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小さすぎず、大きすぎず、で適度なサイズのカイルアタウン。この街へのステイを考えたとき、「シェアライドカーやThe Bus利用もできるけど、もしかして自転車があれば十分なのでは?」と気づき、調べたら何軒もレンタサイクルショップがあるとわかりました。しかも、ステイするAirbnb先から徒歩3分のところにも1軒あると判明。
到着翌日から早速レンタル。料金は2泊3日で40ドル。実質48時間だったので2日料金にしてくれました(残念ながらカイルアにはbikiがありません)。
自転車、借りて大正解!でした。滞在先はカイルアビーチから徒歩5分だったのですが、ホールフーズやダウン・トゥ・アース、レストランが入っているショッピングモールまでは歩くと20分。ちょっと遠いです。が、自転車なら5分でGO!これはかなりの稼働力!自転車のおかげで、カイルアの中心部はほぼ自由自在に動き回れました。ラニカイビーチへも徒歩なら25分ですが、自転車なら10分かかりません。すばらしい〜〜〜!ランチにもディナーにも、自転車で出かけました。
もともと観光客にレンタサイクルが人気で、サイクリストも多いカイルアタウンでは、自転車レーン表記のある道路も多いです。
ステイ先もホテルではないので、夜間停める場所にも困りません。
そして、カイルアにある大型量販店『TARGET』で自転車を買っている観光客を見かけて、そうか!と。『TARGET』ではいちばん安いビーチクルーザーがなんと117ドル。確かに1週間以上の滞在なら買ったほうが安上がりです。帰国時は、救世軍(カイルアにもあります)に寄付すればOK。(※アメリカにも自転車の防犯登録制度があるそうなので、詳しくは購入時に確認を)
ちなみに、自転車のかごに貴重品入りのバッグを入れての移動は厳禁です。比較的治安のいいカイルア地区ですが、観光客を狙った自転車かごからのひったくり事件も起きているので、必ずバッグはバックパックを。そして、借りてみてびっくり。なんと自転車にライトが付いていないんです。が、いざというときのためにヘッドランプを持参していた山ガール(あくまで”ガール”)のひとりっP、慌てず騒がずヘッドランプを装着、夜間走行しました。カイルアはワイキキに比べて街灯が少なく、夜道はかなり暗いのと、車のドライバーに自転車に気づいてもらうためにも、ライトは必携です。ステイ中に夜間走行する方はぜひ。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。