「私にとってジュエリーは、自分を表現するツール」と語るのは、ジュエリーデザイナーのアリソン・ルー。2012年にニューヨークで誕生したブランドは、ファインジュエリーにカテゴライズされながらも、絵文字やモチーフを用いたポップなデザインが魅力。
「私のジュエリーにモチーフが多いのは、身につけた人に、パーソナリティを表現してほしいから。自分を表現できるジュエリーって、とても愛おしいでしょ? 私のジュエリーがそんな存在であってくれたら、って思うの」と話すアリソンは、スタッキングで個性を表現。
「たくさんつけるのが大好きなので、私のジュエリーも重ねられるようにデザインしています」
フェイス、メッセージ、ハート、リーフ…。1点づかいでまとめがちなモチーフを、いくつも重ねるのがアリソン流。また、自身のブランドだけに留まらず、ヴィンテージジュエリーや、カルティエをはじめとするハイブランド、スピネリ・キルコリンなど気鋭ブランドのジュエリーもミックスする。
「何をどれくらいスタッキングするかは、その日のムード次第。ちなみに今日は“ハッピー”なムード。ニットの赤に合わせて、赤のハートモチーフやフープピアスを加えてるの」。
常識に捉われず、自由な感性でジュエリーを重ねるアリソンのスタイルは、新たなコーディネートの楽しみ方を教えてくれる。
アッシュ・ペー・フランス ビジュー
http://www.hpfrance.com/bijoux/
03-5778-2022
text:Junko Hayashida