Chanel(シャネル)から最新のハイジュエリーコレクション “エスカル ア ヴニーズ” が発表された。インスピレーションは、マドモアゼルとも所縁の深いヴェネツィア。
シャネルから最新のハイジュエリーコレクション「エスカル ア ヴニーズ」が発表された。コレクションのインスピレーション源は、水の都ヴェネツィア。
マドモアゼルが初めてヴェネツィアに訪れたのは、彼女が恋人であったボーイ カペルを不慮の事故で亡くした時のこと。友人であるミシア セールのすすめで、この街を訪れたマドモアゼルは、その風光明媚な街並みに束の間の安らぎを得たという。
そこで出会ったのが、その後シャネルの象徴的なスタイルのひとつになったビザンチン装飾と、彼女の星座であり、ヴェネツィアの至るところで目にすることができる獅子の石像。これらのエピソードに端を発し、シャネルはヴェネツィアからのインスピレーションを、数々のクリエイションへと昇華させてきた。また、2015年にはヴェネチアの歴史的なサンマルコ大聖堂の獅子像とモザイクの修復プロジェクトに出資したことからも、シャネルとこの街との絆を見て取ることができる。
今回のコレクションで、ファイン ジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターであるパトリス ルゲローは、4つのテーマに着目。宮殿のファサードや、教会の色とりどりの大理石の床などの建築、ラグーンの水面に揺れるヴェネツィアの街並み、ヴェネツィアを統べる獅子のモチーフ、そして水の世界のエレガンスを映し出した情景。これらの象徴的なモチーフを取り入れ、70点にも及ぶ壮大なクリエイションを生み出した。
シャネル(カスタマーケア)
https://www.chanel.com/
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text:Shunsuke Okabe