日用品からハイブランドのアイテムまで日々ポチポチ。とりわけ深夜1時のECサイトサーフィンで、ときめくままに勢い買いすることに至福を覚えている。
最近はめっきり推し活に夢中。着用アイテムが日本未上陸でも、ポチって解決! 誌面のスタイリングにもついつい推しと同じブランドをセレクトしがち。
東洋・西洋の枠を超えた占術研究家。オリジナルの占術である「オリエンタル占星術」が人気。ポチる行為を全肯定してくれる、全SPOの強い味方。
ライターU(以下U) もう年の瀬! 2022年もポチりにポチった一年でした。
スタイリストS(以下S) なに感慨にふけってるんですか!終わりは始まり。SPOに休みはありません。早速来年の〝ポチリスト〟を検討しないと。
水晶玉子(以下T) 素晴らしい心意気です! よいポチリをするためにも2023年という年を知りましょう。一言で言うと終わりと始まりが錯綜する年。まず3月7日には最後の星座である魚座に試練の星、土星が入ります。そこに海王星もあるのですが、この星の組み合わせのイメージは、失望や幻滅なんです。
U もしや不穏な雰囲気!?
T 心配ご無用! 隠されてきたものが世に出て落胆することがあっても、それを経て、古い価値観やシステムが終わるのです。2008年から権威や社会秩序を司る山羊座に破壊と再生の星、冥王星が入り、縦社会が崩れ始め、セクハラやパワハラに声を上げられるようにもなった。世の中の仕組みが変わってきましたよね。だから悪いことではないんです。
S そう思うと希望が持てますね!
T そして2023年の5月17日まで十二星座の最初の星座・牡羊座に幸運の星、木星がいます。だから〝始まるもの〟も多いんです。東洋占星術で言うと2023年は癸の卯の年。雨など水の雫が集まってきれいな流れを作るイメージです。混沌とした中から濾過をして、必要なものを抽出することがテーマに。葵は知恵の象徴なので小さなことも自分で考え、判断することが大切になります。続く2024年から新しいサイクルが始まるので2023年はその準備の年になりますね。
S めちゃくちゃ重要ですね!
T ちなみに3月24日には冥王星が水瓶座に一度移り、2024年に完全に移行。2025年には癒やしと幻想の星、海王星が牡羊座に、2026年には改革の星、天王星が双子座に、と大きな星の動きが続きます。この数年で世の中が一気に変化して、2020年に始まった「風の時代」を実感するようになると思いますよ。
U そんな激動の中をハッピーに生きるために私たちの得意技「ポチリ」で幸運を手繰り寄せる方法を教えてください!
T 了解です! では早速、2023年の開運キーワードを解説していきましょう。
心地よさを追求することが開運への近道に!
T まずお伝えしたいのは、年明けすぐの1月6日を逃す手はないということ。天赦日、一粒万倍日、最初の干支の甲子が重なるスーパー開運日はスタートにもってこい。買い物はもちろん、買っておいたものを使い始めるのもおすすめです。
S それだけで、すべてがラッキーアイテムになるんですか?
T はい! ちなみに来年木星が入る牡羊座の赤と、牡牛座の緑はラッキーカラー。そして牡羊座はスポーティと新しさ、牡牛座は心地よさというキーワードもあり、機能的な新素材もおすすめです。肌に直接触れるランジェリーも肌ざわりのよさが大切になりますね。
S シームレスなデザインがトレンドなのも星回りの影響なのかも!
T それで言うとお財布も。2018年から経済を表す牡牛座に改革の星、天王星がいるんです。その頃からキャッシュレスの流れがだいぶ進みましたよね。今ではスマートフォンももはやお財布!
U 確かに! 概念が変わっていますね。
T やはり快適であることが大切なので、流行っているから、開運だからとライフスタイルに合わないものを無理に使うのはNG。自分の生活を見直し、マッチするものを選んでください。
U 雨のイメージがある癸の卯の年は、自分で考えることが大切でしたよね。つまり吟味すること自体が開運行動に?
T その通りです。また雫から連想されるように小さなものが連続するモノグラムモチーフもいいですよ。牡羊座は頭、牡牛座は首を象徴するのでデコルテを飾るのもおすすめ。足先を象徴する魚座には伝統的なものやレザーを司る土星が入るので、クラシックなブーツも開運アイテムです。
S バッグはどんなものがいいですか?
T ガジェットが入るバックパックです。ある程度収納力があり、両手が空くものがいいですね。
U やはり快適さが大切なんですね。ここまでたくさんのキーワードを聞いてSPO熱も高まってまいりました!
T 加えて吉日に買えば、最強のラッキーアイテムに。仮に衝動買いでも、何年後かに「このために買ったんだな」と思う日が来ることがあるはず。つまりSPOは〝未来からの指令〟なんです。
S&U 水晶先生……! どこまでもついていきます!