出とされてきたジュエリーメイキングの知識やノウハウを、年齢や経験を問わず世界中の愛好家たちへと提供してきた。
ヴァンドーム広場にパリ本校を構える「レコール」は、これまでに香港、ニューヨーク、ドバイをはじめ世界中で特別講座「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」を開催してきた。
ジュエリーの教育機関と聞くと、堅苦しいと身構えてしまいそうだが、その心配は無用。ジュエリーメイキングにおける最も重要な3つのテーマである「サヴォアフェール」、「ジュエリーの芸術史」、「原石の世界」に基づき構成されたプログラムは、初心者でもそれぞれの関心に合わせて1カリキュラムずつ受講可能。中には、グワッシュと呼ばれる、ハイジュエリーのデザイン画を学ぶことが可能な講座も。
ジュエリーは学ぶだけにあらず。今回の特別講座では講座のほか、ジュエリーに関する3つの特別エキシビションも開催される。ルイ14世がかつて所有し、その後行方不明となっていた伝説のダイヤモンドにまつわる「タヴェルニエのダイヤモンドを巡る冒険~ムガル帝国から太陽王へ~」展。画家バルテュスの娘であり、自身もアーティスト、ジュエリーデザイナーとして活躍するハルミ・クロソフスカ・ド・ローラ初となるアーカイブ作品展「ハルミ・クロソフスカ・ド・ローラ~《自然の痕跡》」展。そしてあるジュエリーコレクターの個人所蔵作品に焦点を当てた「Through the eyes of a connoisseur~ある愛好家の目線」といったように、ジュエリーファン垂涎の企画展が予定されている。
「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」の開催期間は2019年2月23日(土)から3月8日(金)まで。開講に先立って、受講の予約をできる公式ウェブサイトもオープン。それぞれのクラスが6〜12名程度の少人数制で行われるので、気になるカリキュラムがあったら迷わずチェックして。
「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」3つの特別展
開催期間:2019年2月23日~3月8日
場所:京都造形芸術大学 外苑キャンパス(東京都港区北青山1-7-15)
時間:11:00~18:00
※入場無料