油断大敵! 南国の台風をナメてはいけません。
ホテルの目の前。
じつは台湾で台風に遭遇するのは今回で4回目(50回以上台湾に行ってるので、そんなものでしょう)。初めて遭遇したときは、正直、ナメてました。台風接近といわれてるのに、まったく意に介さず外出、ホテル近くのカラオケBOX(24時間営業)へ。さんざ歌って夜中に店の外に出てびっくり! 風が! 強い! その強さがハンパない! そして「ガッシャーーーン!!!」え!?? と振り向くと、いろんなものが飛んでくる、降ってくる!!! やばい!と身の危険を感じ、あわてて走ってホテルへ駆け戻った、ということがあって以来、台湾の台風を東京と同じと思ってはいかん、と認識しています。
今回も超大型台風接近の中、なんとか夕食までは食べたものの、だんだん風雨が強まってきたので、シメのデザート店へ行くのはあきらめて大人しくホテルへ帰りました。夜半にはゴーゴー鳴り響く暴風雨に。翌朝もまだ暴風雨。窓の外は激しい雨で真っ白。なんもみえねえ状態。車もほとんど走ってません。結局午前中いっぱい大人しくホテルの部屋にステイ(という名のダラ寝)。ようやく12時すぎに外出してみたら、街中はすんごいことになってました。なんでも台北市内で倒れた木の数4,000本とか。昨夜早めにホテルに戻ってほんと正解だった、と改めて実感。いや~~南国の台風はハンパないです。
看板も落っこちてます。
道が完全にふさがれてました。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。