2024.10.15

【カルティエ】【ティファニー】【ブシュロン】など、100年物のジュエリー&腕時計

1/10
比類なきセンスで時代を切り拓き、自身の個性的な装いでも知られたジャンヌ・トゥーサン。「ラ パンテール」と呼ばれた彼女が打ち出した大胆なデザインは、時代を超えてカルティエのメゾンコードとして受け継がれてきた。高貴なオーラを放つ豹の美しさを、立体的な造形で表現したバングルが、手もとに唯一無二の存在感を添える。「パンテール ドゥ カルティエ」ブレスレット〈PG、ツァボライトガーネット、オニキス、ブラックラッカー〉¥3,656,400/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ)
2/10
花や植物といった自然界のモチーフを、写実的に表現したジュエリーを得意とするヴァン クリーフ&アーペル。ハートの形の花弁を持つロマンティックな二輪の花をかたどったリングは、まるでそよ風に吹かれたような軽やかな佇まいながら、惜しみなくあしらったダイヤモンドがドラマティックな輝きを演出する。スタイリングの主役にふさわしい、ステートメントピースだ。「フリヴォル」アントレ レ ドア リング〈WG、ダイヤモンド〉¥3,867,600/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク(ヴァン クリーフ&アーペル)
3/10
19世紀フランスを代表する俳優であったサラ・ベルナール演じる、ジュゼッペ・ベルディのオペラ『椿姫』に深く感銘を受けた若かりし頃のマドモアゼル シャネル。最愛の恋人との思い出の花でもあるカメリアを、生涯メゾンのシンボルとして大切にした。大輪のカメリアの花が耳もとで咲き誇るダイナミックなプロポーションのイヤリングは、垂れ下がるフリンジを取りはずすことができる2way。タイムレスなモチーフをモダンに昇華させている。「カメリア コレクション」イヤリング〈YG、ダイヤモンド〉¥5,357,000/シャネル
4/10
自然界から着想を得た抽象的な作品を数多く生み出し、20世紀を代表するジュエリーデザイナーとしてその名を轟かせたエルサ・ペレッティ。彼女が1970年代に生み出したティファニー不朽の名作。人間工学に基づき、手首にぴったりと寄り添うようデザインされている。見事に磨き上げられた地金の美しさを存分に堪能することができるセンセーショナルなクリエーションだ。「エルサ・ペレッティTM」スプリット カフ〈YG〉¥3,355,000/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー) ヴィンテージデニム¥44,000/ジャンティーク
5/10
ヴァンドーム広場に初めてブティックをオープンしたハイジュエラーとして知られるブシュロン。繊維業を営む家系に生まれた創業者フレデリック・ブシュロンの時代に生み出された革新的なクリエーションは、今なおイマジネーションの礎としてメゾンを支えている。風にそよぐ孔雀の羽根の優美な動きを捉えたリングに、メゾンの重厚な歴史とサヴォアフェールを垣間見る。「プリュム ドゥ パオン」リング〈WG、ダイヤモンド〉¥2,336,400(予定価格)/ブシュロン クライントサービス(ブシュロン) オブジェ¥8,800/ジャンティーク
6/10
エレガンスと実用性を兼ね備えたクラシックウォッチとして昨年デビュー。6時位置から放射線状に広がるライスグレインと呼ばれる模様とダイヤル外周のミニッツトラックの両側にも施されたギョーシェ装飾は、伝統的な切削工具を用いて彫られたもの。ダイヤルのデザインは、1931年に発表された「オイスター パーペチュアル」を再解釈。プラチナのケースにアリゲーターストラップと、フォーマルウォッチのお手本のような一本。時計「パーペチュアル 1908」〈39㎜径、Pt、自動巻き〉¥4,370, 300(予定価格、発売時期未定)/日本ロレックス(ロレックス)
7/10
微細なゴールドのコイルを織り合わせ、まるで布のようなしなやかさを表現した伝統的なミラネーゼブレスレットは、高い金細工技術を誇るピアジェのお家芸。ブレスレットには、スライドと同色のバックルを組み合わせることで快適な着用感を実現している。流れるようなラインでアシンメトリーに配した2本のラグには、グラデーション状にダイヤモンドをセットし、絢爛な輝きを際立たせている。時計「ライムライト ガラ」〈26㎜径、PG、ダイヤモンド、クォーツ〉¥5,104,000/ピアジェ コンタクトセンター(ピアジェ)
8/10
9/10
1875年創業の名門マニュファクチュール、オーデマ ピゲが1972年に生み出したマスターピース「ロイヤル オーク」。名前はイギリス海軍の軍艦「ロイヤル オーク号」に由来し、ひと目でそれとわかるアイコニックな八角形のベゼルは潜水夫のヘルメットをモチーフにしたといわれている。品のあるヘアラインと、ポリッシュ仕上げが世にも美しいコントラストを生み出している。時計「ロイヤル オーク」〈34㎜径、PG、自動巻き〉¥7,865,000/オーデマ ピゲ ジャパン(オーデマ ピゲ) グローブ¥18,700/ジャンティーク
10/10
ロレックスの創業者であるハンス・ウイルスドルフが1926年に設立したチューダー。イギリス海軍による北グリーンランド遠征探検の際に携行された探検時計をルーツに持ち、そこから70年後にあたる2022年に現在の形で発表した「レンジャー」は、夜光塗料が塗布されたアラビア数字のインデックスや矢印型の時針など、アーカイブスのデザインを踏襲しつつ、スイス公認クロノメーター認定を受けた高精度の自動巻きムーブメントを搭載した実力派モデル。時計「レンジャー」〈39㎜径、SS、自動巻き〉¥464,200/日本ロレックス / チューダー(チューダー)
FEATURE