パリを愛するエディターが行き着いた、今の私にちょうどいいヴィンテージジュエリー

ボーイッシュな顔立ちが魅力的な白澤さん。アラベスク模様のリングは、LAのヴィンテージマーケット、ア カレント アフェアが日本で開催していたポップアップストアで購入したもの。  
ボーイッシュな顔立ちが魅力的な白澤さん。アラベスク模様のリングは、LA発のヴィンテージマーケット、ア カレント アフェアが日本で開催していたポップアップストアで購入したもの。  

フリーランスのエディター、白澤貴子さん。趣味は乗馬。20代の頃パリに住んでいた経験から、フランス語も堪能な彼女は、同時にファッション業界きってのヴィンテージ愛好家でもある。

20代でパリに移住を決意

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パールが好きだという白澤さん。耳元でキラリとひかるパールのイヤリングはお母様から譲り受けたもの。

「大学時代からライターとして雑誌の仕事をしていました。卒業後は広告代理店に勤め、ファッションクライアントを担当していましたが、ふとしたきっかけでパリに移り住みました。実はフランスのことはよく知らなかったし、どちらかというと苦手でした。映画にせよ、文学にせよ、小難しくて取っつきづらくて。だからこそ、好奇心に駆られたのかもしれません。誰も知り合いがいない新しい世界に飛び込みたくて、2年半過ごしました。」

ヴィンテージジュエリーとの出合い

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おおぶりなピラミッドスタッズモチーフが個性的なリングも、ア カレント アフェアで購入したヴィンテージ。親指にはマリハのスモーキークォーツを合わせて。

日本に帰国後は、フリーのエディターとしてファッション誌を中心に活躍する白澤さん。様々なスタイルを経験した彼女が、今心地よいと感じるのはヴィンテージのジュエリーだという。

ダイヤモンドに惹かれた20代、今の私に必要なエッセンシャルとは?

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シャネルのヴィンテージワンピース。ゴールドのボタンに合わせて、耳元にはヴィンテージのイエローゴールドのイヤリングをマッチ。

「昔はキラキラしたものが好きでした。ダイヤモンドのリングも集めていたし、所謂メゾンブランドのジュエリーも買いました。でも30代後半を境に、豪華すぎるものが似合わないなと思うようになったんです。飽きのこない、自分にとってのエッセンシャルを追求した結果、ヴィンテージに行き着きました。」

白澤貴子さんのヴィンテージジュエリーコレクション

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白澤さんのヴィンテージジュエリーの一部。エナメルを使った大振りのものから、レザーを使った個性的なものまで、様々なデザインが揃う。

ヴィンテージを愛する一方で、最近では気鋭のジュエリーブランドにも関心があるという白澤さん。この日着用していた親指のリングは、マリハのスモーキークォーツ。同じデザインで別の素材をオーダーしようと検討しているそう。日本人デザイナー、荒木弘美さんが手がけるパリ発のジュエラー、ブランイリスを最近知り、バングルとリングをオーダーしたそう。トレンドに左右されず、独自の視点でジュエリーをセレクトする彼女の目利きは、同世代の女性にとっても大いに参考になるはずだ。

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