髙石あかりと
真珠のささやき
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STYLE 03
直線と曲線を掛け合わせた地金にパールを配した「キネティック」と、形、サイズ、光沢、色がすべて揃った真珠のみを選び線上に並べた「バランス」。ジャケットの胸もとを、音にのって舞うようにリズミカルに飾る。
(上から時計回りに)「キネティック ブローチ」〈K18YG、K18WG、あこや真珠、ダイヤモンド〉¥784,300(参考価格)・「バランス ステップ ブローチ」〈K18YG、あこや真珠〉¥562,100・「バランス アイコニック ブローチ」〈K18YG、あこや真珠〉¥745,800・「バランス アイコニック ダイヤモンド パヴェ ブローチ」〈K18WG、あこや真珠、ダイヤモンド〉¥1,573,000/TASAKI ジャケット¥96,800・パンツ¥59,400/ノースリバティー(ルル デ セゾン) 腰に巻いたウエストアクセサリー¥145,200/サヴァン ショールーム(モモコ チヂマツ)
STYLE 04
優しい光を放つあこや真珠からゴールドのファングが飛び出す「デインジャー」と、左右へと直線的に広がる地金にパールをセットした「バランス」。クラフツマンシップに裏打ちされた贅沢な遊び心を堪能して。
(右手人さし指)「デインジャー シグネチャー リング」〈K18YG、あこや真珠〉¥521,400・(右手薬指)「バランス アーム リング」〈K18YG、あこや真珠〉¥968,000・(左手中指)「デインジャー オーブ リング」〈K18YG、あこや真珠〉¥660,000・(左手薬指)「デインジャー ファング リング」〈K18YG、あこや真珠、ダイヤモンド〉¥550,000/TASAKI カーディガンつきトップス(参考商品)/マーク ジェイコブス カスタマーセンター(マーク ジェイコブス)
STYLE 05
夢をかなえた23歳。「もっともっと夢を見たい」
やわらかで上品。TASAKIのパールの輝きは、髙石あかりさんの自然体な魅力と共鳴する。撮影の感想を尋ねると、「多幸感あふれるイメージの真珠を身につけて、自分も幸せな気持ちになりました」と笑顔で語ってくれた。
主演を務めたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」も、日常の美しさにスポットを当てた作品だった。主人公・松野トキは自分の"好き"を大事にするまっすぐな女性。脚本家のふじきみつ彦さんからは「あなたのままで演じてほしい」という言葉を受け取った。
「トキと自分が似ているのは、人との向き合い方と家族への思い。私は『人に何と言われても、自分はこうしたいからそうする。でもあなたの意見も尊重します』という考え方なのですが、トキにも同じものを感じました。共感する部分がとても多かったので、役を作る意識はあまり持たず、その場で起こることにトキとして返すことに集中していました」
約1年間トキとして生きる間に、切り替えずとも役がすっと降りてくるように。終盤で夫ヘブンを亡くしたトキが在りし日の素晴らしさに気づくシーンは特に印象深く、「テストをほぼせずに本番。そのときに湧いた感情はトキそのもので、周りの皆さんも本当の家族のようだった。お芝居ではない瞬間を経験できて、役者人生でかけがえのない時間でした」と振り返る。
宮崎に生まれのびのびと育った髙石さんは、大の自然好き。休日は積極的に遠出してリフレッシュしている。
「この間も高尾山まで行って、山頂まで登りました。散歩も大好きで、歩くだけで心が楽になります。自然豊かな場所にある食事処を調べて足を運びます。体にいいメニューを提供するお店では、自分と向き合っている感覚を得られるから好きなんです」
社会になじめない殺し屋、クールで無表情な女子高生、カリスマ歌姫……作品ごとにまったく異なる顔を見せつつも、どの役でもリアルな存在感を放つ髙石さん。俳優として軸に据えているのは「決めきらないこと」だという。
「表現を自分の範囲内に収めたくないんです。自分の考えをまず提示して、監督や演出家が違うことを考えていたら、そこから180度世界が変わるのが面白くて。作品やシーンによって役の捉え方がまったく異なり、変幻自在に向き合うところが自分の軸だと思います」
ずっと夢に描いていた朝ドラヒロインという大役を務め上げ、日本中から愛される俳優となった。「朝ドラは本当に夢のような場所でした。ご一緒する皆さんも脚本も素晴らしくて、ずっと夢が壊れないまま来て。もっともっと夢を見たいと改めて思います」と目を輝かせる。一方で、23歳の現在地については「やっとスタートラインに立ったところ」と冷静。「ここからどう役者・髙石あかりを作っていくか。皆さんの中にあるイメージをいい意味で変えていきたい」と意気込む。では、今後演じてみたい役柄は?と尋ねると、「人間って、繊細すぎるから……」としばし熟考。「こんな役だとひと言で表現するのは難しいです。とにかく出会いだと思っているので、幅広い役を演じていきたいです」と、真摯な生き様を見せた。
これから30代、40代と、どんな変化を遂げていくのか楽しみでならない。役者として、一人の女性として、将来の理想像をどう描いているのか。
「しっかりと年齢を重ねたいです。得たものをちゃんと吸収し、その積み重ねが見える人間になりたい。10代の頃からずっと憧れの先輩方と同じ土俵に立ちたいと思ってきました。少しずつそんな方々とご一緒する機会が増えてきたからこそ、堂々と同じ場所で演じたい。人間としての経験を積み重ねることで、役者としての幅も広がると思っています」
(上から)直線とパールの掛け合わせが楽しい「バランス」は異なるボリュームを気分に合わせてセレクトしたい。「バランス プラス ネオ リング」〈K18YG、あこや真珠〉¥495,000 ・「バランス シグネチャー リング」〈K18YG、あこや真珠〉¥584,100 ・ゴールドが描くしなやかなカーブで、強さとエレガンスを両立させた「デインジャー ホーン」。耳裏から角をのぞかせても、パールをキャッチに使用しても。「デインジャー ホーン イヤリング」〈K18YG、あこや真珠〉¥499,400/TASAKI ドレス¥149,050/ドーバー ストリート マーケット ギンザ(ローレン マヌーギアン)
AKARI TAKAISHI
2002年生まれ、宮崎県出身。2023年に第15回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、2026年に第50回エランドール賞を受賞。出演作にドラマ「日曜劇場 御上先生」、「アポロの歌」、映画『遺書、公開。』(’25)、『ゴーストキラー』(’25)、『夏の砂の上』(’25)、『禍禍女』(’26)など。NHK連続テレビ小説「ばけばけ」ではヒロインを務め大きな反響を得る。同作品でギャラクシー賞特別賞を受賞した。