忘年会シーズンがやって来た。誰に聞かれたわけでも無いが発表すると、私のカラオケの十八番はシャーリー・バッシーの “ダイヤモンドは永遠に”。部屋に入ったら、いの一番にデンモクを掴んで離さないタイプだ。
ブルガリの十八番といえば、真っ先に思い浮かぶのが “ビー・ゼロワン”。コロッセオの幾何学的な構造に着想を得たミニマルモダンなデザインは、1999年のデビュー以来世界中で知られ、ブルガリのクリエイションにおける不動のアイコンとしての地位を確立した。
このセンセーショナルなデビューから20年のアニバーサリーを迎えた今年は、“ビー・ゼロワン” にとって記念すべき年だ。定番のデザインに加え、アーカイブの復刻、故ザハ・ハディッドによる「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」コレクションなど、幅広いラインナップが登場した。
個性的な限定デザインにも惹かれるが、やはり定番の魅力も捨てがたい。ここはまず、オーソドックスなブレスレットから手に入れてみてはどうだろう。格調高いロゴのモチーフは、オープンワークで軽やかに。重ね着が増えるこの季節は、アウターの裾から覗かせたり、ニットの上から重ねるのもおすすめだ。
ブルガリ ジャパン
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03-6362-0100
art work: Tomohiro Muramatsu〈Sekikawa Office〉 text:Shunsuke Okabe