歴史あるハイジュエラーに新風を吹き込んだクレール・ショワンヌ。クリエーションに制限はなくどこまでも自由だ。宇宙から庭の草花まで着想源にしてしまう感性はどこから生まれるのだろう?
※この特集中、以下の表記は略号になります。YG(イエローゴールド)、WG(ホワイトゴールド)、PG(ピンクゴールド)
クレール・ショワンヌの作品を解き明かす4つのキーピース
クレール・ショワンヌが語る、 クリエーションへの情熱とこだわり
ブシュロンのクリエイティブディレクターに就任して以来、ハイジュエリーの枠を押し広げる数々の作品を発表。世界はクレール・ショワンヌの生み出すジュエリーに魅了されている。創造力の源はどこにあるのか? ジャーナリストの本間恵子さんが話を聞いた。
本間(以下H) 作品で見られる、これまでジュエリーに使われることのなかった素材やハイテク技法は、どういった観点で取り入れているのでしょうか?
ショワンヌ(以下S) まず、斬新であることがゴールではありません。それよりもジュエリーを見た人に感動と詩的な情緒を呼び起こし、「真のプレシャスとは何か」という疑問を投げかけたいのです。私はハイジュエリーを、ひとりの人とひとつの作品が出逢うラブストーリーのようなものだと考えています。メッセージを理解したとき、人は作品と恋に落ちてしまうものなんです。
H 素敵ですね。では、あなたの作品の着想源はどこから来ているのでしょうか?
S 毎年新たなハイジュエリーコレクションをデザインする前には、チームのメンバーとともに「インスピレーションの旅」に出かけています。テーマを決めたら、可能な限り自由であること、そして想像力豊かに、夢を思い描くということを大切にしています。インスピレーションは、どこからでも湧いてくるものです。私の場合、旅行や、映画、写真など、視覚的なものから刺激を受けます。大切なのは、こうした感覚をキャッチするために、常に世界に目を向けておくことですね。
H これまでにあなたが手がけた作品で印象的だったものはありますか?










