2023.11.30

【カルティエ】(CARTIER)の「トリニティ」のリング、ピアスとイヤリング4選|ともに人生を歩みたい名品を厳選

カルティエ(CARTIER)のリング、ピアスとイヤリングまとめ

SPUR.JPでは多くのブランドやアイテムの中から、皆さんにおすすめしたいとっておきの情報をご紹介してきました。このページではこれまでに公開した記事の中から、ひとつのテーマにフォーカス。


今回取り上げるのは
ブランド:カルティエ(CARTIER)
テーマ:リング、ピアスとイヤリング
です。

カルティエ「トリニティ」とは

歴史

トリニティのストーリーの始まりは、カルティエ創業者の孫にあたる、ルイ・カルティエが3連リングを生み出した1924年。タイムレスでありながら遊び心もあり、美しいラインが際立つデザイン。そのアイコニックなデザインで、数多くの著名人に愛されてきた。詩人のジャン・コクトーが「トリニティ」リングを小指に2つ重ねづけしていたのも有名な話。

デザイン

「トリニティ」は、愛、普遍性、創造性というカルティエの価値観を象徴している。3つの異なる色のゴールド(イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド)を用いた、3つのリングが絡み合うようなデザインが特徴。2024年に100周年を迎え、クッションシェイプやモジュール式の新デザインなど、絶えず進化を続ける革新力も魅力のひとつ。

バリエーション

カルティエ「トリニティ」コレクションは、3つのリングが絡まり合うデザインをベースにリング、ネックレス、ブレスレット、ピアスを展開している。トリニティリングは、SM、MM、LMの3つのサイズを展開するほか、100周年を記念してXLサイズが復刻した。さらに、ダイヤモンドやセラミックを用いた豊富なデザインバリエーションも魅力だ。

「トリニティ」の新作モデル

カルティエ 「トリニティ」ネックレス リング
(上から)「トリニティ」ネックレス〈WG、YG、PG〉¥544,500、同リング〈WG、YG、PG〉¥342,100 ©Cartier ©Maud Rémy Lonvis

ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念して、新作アイテムを発売。愛情、友情、そして忠誠を3色のゴールドで表現した3連リングは、1924年に誕生して以来、メゾンのアイコンジュエリーとして1世紀もの間愛され続けてきた。

Cartier  カルティエ トリニティ リング
(下)「トリニティ」リング〈WG、YG、PG〉¥605,000 ©Cartier ©Maud Rémy Lonvis

新デザインのアイテムは、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドからなる3色の色彩、無駄を削ぎ落としたラインや動きはそのままに、幾何学的なアプローチによる独創的なモデルをラインナップ。

Cariter カルティエ 「トリニティ」リング
(上)「トリニティ」リング〈WG、YG、PG、ダイヤモンド〉¥3,999,600 ©Cartier ©Maud Rémy Lonvis

これまでのモデルと同様、環がスムーズに重なり合うクッションシェイプのモデルでは、オールゴールドまたはダイヤモンドをパヴェセッティングしたリングに加え、ブレスレットとネックレスを展開。

Cariter カルティエ 「トリニティ」 ブレスレット
「トリニティ」ブレスレット〈WG、YG、PG、ダイヤモンド〉¥4,210,800 ©Cartier ©Maud Rémy Lonvis

熱狂的なファンを持つブレスレットのXLサイズが復刻。併せて、力強い存在感で「トリニティ」のタイムレスなモダニティを際立たせるXLサイズのリングも初登場した。

「トリニティ」の新作リング

「トリニティ」100周年の"四角い"リング

カルティエ Cartier リング
トリニティ クッション リング MM ¥342,100

「トリニティ」100周年に合わせて、エディターMATSUEは、新作のリングを購入!

3色のゴールドが織りなす究極のハーモニーを体現した不朽の名作・トリニティはもちろん知っていて、美しいなあ、と常々思ってはいたものの、一言で言えば縁がなかったんです。ですが半年ほど前、100年の節目で加わる「四角い」新作シリーズの登場を知った時には、そう来たか! と。カルティエというメゾンのアイコンであり、世界中で愛され続けてきたマスターピースをアレンジするのって、とても勇気がいると思うのですが、「納得できるものができなければ世には出さない」というクリエイティブ・ディレクター、マリー・ロール・セレードの気概の通り、新たな100年を予感させるパワフルなプロポーション。一口にスクエアといってもきっとさまざまデザインが想定されたはずで、あくまでトリニティシリーズとして息づいていくものとして試行錯誤を重ねたに違いないと思うのですが、私は非常にアリだな、と思っていました。

