【カルティエ】【ティファニー】など、銀座のジュエラー７店舗をレポート！ 運命のジュエリーに出合う

1階のエントランスホールでは、まず大きなシャンデリアが目に飛び込んでくる。パリの本店と同じデザイナーが手がけた、イタリアの職人によるシャンデリア。和を思わせる落ち着いた色調の店内の雰囲気ともマッチしている

日本一のホスピタリティを求めて訪れたい館

2003年に銀座2丁目にオープンして以来、2回のリニューアルを経て、日本最大級の品揃えとサービスを提供し続けている「カルティエ銀座ブティック」。豪奢なシャンデリアを飾った明るい店内は、フランスの上流階級の個人邸宅に見られるような建築様式＂オテル パルティキュリエ＂をコンセプトに、常に顧客を心地よく招いてくれる空間だ。それを最も象徴しているのが4つのVIPルームと3階のブライダル＆ダイヤモンドのフロアに多くのカウンセリングデスクを備えている点。また、地下1階のレザーグッズ＆アクセサリーフロア内にもカスタマーサービスのカウンターが二つあり、購入後のリペアやケアまできちんとサポート。さらに1階のジュエリー＆ハイジュエリー、2階のウォッチなど、メゾンの象徴的なピースが豊富に揃っているのはさすが。アイコニックな”パンテール”をテーマとしたアート作品の数々をたどりながら、館内を巡るのもおすすめ。

上　ブライダルフロアで最も人気なのが「1895」のソリテールエンゲージメントリング。クラシックな
エンゲージリングはカルティエの象徴、レッドボックスに収まる姿が美しい
右下　陽の光が差し込み、気持ちのよいファサード
左下　カスタマーサービスは2カ所あり、こまやかに対応してくれる（要予約）

右　1階奥のエリアはハイジュエリーのコーナー。パヴェセッティングを施した”パンテール”のブローチなど、ここだけで見られる逸品も。芸術作品のような美しさを堪能したい
左　2階のVIPルームは店内を通過せずに駐車場から直接エレベーターで入店可能。和のしつらえを施した部屋で特別な時間を過ごすことができる（要予約）

Information
カルティエ銀座ブティック
東京都中央区銀座2の6の12
営業時間：11時〜19時
0120-190-425

黒い壁面がシックな店内を重厚に引き締める

建物全体が工芸品。メゾンのジュエリーの真髄に触れる

並木通りに面した「シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木」はメゾンのファイン ジュエリー、ウォッチ、ブライダル コレクション、ハイジュエリーに特化した、3フロアからなる店舗として2022年にオープン。シグネチャーのツイードを思わせるラグが敷き詰められたエントランスに足を踏み入れると、白と黒とベージュ、ゴールドを基調としたパリシックな趣。マドモアゼル シャネルが愛した空間を現代に蘇らせたような贅沢な空間で、ショッピングを楽しむことができる。パリの店舗と同様に設計はピーター・マリノが担当。金屏風のようなファサードや職人が鍛金で仕立てた手すり、西陣織の壁面などクラフツマンシップを感じさせる仕掛けが随所に見られる。1階にはファイン ジュエリーやウォッチ、2階はハイジュエリー、高級時計とVIPサロンなど、3階はメンズウォッチとブライダルのエリア。パートナーとともにゆったりとした買い物の時間を共有できるのもうれしい。

右　ツイードジャケットに身を包んだスタッフが心地よく出迎えてくれる。職人が常駐しており、購入したリングへの特別なモチーフの刻印や”ココ クラッシュ”のリングを店舗で磨いてもらえるサービスも
左　2階はハイジュエリー、オート オルロジュリー、VIPサロンのフロア。ショーケースには稀少なハイジュエリーが飾られている。取材時はコメットがモチーフのネックレスが展示されていた。

右　VIPサロンではパリ本店とリモートでつなぎ稀少なピースをやりとりすることも
左　ディスプレイが美しい3階のブライダルエリア。京都のHOSOOによる西陣織の壁紙も美しい

Information
シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木
東京都中央区銀座5の5の14
営業時間：12時〜19時
0120-785-519

吹き抜けの天井は優雅なカーブを描き軽やかな印象を与える

幸せの光に包まれる、ピースフルな空間

パリ、ニューヨーク、香港に続いて重要な旗艦店として2016年にオープンしたのが「ヴァン クリーフ&アーペル銀座本店」。現在はソウル店も加わり、世界で5都市のみとなる特別な＂メゾン＂という位置づけだ。ジュアン・マンク・エージェンシーが改装を手がけ、日本建築の陰影や木のぬくもりを随所にあしらった空間は銀座ならでは。1階は新作やヴァン クリーフ＆アーペルの代表的なジュエリー、ヘリテージ コレクション、ハイジュエリー、2階はブライダルコレクションやタイムピース、3階はメゾンに関する書籍を収めたライブラリーやプライベートサロン「ル サロン」の3フロアから構成されている。1階から2階へと吹き抜ける天井のデザインや窓から注ぐ光を贅沢に取り入れた店内は、自然からインスパイアされたジュエリーの数々とも呼応して、穏やかな時間が流れている。クラフツマンシップをより親密に感じさせる美しいディスプレイも必見。

