ピアスと綴る幸福論
『蛇にピアス』でデビューして22年。ホールを開ける意味が変化した現在、小説家を幸福に導くピアッシングとは
ピアスと綴る幸福論
『蛇にピアス』でデビューして22年。ホールを開ける意味が変化した現在、小説家を幸福に導くピアッシングとは
信頼感のあるスタジオで相談しながらピアッシング
「ファーストピアスはアメリカでしたが、それ以降はいつも同じ東京のピアススタジオで開けています。そこはニードルで手際よく施術してくれるし、衛生的にもしっかりしていて、痛みも小さい。予約時に開けたい場所を伝えておき、来店したときにこの先どういう形にしていくかというような話をします。
たとえばフォワードヘリックスは三連にする人が多くて、その可能性を考えているならここに開けるけれど、一つだけならこのあたりがいいとか、ここは血管があるから少しずらそうとか、相談しながら決めていけるので、信頼しています。次に開けたい箇所は、以前肌のトラブルが起こってはずしてしまったへそピアス。再チャレンジしたいんです。」
1983年、東京都生まれ。2003年、『蛇にピアス』ですばる文学賞を受賞しデビュー。’04年に同作品で芥川賞を受賞。近著は『マザーアウトロウ』(U-NEXT)、エッセイ&掌編小説集『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』(朝日新聞出版)。
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