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オアフ島在住の人から、ノースショアに超おいしいタイレストランがある、と教えてもらったのは2016年。その直後のハワイ旅で早速出かけたのですが、お店に着いてみたら長蛇の列!!「ぎゃ〜〜! これは無理!」(*ひとりっPは並ぶのが大嫌い)とそのときは諦めて別のレストラン(しかもタイ料理!ノースショアにはプチタイレストランブームが来ているようです)に出かけてしまいました。そして今回、リベンジじゃあ〜〜〜! と、在住の友人を誘って出かけたのがこちら『Opal Thai』(オパール・タイ)。
もともとはフード・トラックからスタート、人気が出てハレイワにお店を構えたという『Opal Thai』。この日も先客が10人以上並んでいましたが、「今回はなんとしても食べる!」と決意していたので、素直に並びました。見ているとひとり客もたまにいて、しかも、ひとりだとテーブルが空くのが早いので、グループ客より先に案内されています ← ”ひとりっぷ”あるあるですね。「なんだ。前回も勇気を持って並べばよかった!」と反省。30分くらいは並ぶのかもなあ〜と覚悟していたのですが、意外に15分くらいで入れました。
こちらのレストラン、じつはとってもユニーク。一応メニューはあるんですが、オーダーは店主のOpel氏が、それぞれのお客に「苦手なものはある?辛いのは大丈夫?」とだけ聞いて、あとはなんとおまかせ!!なんですよ!! 彼がメニューをチョイスするんです。「ないですー。でも辛さは控えめでお願いします!」と答えて待つこと10分ほどで出てきた1品めがこちら。なんだ?と思ったら、タイ風炒め物の下にあったのはなんと点心でおなじみの大根餅!!「えーーーっ!?タイって大根餅あったっけ??」。食べてみると、タイ風の炒め物と一緒に食べる大根餅がびっくりするくらいおいしい!! 香港に150回出かけている私ですが、なんとハワイで大根餅の新たなる魅力発見です。こちらのお店の料理は、ベーシックなタイ料理にちょっとだけアレンジが加えられているんですね。とにかく味のセンスがいい! どのメニューにも「あれ!?」っていう意外性があるんです。しかもおいしい。これは、オアフ島ナンバー1のタイレストランでしょう! とひとりっPから認定させていただきます!
こちらは豚肉の串焼き。添えられているビネガーソースとのハーモニーがすばらしい〜〜!!
こちらのカオパット(焼き飯)、お米がパラパラでふわふわで噛み締めるとじゅわっと旨味が〜〜! なんですが、これまたサプライズな味付けが。なんと、ほんのうっすらカレー風味!なんです!!隠し味的に。 「カオパットにカレー!! こんなの初めて食べた!!」と、タイには40回以上出かけている私も大感動。そして、どのテーブルにも同じメニューを出しているのかも? と回りを見渡してみたら、「違うメニュー食べてる!!」← というわけで、どうやらOpel 氏がお客を見て(インスピレーションで?)判断しているらしい、という噂は本当な様子です。
こちら、店主の Opel氏( Opalではないんですね〜)。並んでいるお客をさばくのも彼。なんとウエイティングリストがありません! すべて彼の脳内コントロール!! カメラを向けたらこんな表情になりましたが、本当は気さくで、でもかなり個性的なキャラクターの持ち主です。このお店、味が絶品なのはもちろん、このOpel 氏のキャラクターも絶対に人気の秘密ですね。思わずチップをはずんじゃうくらい。ひとり客も意外にちょこちょこいるので、ひとりっぱーさんにもおすすめします! ちなみにメニューにデザートはありません。
【重要インフォメーション!】じつは、この訪問の直後、2017年10月12日に移転しています。場所はなんとダウンタウン!!(※アドレスは下記) そう、ワイキキからは俄然行きやすくなっています!!ブラボー!! (が、このニュースをこのとき店内で知った常連らしい地元客は嘆いてました ← 気持ち、わかる!)。 『 Opal Thai 』、一度体験したら絶対やみつきになりますよ〜〜。ダウンタウン移転で、私のオアフでのマストアドレスに決定です〜〜! 次はランチで行くぞ〜〜〜!
1030 Smith St., Honolulu
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。