左　ライトを内蔵した特殊ケースのディスプレイは石の美しさが際立つ仕掛け。「アルハンブラ コレクション」のヴィンテージ アルハンブラ ロングネックレス 20モチーフ（￥2,890,800）はシックなオーク材の空間にセットされ、華やかさがいっそう目を引く
右　メゾンらしいミステリーセットのルビーが輝くリング。「フライング バタフライ アントレ レ ドア リング」￥59,928,000

右　1920年代から1990年代にかけて制作した作品を新たに販売するために収集した「ヘリテージ コレクション」も展示・販売されている。新しいデザインを生み出すだけでなく、過去のクラフツマンシップにも敬意を表すメゾンの哲学を体感できる一角　
左　「ペルレ コレクション」の新作も登場。ブレスレット（RG、ダイヤモンド￥4,936,800）とリング（YG、ダイヤモンド￥1,465,200）は技巧的なデザインが秀逸

Information
ヴァン クリーフ＆アーペル銀座本店
東京都中央区銀座3の5の6
営業時間：11時〜19時
03-3563-1906

ジャン・シュランバージェの部屋は、彼の代表作である「バード オン ア ロック」などを収めた専用のピラミッドケースが素晴らしい。至高のハイジュエリーピースを間近で堪能できるのも眼福

ニューヨークの洗練とモダンさを感じられる旗艦店

1996年に銀座2丁目にオープンした「ティファニー銀座本店」が2023年7月に大規模なリニューアルを果たしたことは記憶に新しい。ニューヨーク本店のエッセンスを加えて、モダンでラグジュアリーな空間として生まれ変わった。1階には「ティファニー T」や「ティファニー ハードウェア」などのアイコニックなコレクションをはじめ、ホーム＆アクセサリーも揃い、2階はブライダルとダイヤモンドがメイン。ティファニーが誇る伝説的なデザイナーのひとり、エルサ・ペレッティの空間は1階に、ジャン・シュランバージェのハイジュエリーコーナーを2階に擁しているのも面白い。ニューヨークの店舗に飾られているコンテンポラリーアートのムードを感じさせるのは、壁面にあしらわれたダミアン・ハーストの《桜》のアートワークだ。トレーサビリティまできちんと完備された品質の高いダイヤモンドも多く扱っているので、幅広いショッピングの希望をかなえてくれる。

右　2階のブライダルコーナーの中央には、＂ダイヤモンド キング＂である象徴として、ダイヤモンド ヴィトリンのディスプレイが輝く
左　「ティファニー ロック」の新作は細身のタイプも登場。（上から￥1,936,000・￥1,815,000・￥2,640,000）

右　ダミアン・ハーストの《桜》はどこか浮き足立つような軽やかな気分へと誘いつつ、日本らしい美しさも象徴する
左　ニューヨークのチームが考案するディスプレイを日本の店舗でも楽しめる。角砂糖で作ったYESの文字の下に置かれていたのは、伝統的なブルー ボックスに収められたティファニーⓇ セッティングのソリティアリング。プロポーズの瞬間をユーモアたっぷりに切り取った演出

Information
ティファニー銀座本店
東京都中央区銀座2の7の17
営業時間：11時〜20時
03-4567-4590

ディスプレイには日本人アーティスト中島みゆきの作品が配置。竹やハス、シダなどの自然をシルクで表現した美しい作品とともに、ブシュロンらしい自然のエスプリをきかせたハイジュエリーに出合える

フランスと日本をつなぐ、革新的なランドマーク

2023年9月にオープンした「ブシュロン銀座本店」は伝統と革新が息づいている館。パリのヴァンドーム広場本店を象徴する「ジャルダン ディヴェール（冬の庭園）」の様式を再解釈したコンセプトになっている。1フロアごとにスタイルが異なるが、CEOのエレーヌ・プリ=デュケンが特別に調香した＂カシミール＂というウッディな香りが全館に漂い、記憶に残るショッピング体験を約束する。1階はパリ万国博覧会の展示ケースから着想を得た重厚なショーケースやヘリテージを感じさせるアーカイブスクリエーションが並ぶ。2階はメゾンのほぼすべての作品が揃うエリア。自然の恵みを感じさせるグリーンを基調としたVIPルームも完備する。3階は白い樹木のオブジェを配したブライダルフロア。4階はメゾンの革新性を表現するギャラリースペース「イノベーションラボ」。ハイジュエリーやそのインスピレーションソースが解き明かされる展示が楽しめる。

