じつは10年ほど前にしばらくウクレレを習っていたことがある私。当時はハワイ旅には必ずウクレレを持参。朝起きてはポロロン、夜寝る前にポロロン、と奏でていたものでした。本場で弾くウクレレはまた格別。あのウクレレ独特の音が、ハワイのゆる~~い空気にぴったりハマるんですよね。ハワイ気分をより満喫できます。
今回のハワイ島旅に久しぶりにウクレレを持参してみました。ちょっと荷物にはなったけれど、持っていってほんとうによかった! ハワイ島では、コナやワイコロアのホテルエリアは別として、だいたいの商店は夕方5時か6時には閉まってしまいます。街灯もあまりなく、日が暮れた途端、「夜だな~~」感満載。なので逆に日が昇ったらさっさと活動をはじめなきゃ、という気持ちになってきます。この島では、太陽とともに起きて太陽とともに眠る、地球のリズムに合わせた暮らしに自然となってくるんだな~と。そんな暮らしに、ウクレレはなんだかぴったりなんですね。
ホテルの庭の濃すぎるグリーンに囲まれて、風を感じながらゆったり奏でてみたり、夜、ホテルの部屋でのんびりつま弾いていて、ふと外の雨の気配に気づいたり。テレビをつけずにウクレレと過ごす夜は、自然がとても”近い”ハワイ、を実感できます。ローカルのファミリーがビーチで演奏していたのも素敵だったな~。ひとりっぷハワイに最適なタビトモはウクレレだったのか、と今更ながら悟りました。次回もきっと連れていきます!
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。