とはいえ何かの記念に、というわけでもなく、手に入れたのは平日の仕事帰り。なんなら、年甲斐もなく徹夜で仕事に打ち込み、ヘロヘロになっていたタイミングでしたが、試着した瞬間にぶわっと高揚感に包まれました。あともう一歩、頑張ろうと思わせてくれるような(ナチュラルハイ…?)。購入後はラッピングしてもらうのではなく、そのまま指につけてブティックを出ました。

「トリニティ」の新作ネックレス

「トリニティ」ネックレス

「トリニティ」ネックレス
「トリニティ」ネックレス〈WG、PG、YG〉¥1,755,600

サイズの異なるスクエア型の“クッションシェイプ”モチーフが複雑に絡み合う存在感抜群のデザイン。

「トリニティ」の人気イヤリング

「トリニティ」ピアス

カルティエ「トリニティ」ピアス
「トリニティ」ピアス〈WG、YG、PG、ダイヤモンド〉¥269,500/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) Studio Triple V © Cartier

アイコニックな「トリニティ」のリングがピアスとして登場。3カラーのゴールドと、それらを束ねるように煌めく一粒のダイヤモンドが横顔を華やかに演出してくれる。シーンを問わずに取り入れられる華奢なサイズ感も嬉しい。モードラバーならクラシックなソリテールリングではなく、控えめにダイヤモンドをあしらったデザインコンシャスなジュエリーで差をつけたい。

「トリニティ」イヤリング(ピアスタイプ)

カルティエ「トリニティ」イヤリング(ピアスタイプ)
「トリニティ」イヤリング(ピアスタイプ)〈WG、YG、PG〉¥218,900/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) 

エディターASADAが約20年前にパリのカルティエのショップで購入した、トリニティのイヤリング(ピアスタイプ)。

このさりげないサイズ感とデザインが、ネックレスなど他どんなアクセサリーとも相性がいい。加えて、冬ならではのタートルとか、マフラーの耳元にちょうどいいエレガンスが宿るんですよね。

 ホワイト、ピンク、イエローの3種のゴールドで構成されているトリニティシリーズは、1924年に誕生。ということは約100年もの年月を生き抜いたデザインということ。その事実に感服しながら、人生100年時代と言われる今、おばあちゃんになっても耳元を飾って、ともに人生を謳歌したいと思いました。

CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai シングルイヤリング

カルティエのCARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai シングルイヤリング
「CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai」シングルイヤリング〈WG、YG、PG〉¥355,300/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) *日本限定 Antoine Pividori © Cartier

sacaiのデザイナー兼ファウンダーである阿部千登勢さんとカルティエのクリエーションスタジオとの対話により、4年越しで完成したコレクションが「CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai」。ざっくり直訳すると“阿部千登勢のためのトリニティ”という意味になるが、その名が示す通り、阿部さんのパーソナルな思いが込められたコレクションだ。社会人になって初めて自分で買ったジュエリーが「トリニティ」だったというエピソードや、4年という長い時間をかけてじっくりと我が子を育てるように向き合った制作プロセスからも、デザイナーの深い愛を感じる。

「動きによって、かたちがどのように変わるかを探求した」という阿部さん。3つの色彩はそのままに、フォルムやカーブが変容したデザインを眺めていると、「トリニティ」リングに新たな命が吹き込まれて思い思いに躍動しているよう。例えば、3種のリングを連ねたシングルイヤリング。それぞれのリングは耳にフィットするように部分的にカットされていて、ひとつを耳に引っかけて3連でぶら下げたり、ふたつを耳にかけて残りのひとつはぶら下げたり、あるいはその逆にしてみたり。楽しみ方はマルチウェイ。360度違った表情を見せるsacaiの服のように、たったひとつのアイテムがさまざまな顔を持ち、自由な動きをもたらす。

「トリニティ」リング

【カルティエ】(CARTIER)の「トリの画像_10

色鮮やかなネイルとともにジュエリースタイルを楽しんでいるネイリストの小西優香さん。4年ほど前に結婚した際マリッジリングに選んだのは、カルティエのトリニティ。「ずっと一緒に時間を過ごしていくつもりで決めました。年齢を重ねた手にも合いそうだな、とイメージが出来たのが決め手に」。
ネイリストという職業柄、常に筆を持ち細かい作業が多いという小西さん。「“仕事の邪魔にならない指”が3本あって。そこに大振りなリングを着けたり、特徴的なデザインのリングをアクセントで持ってきたりするのが最近のこだわりです!」。シルバーとイエローゴールドとのミックス感が不思議とマッチするのも、トリニティが手元のアクセントになっているからのよう。
 
 

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