右上　SDGsの観点から半永久的に使えるスタイリッシュなジュエリーボックスがお目見え。アルミニウムとウールフェルトの2つの再生素材のみを使用している
左上　誕生から20周年を迎える「キャトル」のラグジュアリーなピース
右下　アールデコ調のプレイフルなムードはディスプレイからも感じ取ることができる
左下　1階のアーカイブスコーナーに現れたのは1950年代のブローチ。シロビタイジョウビタキをカラーエナメルと貴石で表現したもの。色彩の豊かさに目を奪われる。このブティックでは世界に類を見ない、数多くのハイジュエリーが並ぶ

上　2階のVIPルームは自然光が差し込み、植物やアンティークソファが配置された気持ちのいい空間
下　フロアごとにコンセプトや内装も異なり目に楽しい

Information
ブシュロン銀座本店
東京都中央区銀座2の6の16
営業時間：11時30分〜19時30分
03-5159-6100

1982年にジュネーブで開催された「国際バラ新品種コンクール」で金賞を受賞したバラには創業家4代目イヴ・ピアジェの名がつけられた。この花はピアジェ家にとってゆかりのあるモチーフ。その花びらから着想を得た豪華なシャンデリアの存在感に圧倒される

伝統あるメゾンの歴史を感じながらショッピング

創業150周年のセレブレートイヤーを迎えているピアジェ。旗艦店である「ピアジェ 銀座本店」も限定ウォッチ＆ジュエリーがディスプレイされ、華やいだ雰囲気に包まれている。プライベート・サロンをイメージした店内は「ピアジェ ローズ」をモチーフにしたシャンデリアが暖かい光を灯し、居心地のよい空間を演出。壁面には20世紀に作られたレトロな広告デザインを展示し、アート好きにもたまらない試みが。1階はジュエリー、ウォッチ、ブライダル、2階はハイジュエリーとVIPサロン。スイス・ジュネーブにある本店のピアジェ・サロンをイメージし、デザインされた内装のVIPサロンではソファでくつろぎながら、ブランドの歴史やクリエーションを熟知したコンシェルジュが対応してくれるのも心強い。熱処理を行わないなど、クオリティの高い貴石に定評のあるブランドらしく、エメラルドやサファイアなどを使用したハイジュエリーのコレクションも見ごたえあり。

右　銀座本店でも人気なのは「POSSESSION」シリーズ。マラカイトをダイヤモンドが囲むモチーフのペンダントも登場。 「POSSESSION ペンダント」￥1,320,000
左　黒とゴールドを基調としたシックな店内では落ち着いたムードで、ジュエリーをゆっくり選ぶことができる

右　センターにクッションカットのイエローダイヤモンドを配したフラワーモチーフのダイヤモンドリング「TREASURES」（￥139,920,000）。ハイジュエリーのクラシックな美しさに触れられるのも、銀座本店を訪れる楽しみのひとつ
左　1階のエントランスをくぐると、2階まで続く吹き抜けが。広々とした空間で豊かな時間が流れる

Information
ピアジェ 銀座本店
東京都中央区銀座7の8の5
営業時間：11時30分〜19時30分
03-3569-0160

1階ではアイコニックなデザインのジュエリーを多数展開。ハニカム構造が目を引くピンクゴールドの地金とダイヤモンドがきらめくイヤリング。「ビー マイ ラブ」コレクション イヤリング￥4,279,000

世界の王室御用達、本当のエレガンスに触れる時間

気品あるショーメ・ブルーに彩られたファサードから一転、クラシックな世界が広がる「ショーメ 銀座本店」。＂パリの邸宅＂をイメージした店内はアメリカンウォールナットの木や白い岩石を使用。やわらかく優雅なムードでゲストを迎える。1階はアイコン的なジュエリーの数々とVIPサロン、2階はブライダルサロンという構成。1階には＂アラバスター ストーン＂にギヨーシェ彫りを施したディスプレイ、2階には豊穣を意味する麦の穂をエンブロイダリーで表現した壁面と、メゾンの代表的なコードがちりばめられている。1階奥のVIPルームでは世界の王室御用達であるティアラも扱う。ティアラのマイヨショール（制作途中で使用する模型）が壁面に飾られており、さまざまなデザインを堪能できる。ブライダルサロンではコンシェルジュがこまやかに対応してくれる。

2階のブライダルサロンは4つのカウンターを完備している。パリの本店を思わせるエレガントな空間で唯一無二のショッピング

右　ディープブルーのファサードが目印。ゴールドのあしらいもラグジュアリーだ
左　職人たちが手作業で作る、美しいティアラもショーメを代表するアートピース。「ダンテル ドゥ ルミエール」ティアラ￥58,630,000（参考価格）

