奥深きメンズのリングの世界に迫る。「レコール」のエキシビションが東京で開催

Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)が支援する、 ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」がエキシビション 「メンズ リング イヴ・ガストゥ コレクション」を開催。会場は21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3。会期は2022114日(金)から313日(日)まで。

ヴァン クリーフ&アーペルが支援する、 ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」が、メンズのリングに焦点を当てたエキシビションを21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて開催する。会期は2022114日(金)から313日(日)まで。

2018年にパリ、ヴァンドーム広場の「レコール」にて開催された本展では、2020年に他界した伝説のアンティークディーラー、イヴ・ガストゥの私蔵作品が展示される。1980年代半ばにパリでアンティークの家具や美術品のギャラリーを開いたイヴ・ガストゥは、ギャラリーオーナーの傍で、30年以上にわたりプライベートでジュエリーを蒐集していたことでも知られている。

7世紀から1797年にかけて用いられた、ヴェネツィア共和国のドージェ(元首)のリングを基に19世紀に制作されたリング。中には手紙を封印するシーリングスタンプを入れることができるほか、ルネサンス期には暗殺のために用いられたという逸話も。Photo courtesy of brand
7世紀から1797年にかけて用いられた、ヴェネツィア共和国のドージェ(元首)のリングを基に19世紀に制作されたリング。中には手紙を封印するシーリングスタンプを入れることができるほか、ルネサンス期には暗殺のために用いられたという逸話も。Photo courtesy of brand

「歴史」、「ゴシック」、「キリスト教神秘主義」、「ヴァニタス(空虚)」、「幅広いコレクション」の5つのテーマに基づいた作品群には、ヴェネツィア共和国のドージェ(元首)が身に着けていたリングや、19世紀後半に制作されたオルゴールを内蔵した独創的なリングなど、学術的にも極めて貴重な400点もの作品が揃う。知られざるメンズリングの世界、ジュエリー好きなら見逃すなかれ。

「メンズ リング イヴ・ガストゥ コレクション」
会期:2022114日(金)~313日(日)
開館時間:10:0019:00
休館日:会期中無休、予約不要
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウンミッドタウン・ガーデン内
特設サイト:https://www.lecolevancleefarpels.com/jp/ja/mens-rings-exhibition/
問い合わせ:0120-50-2895(レコール事務局)平日11:00〜19:00

text:Shunsuke Okabe

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