身近にいそうな会社の上司や学校の先輩など、個性豊かなキャラクターを演じるコットン・きょんさん。SPUR編集部のエディターえり子になりきって、読者の切実なお悩みにお答えするWEB連載「コットンきょんの愛とユーモアでお悩み解決！」は、第60回！ 恋愛や仕事、人間関係まで、幅広い悩みに対してユニークに向き合います。
今回は、久しぶりに同級生が集った同窓会についての相談。幹事をしてくれるのは嬉しいけど、ちょっと困ったことがあって……というほなかえるさんに、敏腕エディターえり子はどう答える？
きょん
お笑いコンビ「コットン」のボケ担当。
自身のYouTubeチャンネル『コットンきょんの人間観察ちゃんねる』では、様々な人間模様を個性的なキャラクターで表現し、人気を博している。
そんなきょんさんがお悩みに回答する本連載、SPUR編集部所属の中堅エディターえり子に扮して登場。えり子によるSPURエディターのファッションチェック動画はこちら！
▶【お悩み】久しぶりに参加した同窓会、開催場所なんだか変……！？
高校の同窓会に久々に誘われ、参加を決めたものの、開催地がまさかの都心から1時間半以上離れた場所でした。都内中心部の高校を卒業したのに、なぜそこで？とモヤモヤ。理由は幹事が「今住んでいる地元しか知らないから」。お店の検索が苦手とのことですが、高齢の先生が参加することもあり、さすがに遠すぎると感じてしまいました。幹事に感謝したい気持ちはもちろんあるのですが、誰も文句を言えない空気に。こんなとき、次の会のために一言何か言ってもいいものでしょうか？ なんと言えば角が立たないか、教えてください！（ほなかえるさん・会社員）
▶遠慮の連鎖でしんどくなる前に、自ら行動を！
いや～これは……幹事が帰りやすいとこ選んでない！？って、みんな思っちゃいますよね。担任の先生がその場所に住んでいるとかならまだしも、そうじゃないんですよね？ 「ネットが苦手だから〜」で選ばれたら、ちょっと困りますよね。
こういうときって、みんな言えないじゃないですか。「せっかくやってくれているし……」って。これこそ大人の社会、大人の我慢。でも、これは幹事の心得としては0点。だって、同窓会って本来は母校の近くがセオリーだし、集まりやすさを優先するのが基本だと私も思います。次の回のために言ってもいいかって？ いいに決まっています！ また同じ場所で開催されたら、参加率も下がってしまいそうですしね。
ただし、言い方がポイント。「〇〇さん、前回はありがとう！ 次は私が幹事やるよ～」って、軽やかに立候補しちゃうのがベストです。「前回はちょっと遠かったから、今回はみんなで集まりやすい場所にしよう」など、前回よりアクセスをよくしたいって、前向きな理由を添えるのが大人の配慮。次は都内で、って空気は誰かが作らなきゃ変わらない。勇気を持って動き出した人が、次の幹事を引き受けて、スマートに場所を決めてくれたら、みんなハッピーになると思いますよ！
