なんでも世界一が大好きなドバイには、規模世界一といわれるショッピングモール「ドバイモール」があります。出店店舗数なんと1200!!はっきり言って1日では回りきれません。にもかかわらず、現在さらなる増床工事中!!って、いったいどんだけ目指してるの~~~!??? な、スーパーメガモール。もともとモールが大好きな自分ですが(モール愛好歴30年!)、ドバイモールがMY BEST MALL IN THE WORLD!と断言させていただきます!
ドバイモールがマイベストな理由を挙げさせていただくと、、、まず、ラグジュアリーブランドからカジュアルブランドまで、ショップのバリエーションがハンパないんです。さすが1200店!しかも、ドバイという立地からだと思われますが、アメリカ、フランス、イギリス、などなど、あ、もちろんアラブの店も含め、世界中のブランド&ショップがここに集結してるんですよ!!そんなモール、世界中探してもここしかありません!モールのアラウンド・ザ・ワールドがここ1ケ所でできちゃうんですよーー!(日本ブランドだと、紀伊国屋書店とヨックモックが出店してます)
こちらはルイ・ヴィトン。ちなみに、ドバイ限定アイテムというのも、各ストアにはちょいちょいあります。以前プラダのショップで「あれ???こんなペタンコミュール、あったっけ・・・???」と、棚一面のエキゾチックレザーにビジュー付きのサンダルコレクションを見て、最初は「???」。が、すぐに「・・・あっ!!!これ、中東限定だ!!!」と気づきました。ドバイ女性はほぼ全員黒いアバヤを羽織っているのですが、足元はサンダルがポピュラーなんですね。なので、彼女たち向けのアイテムとしてペタンコミュールがラインナップされていたという。
2年くらい前にできた、靴に特化した店が並ぶLEVEL Shoe Districtという一角もはずせません。ラグジュアリーブランドごとの、それぞれの靴だけの店がズラーッと。そんなん、これまた世界中探してもここだけでは!? 見て回るだけでも超満足です!
そして、ワタシが愛してやまないヴィクトリアーズ・シークレットもあるんですよ~~!! この店が貴重なのは、下着もフルコレクション揃っているということ! ヴィクシーは香港、シンガポールや日本の羽田空港免税エリアなどにも出店していますが、じつはコスメラインが主で、ランジェリーは申し訳程度にショーツが少々という状況。その点ドバイ店では、主要アイテムはほぼすべて扱ってます。本国よりは値段がアップしてますが、日本から通販した場合の諸経費込み価格と大差ないので、そこは許容範囲かと。
カジュアルブランドも、H&MやZARAはもとより、日本未上陸のイギリス発Miss Selfridgeやフランス発Promodなども揃ってるのが素晴らしいです。あとはユニクロが入ってくれると完璧なんですが。デパートは、ブルーミングデールズ(米)とギャラリーラファイエット(仏)が入店。ブルーミーは3フロア展開で、ハイブランドからセレクトショップ的カジュアルブランドまで、バランスよくラインナップ。要チェックです。
飲食店ももちろんあれこれ入店。大好きな中近東料理レストランは複数あり、毎回どこで食べようか迷ってしまいます。そしてドバイならではなのが、カフェ&スイーツショップの充実ぶり!イスラム教では飲酒が禁じられているので、ドバイ男性は甘いものが大好き。男性ばかり複数でうれしそうにパフェやケーキを食べている姿、この国ではまじポピュラーです。日本未上陸のイギリス系、フランス系カフェも多く(ただし、入れ替わりも頻繁)、これまたまさにアラウンド・ザ・ワールド状態!こちらはカフェ・アンジェリーナです。ほんとに男性客が多い!そして、もっとも重要なポイント→ひとりっP認定アラブ3大スイーツのストアが3軒すべて揃うのは、ドバイにモールは数あれども、ここドバイモールだけ!なんです。
そしてそして、イギリスのオーガニック系スーパーマーケットWaitrose(ウエイトローズ)が入っているのも、自分的には高得点! ウエイトローズはオリジナル製品のパッケージがシャレてるんですよね~~。こちらはシリアル。
ウエイトローズのオリジナルは一部は香港の高級スーパーGREATやFUSIONでも売られていますが、やはりこちらのほうが断然豊富な品揃え!しかもロンドンからの距離的な問題によるものか、香港よりドバイのほうが価格が安いです。
サワークリームやヨーグルトもオシャレです。
もう1店、イタリアのスローフード食材店EATALY(イータリー)も出店してます。飲食スペースもあり。ファッション系のショップが閉まったあともオープンしているので、最後の最後に駆け込みで立ち寄ることが多いです。
そしてそして、ドバイモールが素晴らしいのは、ドバイの週末にあたる木~土曜はなんと深夜0時まで(飲食店は1時まで)営業してること!! しかもラマダン中や真夏などはすべての店が深夜1時までオープンなんです!!VIVA! おそらく世界でもっとも夜中までシャネルが買える場所じゃないでしょうか。上のイータリーも、これで日曜の深夜0時近くの光景です。ドバイ人って間違いなく宵っ張りです(日中暑いから???)。
ドバイモールのすぐ脇には、大大大好きで、見ると写真を撮らずにはいられない世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファや、そのふもとにある、スケールでかっ!&何度見ても飽きない噴水ショーを見せてくれるドバイファウンテンなどがあり、買い物だけじゃないあれやこれやも充実。1日では回りきれないってこともあり、ドバイ滞在中は毎日通ってしまいます。広過ぎて、自分がどこにいるのかがわからなくなるのが難点でしょうか。が、最近はさすがにようやくモールの構造を把握、効率的に動けるようになってきました(ちょっと自慢)。
おまけの画像。今年の旧正月の際のドバイモールの広告グラフィック。これ、秀逸だと思いませんか~~??なにかグッズを作って販売してほしかったくらいです。これをプリントしたエコバッグとかとか~~~。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。