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ハワイリピーターの間で人気の高いホノルル美術館。
緑の濃いダウンタウンの一角にあります。
こちらで有名なのが、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなどが飾られた印象派の部屋。ハワイで印象派鑑賞、というのが意外にもしっくりきます。両方の”癒やしのムード”がシンクロするからでしょうか? リピーターが多いのにもナットクです。しかもなんとこの部屋、主要作品には日本語の解説がついています。さすが日本人に人気の印象派!
この美術館内でわたしがいちばん気に入っているのが、こちら。ジョージア・オキーフがマウイ島を描いた作品です。パイナップルで有名なドール社がオキーフにオーダー、実際にハワイにやってきて描いたそうですが、ちょっとしたすったもんだの末の作品だそう。てな説明は、日本語ガイドツアー(無料です)で教えてもらいました。日本語ツアー、おすすめします。
キュービズムルーム。ピカソ、キリコなどの作品が展示されています。
こちらは期間限定の企画展示室。世界各地のマントを展示していました。エスニック好きのひとりっP、興味津々!
館内の中庭。地中海スタイルでむちゃくちゃ気持ちのいい空間です。花が咲いている木はなんとオリーブだそう! オリーブの花、初めて見ました!
この美術館のマストが館内のレストラン。オープンエアで気持ちのいい空間で、ヘルシーなランチが楽しめます。
そばサラダ。海外ではわりとメジャーなのに、どうして日本ではないんだろう、といっつも思う、私の好物です。ドレッシングは醤油ベースでした。
レストランのみの利用も可能(もちろん美術館の入場料は不要)なので、ランチタイムには近隣のオフィス街で働く人たちでにぎわいます。というわけで、美術館へは午前中に行き、まずレストランを予約、そののちじっくり作品鑑賞、ランチののち再び作品鑑賞、というのが私のおすすめパターン。意外に広い美術館なので、じっくり見て回ると3~4時間はすぐなんですよ~。
充実のミュージアムショップもおすすめです。ビショップ・ミュージアムと同じく、ニイハウ島でしか採れないプカシェルを使ったアクセサリーが揃っています。グッズ好きなひとりっPとしては、ホノルル美術館=HoMAのロゴ入りグッズがもっとあるといいのになあ~と熱烈希望!
オアフ島はハワイ州の中心なので、アートやカルチャー施設が充実しています。施設の周りの環境も含めての素敵なアート体験ができるなあ~と今回しみじみ。「自然の濃いハワイでアート」← いかがですか~?
900 S Beretania St., Honolulu
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。