右　木のぬくもりを感じる店内はゆったりとした時間が流れる。ぜひ試着しながら、自分だけのデザインに出合ってほしい
左　創業者が金細工師だったことに由来し、ジュエリーにも見られる放射線状の細工（ギヨーシェ彫り）を壁面に。メゾンがデザインしたパリ五輪のメダルにも採用されている放射線状のモチーフ

Information
ショーメ 銀座本店
東京都中央区銀座3の5の7 松澤ビル
営業時間：11時30分〜19時30分、11時〜19時30分（土、日、祝）
※8月22日現在
03-5524-2722

ジュエリー選びの目を養う。プロの見識を学ぶ時間

＂担当さん＂との一番の思い出は平尾さんが旦那さまと結婚指輪、婚約指輪を作った際のこと。「ジュエラーの担当者は見識も深いので、自分の予算に合わせた石やデザインについて相談するようにしています。私が結婚するときに主人と一緒に指輪をデザインしようと決めたところ、友人でもある＂担当さん＂がニューヨークやベルギーで予算内で最高のグレードの石を買いつけてきてくれたんです。ピンクダイヤモンド、イエローダイヤモンド、ブラウンダイヤモンド、スタンダードダイヤモンド……、色もサイズもさまざまな中からイエローダイヤモンドのバゲットカットの石を選び、オリジナルの指輪を作成することができました」。信頼する担当者から受けるアドバイスは日頃ジュエリーを買うときの指針にもなっていると平尾さん。「ジュエリーは石のグレードがすべて。日の当たらない暗い部屋でろうそくの灯りのもとでも美しく輝く石こそ本当に価値があると教えてもらいました。お店のホスピタリティもですが、プロの知識から得られることも多々ありますね」

profile
平尾香世子さん　HiRAO INC代表
H.P.FRANCE勤務後、PRエージェンシー「HiRAO INC」を設立。HiRAO INCはファッション、アート、ビューティなど幅広い分野でPR戦略を手がけている。
Instagram: @kayokohirao

記憶に残る体験を演出。一流の接客で魔法の時間に浸りたい

「SPURに掲載されていたリングにひと目惚れしてブティックに駆け込んだんです。一度目はアポなしで来店し試着。そこで接客してくださったOさんに、近日ジュエリー専門店がオープンすることを伺い、せっかくだからそちらで購入したいと伝えたところ、快く新店舗での購入に対応してくださいました」。特別な日を盛り上げるべく、平さんは事前にネイルを整え、友人2名とともに訪問。「新店舗まで出向いてくれたOさんにVIPルームへ案内してもらうと、私と友人にシャンパンを用意してくれていました。購入したリングを身につけてみんなで盛り上がりましたね。コロナ禍の影響で、海外旅行にも行きづらい頃だったので、きちんとお店でいい物を買うということの尊さが身にしみました。購入後も『リングはハンドクリームなどで汚れやすいので定期的にクリーニングに来てくださいね』とアフターケアも万全。Oさんはもちろんのこと、ほかの店員の方々からも一流のホスピタリティを感じ、フリーになって25年目のアニバーサリーの記念にもなり、忘れがたい経験です」　

profile
平 輝乃さん　ビューティエディター
貿易会社勤務、フリーマガジン編集の後、大阪の女性情報誌に在籍。1997年独立を機に東京に拠点を移し、フリーランスエディター・ライターとして活躍。雑誌や広告媒体などでスキンケア、フレグランステーマでの洗練されたページづくりに定評がある。

Instagram: @veronicark0428

人生をかけたコレクションに伴走してくれる理解者

結婚10周年の記念に時計を購入するべく、旦那さまとジュエラーのアポをとって訪れたのが＂担当さん＂との出会いだった大野さん。「担当の方についてもらう利点は、欲しいものを確実に手に入れられる安心感ですね。金額に関係なく、私はいつでも相談するようにしています」。普段はアパレルや美容関係の仕事に携わる大野さんにとって、ジュエリーは背伸びのしがいのある買い物なのだそう。年齢を重ねるごとに自分の歴史の一部になり、長くつき合えるからだ。「いまの担当の方は私の好みも熟知していますし、仕事の活動まで幅広くチェックしてくれています。仕事のときにはネックレスをしない、ダイヤモンドが好き、などの好みから分析して、新作入荷の案内や発表会、パーティへの案内をいただいています。時にはSNSで私が身につけていたのを見て、他メゾンのジュエリーと合うスタイリングの提案をしてくれます。落ち着いた空間で、プロの意見を聞きながら買うのってとても大事です。長い目で見て間違いのないコレクションを増やしていると実感しています」

profile
大野真理子さん　経営者・美容研究家
人気アパレルメーカーの経営者であり、趣味は皮膚管理。自身の美肌に加え、スキンケアや美容医療への豊富な知識から「皮膚の変態」としてSNSで話題に。
Instagram: @skinholictokyo