コットン・きょんさんがSPURエディターえり子になりきって、読者の切実なお悩みに答える連載「コットンきょんの愛とユーモアでお悩み解決!」。みなさんの幅広い悩みにドン!と向き合います。第65回は、同僚の立ち振る舞いに頭を抱えているという手羽先コウさんからの悩み。えり子はどう答える?
きょん
お笑いコンビ「コットン」のボケ担当。
自身のYouTubeチャンネル『コットンきょんの人間観察ちゃんねる』では、様々な人間模様を個性的なキャラクターで表現し、人気を博している。
そんなきょんさんがお悩みに回答する本連載、SPUR編集部所属の中堅エディターえり子に扮して登場。えり子によるSPURエディターのファッションチェック動画はこちら!
▶【お悩み】同僚の承認欲求が気になって仕方がない!
承認欲求の強い同僚が社内を仕切っており、ウンザリします。聞いてもないのに、しょうもない自慢話や友人関係について、一方的に話してきます。えり子さんならどのように対処しますか?(手羽先コウ・会社員)
▶自分の考えだけじゃなくて、ちょっと俯瞰して考えてみよう!
まず、相談者の方には映画『怪物』をおすすめしたいです。あれ、最初は「うわ、嫌なお母さんだな」って描かれ方なんだけど、視点が変わると「あ、お母さんってこういう気持ちだったんだ」って見え方が一気に変わるんですよ。現代のSNSとか、嘘か本当かわからない世の中に対してメッセージ性が強い作品で。ウザいと思う同僚がいる環境って、あなたの周りだけじゃなく、どこにでも必ずある。でも、それをそのまま受け取るんじゃなくて、一回視点を変えてあげるっていうのがえり子は大事だと思うんです。
もしかしたらその人にとっては一生懸命さの裏返しかもしれないし、承認欲求が強く見えるのも、理想が高くて目標を立てられるタイプってことかもしれない。そう考えると、逆に尊敬すべき部分でもあるかもしれないですよね。芸人の世界だと、賞レースのネタを外側から見て「面白い」「つまんない」って言うのは自由だけど、中に入ったことがない人は、その環境やネタのすごさがわからないじゃないですか。でもね、一度その世界に入って、逆に外に出てから眺めて見ると、見える景色って変わるんですよ。だから、その人との関わりも、一回俯瞰で見てみる、というのもアリかもしれません。これがまずひとつめのアドバイス。
それでも、本当に無理な人もいますよね。わがままで自分はなんでもできると思っていて、周囲に迷惑をかけて嫌われていたり、どうしても愛せない人。そういう人に対してはわたし、一生泳がせちゃいます。「すごい〜天才!」っておだてて、みんなが進んでいく方向と違う島へ泳がせる。年齢を重ねるほど引き返せなくなるから、気づいたら離島に行っちゃうんですよ。承認欲求が強い人って、結局、自分にとって都合のいい意見のほうを拾うからね。えり子は、ウザいがオモロいに変わっちゃうタイプ。ネガティブな言葉を口にしているとなんだか気が滅入っちゃうから、「ウザッ!」と思ったとしても言葉にしないで、とにかく「オモロ!」って吐き出し続けたほうがいい。4人ぐらいの、苦労を分け合って笑い飛ばせるグループができたら、酒のつまみにしちゃいなさい! その人の話だけで酒が進んで、おつまみ代は削減、ってね♪
