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名作と新たな未来へ「私だけの時」を刻む最新ロイヤル オーク
スイス高級時計を象徴するブランドのひとつ、オーデマ ピゲ。その代表作ロイヤル オークに、新たなミニモデルが誕生した。八角形の23ミリケースにフロステッドゴールドをまとった姿は、まるでオートクチュールのような手作業の極み。手間を惜しまず作られた時計と刻む物語を、未来に受け継ごう。
ロイヤル オークが誕生したのは1972年。大きなケースの印象が強いが、元来小さなムーブメント開発にも注力してきたメゾンは、’97年に20㎜のレディスモデルを発表。今作は、それを現代にフィットするように進化させたものだ。高精度なクォーツムーブメント、キャリバー2720を搭載。イエローゴールドは、華やかでありながら日常使いできるシックさも兼ね備えている。
ロイヤル オーク ミニ フロステッドゴールド 〈23㎜/YG、クォーツムーブメント〉¥4,950,000/オーデマ ピゲ ジャパン(オーデマ ピゲ)
仕上げに用いられるフロステッドゴールドは、フィレンツェに古くから伝わる鍛金加工で時計ではオーデマ ピゲだけが使っている技法。ダイヤモンドチップのツールを用いて、手作業で表面をハンマリングする。均一に仕上げるには、熟練の技が必要。真摯な物づくりが生み出すことのできる特別な輝きだ。ホワイトゴールドは知的な、ピンクゴールドは優美なムードを放つ。
ロイヤル オーク ミニ フロステッドゴールド クォーツ(右)WG・(左)PG〈23㎜/クォーツムーブメント〉各¥4,950,000/オーデマ ピゲ ジャパン(オーデマ ピゲ)
オーデマ ピゲが手掛ける、楽しみながら学ぶことのできるエデュテインメント施設「AP LAB Tokyo」が昨年オープン。 「AP LAB Tokyo」は、時計愛好家はもちろん、時計に興味を持ち始めた初心者でも、ゲームやコンテンツを通して、時計師の世界を体験できる施設だ。 1階は、"時間"、"素材"、"機構"、"音"、"天体"の5つのテーマで構成されたゲームコーナー。ゲームを通して、楽しく高級時計に関する知識を深め、オーデマ ピゲの歴史や職人技について学ぶ。2階では、"マスタークラス"と称し、サテン仕上げやペルラージュ仕上げなど、高級時計製造に用いられる装飾技法を体験できるコーナー。まるで時計師になった気分で、洗練された技術に挑戦できる。 施設外観は、オーデマ ピゲの本社があるスイス、ル・ブラッシュの「ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ」のガラスパビリオンと同じブロンズ色のメッシュを採用。その洗練されたデザインにも注目したい。
AP LAB Tokyo住所: 東京都渋谷区神宮前5-10-9電話番号: 03-6633-7000営業時間: 11:00〜19:00定休日: 毎週火曜日入場: 無料(予約優先、予約無し入場も可能)
来店予約サイト
オーデマ ピゲ ジャパン https://www.audemarspiguet.com/ 03-6830-0000
SOURCE:SPUR 2024年11月号「AUDEMARS PIGUET 名作と新たな未来へ 「私だけの時」を刻む最新ロイヤル オーク」photography: Masanori Akao 〈whiteSTOUT〉 styling: Momoko Sasaki text: Hiroko Naruse ※この特集中、以下の表記は略号になります。YG(イエローゴールド)、WG(ホワイトゴールド)、PG(ピンクゴールド)
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