1967年、イタリア・ミラノに創業したコンテンポラリーファインジュエリーブランド、ポメラート。カラフルなジェムストーンの輝き、卓越した金細工技術、そして洗練されたデザインで知られている。現在、ポメラートのクリエイティブ・ディレクターを務めているのは、ヴィンチェンツォ・カスタルドだ。
トスカーナで生まれ育ったカスタルドは、美術や建築などを学んだ後、ミラノに拠点を移しファッションの道を志す。ロメオ ジリやドルチェ＆ガッバーナなどイタリアンファッションの世界で経験を積み、2002年にポメラートのクリエイティブ・チームに参加。2015年にはクリエイティブ・ディレクターに就任し、以来、チームを率いている。カスタルドのポメラートでのキャリアが20周年を迎え、彼のクリエイションへの情熱やビジョン、そしてミラノの街にフォーカスした動画が公開された。
それでは、カスタルドにとってポメラートとはどんなメゾンなのか。「1967年の創業以来、ポメラートは伝統と革新、ダイヤモンドとカラーストーン、クラフツマンシップと実験精神とを絶えず融合させてきました。この長い時間の中で一度も揺らぐことがなかったもの、それは情熱を注いで手作業でジュエリーを生み出すことです。デザインのルールを熟知しつつも、豊富な経験や美的感覚をもとにあえて異なる選択をすることもあり、常識に縛られないことが私たちの強みとなっているのです」。
カスタルドは、ブランドのシグニチャーコレクションに強さと多様性をもたらしてきたことでも知られている。「2001年に誕生した『ヌード』コレクションは、そのユニークなカッティング、豊かな色彩や光を楽しめるデザインで、ミラノの多面的な魅力を余すところなく伝えています。20年間で多くのコレクションを生み出してきましたが、『イコニカ』の一度見たら忘れられない力強さ、『カテネ』のセンシュアルで調和のとれた格調高さ、『サッビア』のイレギュラーなパヴェセッティングが可能にするダイヤモンドの輝きは、どれもポメラートの本質と言えるでしょう」。
その自由なクリエイティビティと卓越したクラフツマンシップを武器に、2020年にはハイジュエリーの世界にも足を踏み入れたポメラート。これからもカスタルドの指揮のもと、レスポンシブルゴールドや認定を受けたダイヤモンドの採用やスペシャルコレクションでのフェアマインドゴールドの調達、カラーストーンとダイヤモンドのトレーサビリティへの投資、金細工技術の保護といった数々の取り組みを通し持続可能なハンドメイドのジュエリーメイキングを模索しながら、時代を超えミラノの精神を宿したジュエリーを私たちに届けてくれそうだ。
ポメラート クライアントサービス
https://www.pomellato.com/ja_jp
0120-926-035
