黒柳徹子が語る
ブチェラッティの引力
ジュエリーは時に、言葉を超えて人の本質を物語る。イタリアを代表するジュエラー、ブチェラッティと黒柳徹子さんのひとつのリングから始まった、時をかけるメモワール。
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A memoir of treasures
黒柳徹子が語る
ブチェラッティの引力
ジュエリーは時に、言葉を超えて人の本質を物語る。イタリアを代表するジュエラー、ブチェラッティと黒柳徹子さんのひとつのリングから始まった、時をかけるメモワール。
職人の手仕事が生み出す
マスターピースに心奪われて
「銀座にあったセゾン劇場に出ていた頃、近くの和光をふと訪れたときに目に留まったのがブチェラッティのジュエリーでした。今から40年ほど前のことだったでしょうか」
ホワイトゴールドに、精緻な透かしの細工を施したリングのほか、撮影当日はブレスレットやブローチなど貴重なコレクションを披露。それらは長きにわたる黒柳さんとメゾンの蜜月関係を物語っている。ルネサンス時代から伝わる、卓越した彫金の技術を現代に継承するブチェラッティ。黒柳さんが特に愛用するリングは「チュール」と呼ばれる特殊な透かし彫りを施したもので、まるでレースのような繊細かつ優美な地金の意匠に目を奪われる。
「お洋服でも何でも職人の手仕事が感じられるものが好きなので、ブチェラッティのジュエリーはひと目見たときからお気に入り。実は『チュール』のリングは、一度なくしてしまったと思い、同じデザインをオーダーしたんです。幸い、元のリングも見つかって、今では重ねづけを楽しんでいます」と笑う黒柳さん。卓越したクラフツマンシップを誇るメゾンへの愛着は尽きることがない。
TETSUKO KUROYANAGI
東京都生まれ。1953年にNHK放送劇団にて日本初のテレビ女優としてデビュー。1976年に放映開始した冠番組「徹子の部屋」でギネス世界記録を持つほか、執筆活動やユニセフ親善大使など多岐にわたって活躍。