あまり語られることがない、気がしてるんですが、ドバイのビーチってじつはかなりキレイなのをご存知ですか? とはいえ、ビーチによって差はあり、いくつかのビーチをパトロールしてみた結果、中でもトップクラスにきれいなビーチはジュメイラビーチという結論に達してます、今のところ。ビーチへたどり着いてびっくり!のパウダークリアブルーの水! なんで誰も教えてくれないのーーーっ!??と大コーフン!!
砂も、天然ではない、らしいですが、白くてキレイです。ジュメイラビーチはわりと波のあるビーチで、のんびり泳ぐタイプではないのがちょっと残念。というわけで、サーフィンしてる人もいます。ドバイでサーフィン!!ちょっとアタマになかったので新鮮です。ボードのレンタルサービスもありました。泳いでるのはおそらく観光客か、欧米人が大半です。以前はパブリックビーチでカメラを構えてると監視員から注意されたのですが(公共ビーチは撮影禁止でした。イスラムの国で女性の水辺の様子などを撮影するのはNGだったので)、今回はビーチにいる人々はスマホやらなんやらで撮影しまくりOKでした。ここは観光客が大半だからかと。
ジュメイラビーチからは7ツ星ホテルと呼ばれるバージ・アル・アラブが望めます。バージの向こう側のビーチは、立ち並ぶホテルの完全プライベートビーチなので、一般的なバージ・アル・アラブビューなビーチといえばここです。
ジュメイラビーチの砂。
ジュメイラビーチへは、ジュメイラビーチロード沿いを走るバス=8番バスで行きました。じつは、ライムツリーカフェで朝食を食べたあと、目の前を走るバスに乗って移動。このコース、おすすめです! そして、ドバイのバス停、小さい標識だけのこともありますが、こんな冷房完備なハイバー型も。さすがです!
バス内は前方3分の1くらいが女性&子供専用スペースになっていて快適です。ちなみに運賃は現金払い不可。チャージ式プリペイドカード(メトロ&バス共通)のみ受け付けなので、事前にドバイメトロの駅などで購入しておく必要があります。
さて、こちらはマリーナビーチ。内海なので波はほとんどありませんが、やはり透明度は落ちる感じ。ビーチ沿いにショップやレストラン、カフェがずらーり!なエリアなので、1日中いられます。ただ、人も多くにぎやかで、のんびり感は少ないですね。
埋め立て人工アイランド、有名なヤシの木型をしたパームアイランド内のホテルのビーチ。こちらはかなりの内海なので波はまったくなく、水もブルーというよりはグリーンがかってます。ただ、のんびりリラックスできる感は、ホテルのプライベートビーチがいちばんですね。同じパームアイランドでも、外海に面した先端付近のビーチはもっとキレイなのかもしれません。
そして、真夏の気温が50度以上にもなる(ひとりっP調べ)ドバイのビーチ。8月に気温55度(ひとりっP調べ)の中ビーチに入ったら、内海だったせいもあり、水はぬるま湯に近く、泳いでると暑くてのぼせそうに。早々に引き上げてしまいました。逆に2月のビーチは、気温も16~25度程度で水温も低く(たぶん20度程度?)、泳ぐには勇気が必要でした。ドバイは砂漠の国だからって決して常夏ではないんですよー。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。