CHANEL(シャネル)は、ニューヨークの5番街に、アメリカ初となる新たなウォッチ&ファインジュエリーブティックをオープンした。また、オープンを記念して、限定デザインのハイジュエリーを展開。
シャネルは、ニューヨークの5番街に、アメリカ国内初となる独立したウォッチ&ファイン ジュエリー ブティックをオープンした。まるで5番街に置かれたゴールドの宝石箱のような店舗は、各国のブティック設計も手掛けるニューヨーク拠点の建築家、ピーター・マリノによるもの。
ラッキーナンバーの“5”を冠した立地、アートへの親しみ、そしてパリ・カンボン通り31番地のアパルトマンで見られる唯一無二のインテリアなど、マドモアゼル シャネルへの敬意が随所にちりばめられている。
マドモアゼルのアパルトマンに着想を得たゴールドとブラックが印象的な内装には、彼女が好んだロッククリスタルやアート、アンティーク、特注の調度品、照明など、厳選された品々が並ぶ。
ギャラリーの右手には、吹き抜けのファインジュエリーサロンが2部屋続き、アパルトマンにある漆塗りの屏風を彷彿させる手塗りのコロマンデル調の壁や、緻密な彫刻と金箔を施した1800年代の鏡などの調度品が絢爛な空間を演出。
ドラマティックな階段が導く中二階には、さらに2部屋のファインジュエリーサロンが広がる。特別なアポイントのための個室となっている1部屋は、唐時代の陶器のラクダや、ジャック・デュボワによるロココ様式のデスクなどのアンティークなオブジェが、デロス&ウビエドのランプやゴッサンス製の照明と調和し、フランスの職人技術による現代と古代の芸術の見事な融合を楽しむことができる。
また、メゾンとピーター・マリノは、本ブティックのためにアートコレクションをキュレーション。フランスの装飾芸術家であった故アンドレ・デュブリュイユによるユニークな彫刻や、イラン系アメリカ人画家のY.Z.カミによる特注のポリプティックコラージュ、2004年にブラジルのアーティストであるヴィック・ムニーズに制作を依頼した、ガブリエル シャネルの顔を宝石で描いた「Chanel, Pictures of Diamonds」など、この場に相応しい多くのアート作品が揃う。
さらに、ブティックのオープンを記念して、シャネル ファイン ジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターのパトリス・ルゲローがデザインした、ニューヨーク店限定ハイジュエリーピース「エターナル シャネル N°5」を展開。2021年に香水「N°5」の誕生100周年を記念して制作されたハイ ジュエリー「コレクション N°5」のマスターピース「55.55」も特別に展示される。
そのほかにも、メゾンのアイコンジュエリー「ココ クラッシュ」への特別なエングレービングといった本ブティック限定のサービスも実施。マドモアゼルへのトリビュートに溢れた新たなブティックにぜひ足を運んで。