20代から50代まで。【木村多江】さんの人生に寄り添ってきた、ジュエリー&腕時計

俳優・木村多江さんが語る、時計とジュエリーに込めた人生の物語。20代で購入したディオールの腕時計、祖母から受け継いだパール、挑戦心を象徴する星のリングまで、時を超えて輝くアイテムとそのストーリーをチェック!

俳優・木村多江さんが語る、時計とジュエリーに込めた人生の物語。20代で購入したディオールの腕時計、祖母から受け継いだパール、挑戦心を象徴する星のリングまで、時を超えて輝くアイテムとそのストーリーをチェック!

俳優・木村多江さん 私物ジュエリーと時計

リブタートルニット¥116,000/マックスマーラ ジャパン(マックスマーラ)

ジュエリー・時計 履歴書
20代
働く大人の女性に憧れてディオールの腕時計を購入。
30代
引き続き、仕事に邁進する日々。所属事務所の20周年記念品としてジャガー・ルクルトのレベルソが贈られる。事務所名の刻印あり。
30代中頃
結婚する決意を込めて、ダイヤモンドのネックレスを購入する。
40代
40代は内面の豊かさを追求し、祖母から譲り受けたジュエリーを時々身につける。
50代
50代は挑戦し続ける強さと遊び心のバランスが必要だと実感。星のリングをプレイフルにまとう。

木村多江さんの愛用ジュエリー&時計

祖母から譲り受けたパールのコレクション

俳優・木村多江さん パールのネックレスとイヤリングとリング

1・2・3 祖母が大切に使っていたパールのコレクション。ネックレスとイヤリングは成人式に、リングは結婚する際に譲り受けた。家族との絆を感じる品々を大切にしている

デビアス フォーエバーマークのネックレス、BELLESIORAのダイヤモンドネックレス 

俳優・木村多江さん デビアス フォーエバーマークのネックレス、BELLESIORAの1連のダイヤモンドネックレス

4 結婚式には自分で手に入れたデビアス フォーエバーマークのネックレスを。ダイヤモンドの強い輝きに心惹かれた
5 今年、54歳の誕生日に購入したBELLESIORAの1連のダイヤモンドネックレス 

ディオールの腕時計、ジャガー・ルクルトのレベルソ

俳優・木村多江さん ディオールの腕時計、ジャガー・ルクルトのレベルソ

6 20代のときに初めて自分で購入したディオールの腕時計。もともとはピンクのストラップだったものを、好みのネイビーにつけ替えて愛用している
7 会社名「融合事務所」の文字が裏面に刻印された記念の時計。男性の多い事務所で、初の女性俳優として在籍したこともいい思い出に

星形のオープンリング、VAID ROMAのリング

俳優・木村多江さん 星形のオープンリング、VAID ROMAのリング

8 店頭でひと目惚れした星形のオープンリング。いつもなら選ばないデザインにも挑戦したい気分なのだとか
9・10 30代に仕事に邁進した自分へのご褒美として買ったVAID ROMAのリング。ボリュームのあるタイプはあまりつけてこなかったけれど、ジュエリーに背中を押してもらった気持ちになったそう

人生の節目ごとに自分の姿を見つめ直し、なりたい自分への憧れを込めて時計やジュエリーを手に入れてきたという俳優の木村多江さん。

「20代で初めて買った時計はディオール(6)でした。会社に勤めた経験はないのですが、周囲の働く友人たちが時計をしていて、大人の女性としてかっこいいなと思ったのがきっかけ。その頃の私はとても尖っていたので、丸いフェイスではなくて直線的なデザインを選びました。着る服もインテリアもとにかくクールでいたかった。当時はがむしゃらに走って、周りがどれだけ止めようが、壁にぶつかって大怪我するまで止まらない、みたいな自分がいたんです。30代になり、所属事務所設立20周年記念に社長からプレゼントされたのがジャガー・ルクルトのレベルソ(7)。これは人と人の出会いについて考えるきっかけになったものです。走り続けてきた自分を支えてくれた人たちがいるということに感謝し、これからは恩返しをしていきたいという気持ちが芽生えました」

30代の転機となったのは結婚。その時期もある決意をもって、ジュエリーを選んでいる。

「ボリュームのあるVAID ROMAのリング(10)を自分で買いました。それまでは細いリング(9)を好んでいたのですが、30代って自分の行動に責任が伴ってくる頃。そのプレッシャーに耐える力がないように感じていたのかも。このリングは強さをもって戦う気持ちを支えてくれたように思います。結婚を決めたときには自分だけではなく、家族に対しての責任を持ちたいと思い、デビアス フォーエバーマークのダイヤモンドのネックレス(4)を選んで、結婚式でも着用しました。今までと違うところにいく覚悟が決まった気がしましたね」

年齢や環境が変わっていくなかで、変わらずに憧れていたのは祖母の存在だった。

「40代はいろいろと衰えてくるし、50代になると女性の役者って、恋愛ものや母親役のオファーが落ち着くこともあり、仕事が減るんです。どうしても保守的になるときに、生き残るためには知性や挑戦し続ける気持ちが大切と気がつきました。ロールモデルになってくれたのは祖母です。80代後半になるまで、趣味を続け、新しいことに常に挑戦してきた人でした。彼女からは20歳のときにはパールのネックレス(1)とイヤリング(2)を、結婚したタイミングでリング(3)を譲り受けました。最近は誕生日のご褒美にBELLESIORAのネックレス(5)バーニーズ ニューヨークのインポートブランドの星のリング(8)を購入。遊び心を忘れずに、祖母のように挑戦心をもって人生に向き合っていこうという気持ちで楽しんでいます」

木村多江さんプロフィール画像
俳優木村多江さん

きむら たえ●1996年にドラマデビュー後ドラマ・映画・舞台等幅広く活躍する。Netflixシリーズ「忍びの家」に出演、映画『盤上の向日葵』が公開中。12月24日から『映画ラストマン-FIRST LOVE-』が公開、来年1月よりABCドラマ「50分間の恋人」が放映予定。

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