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ハワイアン航空のホノルル→羽田機内(ビジネスクラス)にて。離陸してほどなくディナーのサービスが。洋食のメニューは三択。どれもおいしそうで迷った末に選んだのが『ベジタブルナポレオン、スパイス マッシュド パンプキンとトマトソースと共に』。パンプキンがキメ手でチョイス(ひとりっPはかぼちゃ好き)。ナポレオンとは野菜を重ね焼きしたものだそう。で、サーブされたのがこちら。
これが、びっくりのおいしさ! いや、おいしい機内食に出会ったことは何回もあります。が、なにが違うって、とにかく”フレッシュ”なんです。ハワイアン航空の機内食は保存料、着色料、化学調味料などいっさい無添加のナチュラル仕様(そんな機内食、ほかに聞いたことありません)。だからこその、この味か!とナットク。まるでホノルルのレストランでいただいている気になっていました途中から(まじです)。 野菜は新鮮だし、トマトソースもスーパーフレッシュ。さらには。ナポレオンには、ナス、ズッキーニ、マッシュかぼちゃと、なんとケールが。「え? これってケール!? だよね???」。ひゃ〜〜!機内食にケール!ケールですよ(ひとりっPはケール好き)! 機内食で玄米出されたくらいに衝撃受けました(ひとりっPは玄米派)。そんなエアライン聞いたことありません。マッシュかぼちゃもさりげなくエスニックな風味で、あなどれない仕事っぷり!「このシェフ、何者!?」とあわててメニューシートをよくよく見たら、ホノルル→羽田便のメニューをビジネス、エコノミーとも監修しているのはチャイ・チャオワサリー氏。カカアコにある超人気パシフィックリムレストラン『シェフ・チャイ』のエグゼクティブ・シェフだそう。むう〜〜ぬかった! 今回行ってない! 次回のハワイでは絶対行く! と食べながら誓う自分。ちなみに、添えられてるパンも、ふっかふかで温められていて、むちゃくちゃ美味でした。
こちら、羽田到着前に出てきた軽食です。もちっとしたトルティーヤ生地(このもちっと感はかなり高度ですよ〜〜)の中には伸び〜るモッツァレラチーズ(たぶん)たっぷり、チキンとベーコンが少々。これもまたおいしすぎる〜〜〜! 添えられてるのは酢漬けのキャベツ、っていう組み合わせのセンスにも感心。ただおいしいだけじゃない、味付けや食材の組み合わせにちょっとした意外性があるのが、食べて感動するメニューの条件だと思っているんですが、機内食でそこまでのものってなかなかありません。そういう意味で今回のフライトの機内食は間違いなく、ひとりっPの400回以上のひとりっぷ経験の中でピカイチ印象に残った機内食でした。
そしてこちら。わかりますか? グラスになんと大好きなプアラニちゃん。おなじみハワイアン航空のキャラクターです。プアラニファンなので、ひそかにひとりでニヤニヤしてしまいました。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。