帯に短し襷に長し。これはジュエリーにも言えること。特にネックレスは、ちょうど良い長さで着けるのが意外に難しかったりする。冬物のニットと相性の良いロングネックレスは、春物のブラウスには長すぎたり。胸元の開いたシャツの中に合わせようとしても、ちょうど良い長さにモチーフが来なかったり。
そんな悩みを鮮やかに解決してくれるのが、Shiharaの “パッサージュ” コレクション。デザイナー、石原勇太が手がけるShiharaといえば、ジオメトリックなシルエットの個性的かつミニマルなジュエリーで知られている。
シンプリシティを極めた、バーモチーフが特徴的な “パッサージュ” ネックレス。バーの左右から通るチェーンは自在に長さを変えることができる、クレバーな構造だ。
バーのセンターには、控えめにあしらわれたダイヤモンド。スタイルを問わずオールマイティなデザインは、毎日のスタイルをぐっと洗練させてくれる。

シハラ ラボ
http://www.shihara.com/
03-3486-1922
art work: Tomohiro Muramatsu〈Sekikawa Office〉 text:Shunsuke Okabe