「こんな人、周りにいる!」と誰もが思う、あるあるネタを自身の動画で披露しているコットン きょんさん。SPUR.JPの連載では中堅エディター・えり子に扮し、読者のリアルなお悩みにお答え! 恋愛や仕事、人間関係まで、様々な相談にユニークな視点で切り込みます。
第37回は、滑舌が悪いことや、自分に自信が持てないことで仕事に影響が出てしまっているというミミさんのお悩み相談。今回、えり子はどのようにアドバイスするのか? 的確ながらユニークな名言をお見逃しなく。
きょん
お笑いコンビ「コットン」のボケ担当。
自身のYouTubeチャンネル『コットンきょんの人間観察ちゃんねる』では、様々な人間模様を個性的なキャラクターで表現し、人気を博している。
そんなきょんさんがお悩みに回答する本連載、SPUR編集部所属の中堅エディターえり子に扮して登場。えり子によるSPURエディターのファッションチェック動画はこちら!
▶【お悩み】あがり症な私。プレゼンで堂々と発言できるおまじないを教えて!
大学時代から滑舌が悪かった私。当時はイジられつつも、キャラとしてやり過ごしてきました。しかし社会人になり、会議やプレゼンで発表する機会が増える中で、元々のあがり症やシャイな性格、自分に自信が持てないこともあり、最悪の状態に。上司や同期からは「何言っているのかわからなかった」と指摘を受けてしまい、落ち込み、涙が出てきます。何かあがらないおまじないや格言をいただけたら嬉しいです!(ミミ 会社員)
▶ネガティブにならず、自分の長所にも目を向けて!
いや、これ私。わ・た・し! かつての自分のことのようです。滑舌がすっごく悪くて赤面症でした。今じゃありえないって言われるんだけどね。ミミさんと同じようにキャラを演じて乗り切ろうとしたけど、やっぱり辛かったな。私が滑舌の悪さの対策で教えてもらったのは、舌を出して筋肉を鍛える技。「ベーっ」て舌を出すの。効果があったかは、わからない(笑)。でもね、とにかく練習して緊張しないよう徹底してなんとか克服したから、根本的に治したいと思うなら努力するしかないと思います。何かがきっかけで、緊張せずにプレゼンが上手くいったら、その成功体験から克服できることもありますしね。
でも、それはあくまでひとつの提案。今はきっと、本当に気持ちが落ち込んでいる状態だと思うんです。どうしたらいいか、わからなくなってしまう。なんで私だけこんなに不幸せなんだろうって思ったりしませんか? そういうときこそ、ネガティブな気分が自分に向いてしまう。
そんなときに覚えておいてほしいことがあります。それは、自分にできないことをやり遂げている同僚を羨ましい、悔しいと思ってしまう反面、周りの人にはできなくて、あなただけが、できることもあるっていうこと。例えば、トークが上手い、交渉ができる、人前でも堂々とプレゼンができる。そんな人が周りにいても、めげちゃノンノン。でっかい仕事という枠の中で、まだ誰も成し遂げていないことに取り組んで、その中で自分だけの強みをゲッチュしてみて。企画書を誰よりもセンス良く作る、取引先が喜んでくれるようなメールを送る、コピー機のトラブルに誰よりも対応できる。どんな内容だっていいんです。自分の長所を見つけて、武器にしちゃえばこっちのもんです!