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ハワイアン航空のプレミアムキャビン(客室)は、ブラウンがベースカラー。アクセントにブルーが使われています。ブラウンは大地の茶色、ブルーは空の青をイメージしたものだそう。そんな発想もハワイのエアラインならでは。
背もたれ部分のレザーパイピングやよく見るとステッチが水色なのも、さりげなくオシャレ配色かつナチュラルムードです。
シートの外郭も美しいカーブを描いています。こちらは、ハワイの海の波を表現しているそう。だからブルーなのかー!と色使いにも納得。癒やされデザインなだけではなく、圧迫感もないのが特徴です。
そしてプレミアムキャビンのバックボード、普段はブルーなのですが、なあんと!暗くなると、星が浮かび上がるんです! ただの星じゃありません。ちゃんと星座なんですよー!これにはかなり感動。光ファイバーで投射されていて、かすかに瞬きも! って、これはもはや機内プラネタリウム!?
手動で上げ下げできるシート間の間仕切りの柄は、ハワイの熱帯雨林と天然木にインスパイアされたもの。半透明ボードにこの柄があるおかげで、圧迫感なくプライベート空間を作れます。
ハワイ(ホノルル・コナ)〜日本(羽田・成田・関空)間に就航している機材エアバスA330の機内デザインは、主要部分からさりげないディテールにいたるまで、ハワイの自然環境から着想を得て、地球、海、ビーチ、天然素材を基調とした自然を感じられるものになっているんですね。デザインキャビンなのにあたたかみがあってリラックスできるのは、だからなのかー、とこれまた納得。(*この機材は2018年2月からホノルル〜札幌新千歳線にも導入予定)
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。