数年前からトレンドとして浮上し、今やジュエリー素材のスタンダードとして認知されたピンクゴールド。「肌馴染みが良く、フェミニン」だとして多くのジュエラーがこぞって取り入れたが、どっちつかずのニュートラルな色味は、目立ってなんぼのイエローゴールド派の琴線には触れなかった。
そんな中、あるセレクトショップのバイヤーがこんな話をしていた。曰く、昨今トレンドのヌードカラーのファッションに合わせて、ピンクゴールドの小ぶりなジュエリーを重ね付けするのがマイブームとのこと。一見無難に見えるニュートラルカラーを、同色でまとめた時のインパクトは周知の通り。ピンクゴールドはコンサバ、そんなバイアスを持っていた自分にとって、目から鱗が落ちるようなスタイリングアイデアだった。
カルティエの新たなアイコンジュエリー "クラッシュ ドゥ カルティエ" は、モードラバーにぴったりのピンクゴールドを使ったジュエリーが豊富に揃う。コレクションのテーマは二面性。マスキュリニティとフェミニニティ、そしてクラシックでありアヴァンギャルドな精神。エッジの効いたスタッズが並ぶジオメトリックなデザインは、まるでコンテンポラリーアートのオブジェのような存在感を放っている。
インパクトのあるモチーフを、ピンクゴールドで統一することでモダンにシフト。これぞモードなピンクゴールドのお手本といえるだろう。真夏のヌードカラーファッションに、ピンクゴールドの "クラッシュ ドゥ カルティエ" ネックレス。考えただけでワクワクするじゃないか。
カルティエ カスタマー サービスセンター
https://www.cartier.jp/
0120-301-757
art work: Tomohiro Muramatsu〈Sekikawa Office〉 text:Shunsuke Okabe still life photo courtesy of Maxime Govet © Cartier