Chanel(シャネル)から新作ハイジュエリー「コレクション N°5」が発表。今年で発売100周年を迎える、普及の名作である香水「シャネル N°5」へオマージュを捧げたコレクションの第2弾で、82点の作品が揃う。
発売から100年を迎える不朽の名作、香水「シャネル N°5」のアニバーサリーを祝して、ハイジュエリー「コレクション N°5」の第2弾が発表。今年の3月に先行して発表された、パトリモニー作品にあたる「55.55」ネックレスに続き、82の作品群が披露された。
コレクションを構成するのは、「シャネル N°5」を作り出す5つのエレメント。パリのヴァンドーム広場を彷彿とさせるボトルストッパー。ミニマルなボトルデザイン。シャネルのラッキーナンバーでもある「5」という数字。「シャネル N°5」のアコードを形成する、ジャスミンやバラ、イランイランといった花々。そして華やかに広がるシヤージュ(残り香)。これら視覚的、そして嗅覚的なエッセンスを、メゾンのファイン ジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターのパトリス ルゲローは、時に具象的に、そして時に抽象的に解釈し、見事なコレクションへと昇華させた。今回は、中でも特筆すべきピースを10点にフォーカスして紹介する。
ハイジュエリー「コレクション N°5」のマスターピース10点にフォーカス
イエローゴールドとオニキスのコントラストが、アール・デコを彷彿とさせるリング。センターには、エメラルドカットのダイヤモンドをあしらい、グラフィカルな構図を作り出している。
1921年発売当初、極めて珍しいとされた「シャネル N°5」のミニマルなガラスボトル。その美しい造形を、幾何学的なオープンワークと、ランダムに配したダイヤモンドでドラマティックに再現。
「シャネル N°5」のボトルデザインを大胆にトップに取り入れたネックレス。様々なカットのダイヤモンドがリズミカルな輝きを放つ。
数字の「5」をモチーフにしたイヤリングはアシンメトリーなデザインが現代的。繊細なオープンワークで仕上げ、まるで宙にダイヤモンドが浮いているかのような視覚効果を与えている。
グラフィカルなオープンリングは、シャネルならではのコンテンポラリーな感性が存分に生かされた作品。ホワイトゴールドとダイヤモンドが清廉に煌めいて。
「シャネル N°5」のベースノートを構成するジャスミンをモチーフにしたイヤリング。ホワイトゴールドの花弁とイエローゴールドのコントラストが、優美さとモダンさの二面性を表現。
ボリューム感のあるリングは、「シャネル N°5」の香調を決定づけるバラをモチーフにしたもの。柔らかなピンクサファイアとパールが、タイムレスなエレガンスを体現している。
シヤージュ(残り香)の瑞々しさを、力強いスペクトルのカラーストーンで表現。センターで存在感を放つのは、クッションカットのレッドスピネル。
シャネル(カスタマーケア)
https://www.chanel.com/
0120-525-519
text:Shunsuke Okabe