いつの時代もジュエラーのインスピレーションソースとなってきた自然界の生物。神が与えたその色彩やフォルムを、地球からの贈り物である鉱物やストーンとクリエイターの遊び心によって再現した、愛らしいジュエリーが集う 【シャネル】獅子座の女、マドモアゼルのシンボルを手もとに【リング】 (上から)「スー ル シーニュ デュ リオン」リング〈YG、クォーツ、ダイヤモンド〉¥2,706,000・リング〈YG、ラピスラズリ、ダイヤモンド〉¥1,573,000/シャネル 獅子座生まれのマドモアゼル シャネルに由来する、ライオンがモチーフになったコレクション「スー ル シーニュ デュ リオン」。イエローゴールドで表したエンブレム調の凛々しい獅子に、クォーツやラピスラズリを組み合わせたリングには、自らの運命を切り開き、たくましく生きたマドモアゼルの強い意志が宿っているかのよう。モチーフになっている動物:ライオン 【カルティエ】しなやかに手首を彩る、気高きパンテール【ブレスレット】 「パンテール ドゥ カルティエ」ブレスレット〈YG、オニキス、ブラックラッカー、ツァボライトガーネット〉¥6,996,000/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) パンテールがメゾンに初めて登場したのは1914年のこと。以来、この野性的な美しさを携えたアニマルは、さまざまなジュエリーに形を変えながら、女性たちを魅了してきた。グリーンの瞳をたたえた2頭のパンテールが向かい合い、しなやかに手首に絡むブレスレットもまた、蠱惑的(こわくてき)な輝きを放つ。モチーフになっている動物:豹 【ブルガリ】75年の月日を経て、モダンを極めるセルペンティ【ネックレス】 「セルペンティ ヴァイパー」ネックレス〈WG、ダイヤモンド〉¥7,150,000/ブルガリ ジャパン(ブルガリ) ブルガリというブランドを語る上で欠かせないアイコニックなコレクション「セルペンティ」が誕生して今年で75年。こちらのネックレスは、幾何学的なフォルムで表現したうろこや、ちりばめられた5.26カラットのパヴェダイヤモンドがウルトラモダンなデザイン。ミステリアスな佇まいはそのままに、最新のアティチュードをまといながら進化を続けている。モチーフになっている動物:ヘビ 【ヴァン クリーフ&アーペル】幸運を運んでくる、愛らしきアニマルたち【クリップ】 (右から)「ラッキー アニマルズ」アウル クリップ〈YG、オニキス、マザー オブ パール〉¥1,042,800・ヘッジホッグ クリップ〈YG、オニキス、タイガーズアイ、マザー オブ パール〉¥946,000/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク(ヴァン クリーフ&アーペル) どこかとぼけたその面差しに心和む「ラッキー アニマルズ」のクリップ。マザー オブ パールは光の反射や見る角度によってミステリアスにその表情を変え、さりげなくボディを縁取るゴールドビーズがメゾンの矜持を湛えている。モチーフになっている動物:フクロウ、ハリネズミ 【ダミアーニ】輝きをちりばめた、レースのような羽を広げて【ブレスレット】 (上から)「バタフライ」ブレスレット〈WG、ダイヤモンド〉¥1,221,000・ブレスレット〈PG、ブラウンダイヤモンド、アメシスト〉¥946,000/ダミアーニ 銀座タワー(ダミアーニ) まるでブレスレットにとまって羽を休めているかのようなバタフライ。その繊細な佇まいは、金細工からスタートしたジュエラーであるダミアーニならでは。ホワイトゴールドにはホワイトダイヤモンドを、ピンクゴールドにはカラーダイヤモンドと色石を組み合わせることで、素材の魅力が最大限に引き出される。モチーフになっている動物:蝶 【ブシュロン】アイコニックな白黒ボディが、おちゃめに煌めく【リング】 「ザ パンダ」リング〈WG、グリーントルマリン、ブラックサファイア、ダイヤモンド、ツァボライト〉¥5,544,000(予定価格)/ブシュロン クライアントサービス(ブシュロン) 竹を思わせる節をつけたリング、そこに寝そべるキラキラのパンダ! アイキャッチーな白と黒のボディは、ブラックサファイアとダイヤモンドで再現され、凹凸がふわふわとした毛並みのよう。遊び心たっぷりのクリエーションで心をつかむブシュロンの「アニマルコレクション」においても、特筆すべきキュートさ。モチーフになっている動物:パンダ