さて。爆買い予定だったストーンタウン滞在日が日曜&レイバーデイで商店の半分以上が休みという予想外の事態ではありましたが、なんだかんだでバイイングをサクレツさせてしまいました。プチ(?)爆買いアイテムをご紹介。まずは、ザンジバルメイドの布KANGA(カンガ)。素朴ながらもいかにもアフリカンな色と柄が魅力的で、じつは布マニアな自分、行く前から絶対にこれを爆買いする!!!!とココロに誓ってました。現地の女性はこれを日常的にまとっている、立派な”衣服”。基本的に上下2枚分で売っているのですが、上下で違うカンガを組み合わせている人も多かったです。それもまた素敵で、カンガスナップしたかったですねえ~~。
休みの店多数ではありましたが、カンガはある意味ベーシックなアイテムなので、そこそこいろんな店で売っていて、「ぎゃーー!!かわいいーーー!!!」と叫びつつ、気に入った柄を片っ端からバイイング。開いていたお店の中で、いろいろ充実していて定価販売かつ良心価格でいいぞ!と思った土産物店はMemories of Zanzibar。メインストリートのkenyattaロード沿いにあります。その他土産物店や個人商店などあちこちで売られていますが、相場はだいたい上下セットで6~7ドルな模様でした。
フルーツモチーフもちょいちょいあってたまらないかわいさなんですよ~~!
こちら、ちょっと珍しいティー&コーヒーポット柄。エキゾチック~!
素直にかわいい花柄。
小花×ブラウン・オレンジ。
現地女性はこんな感じでカンガを着用してます(ザンジバルはイスラムの島なんです)。
カンガ布を使ったトップスも。
こんなカンガ101通り本「KANGA:101 USES」も発見! 買ってしまいました。カンガの歴史なども解説されてます。ちなみにカンガ、なにやら強力に糊付けされてます。1度や2度洗ったくらいでは落ちない。現地女性を見てるとかなり布がくったりしてるので、使い込むとノリが落ちる、っぽいです。あ、色落ちもかなり激しいです。お洗濯の際はご注意!
さて、もうひとつ気になってバイイングしたのがこのKIKOI。解説によると、もともとはザンジバルの男性が腰に巻いていた布だそう。ストールにしたり、インテリアにしたり、いろいろ使えそうです。
ザンジバルメイドのアロマソープ。
沖縄本島ほどの大きさのザンジバルは、島内あちこちにリゾートタウンが点在しているんですが、事前の読みどおり、というか、読み以下でしたが、リゾートでは土産物店はまったく充実していません。品揃えもまったくイマイチ。というか、リゾートのある村はおしなべてかなりの田舎なんですね。ビーチ沿いにホテルやバンガローはあるけれど、村そのものはあまり観光地化されてない感じ。今までに行った数々のリゾートと比べても、なかなか興味深い独特の展開の仕方の島でした。というわけで、あれこれ買うならストーンタウン!です。が、リゾートに行ってみてわかったんですが、じつはザンジバルには意外にもマサイ族の人々が結構いて、最初はなんで???と思ったんですが、彼らはマサイの民芸品を観光客向けに売っているんですね。ザンジバル人によると、ザンジバルのほうがマサイの村よりもずっと観光が盛んなので、マサイ人が移り住んでるそう。私が滞在したヌングイ村でも、ホテルとホテルの間にある路地2ケ所が通称「マサイマーケット」と呼ばれるマサイの民芸品市場になっていて、マサイグッズが売られていました。そこでちょこっとバイイングしたのがこちら。プーマ付き木彫りの皿です。
こちらも木彫りのキリン&シマウマ。ちなみに、言い値は結構ふっかけてきます。半額くらいからスタートして全然OKな感じです。でもって帰りにダルエスサラーム空港の土産物店で同じものが売られていたので値段チェックしましたが、当然ながら、はるかに高値がついてました。
こちらがマサイマーケット。
マサイの人は遠目に見てもすぐわかる、手足が長くてすら~~~っとしたモデル体型の持ち主ばかり! 身につけてる布や装飾品も素敵で、マサイスナップしたい~~!とマジで思いました。
そして、タンザニアといえば。そう!タンザナイト!! は~~るか昔、その石の存在を知たときから、ダンザニアの名前を取ってのタンザナイトかあ~~、タンザニアでしか採れない石かあ~~~と気になってました(ちなみに名づけたのはティファニー社なんですよ~)。で、行くからにはちょっと欲しいかも、、、と思いつつ、ストーンタウンでは迷って買わず。が、最後の最後、ダルエスサラーム空港の免税店で、「やっぱり欲しい!記念だし!!」と意外にシンプルなデザインのものがあったのもあり、買ってしまいました。これで500USドル。紫がかった透明ブルーがなんとも言えず美しいですタンザナイト。調べたら、負のエネルギーをポジティブに変換するパワーがあるといわれているそうです。癒し効果や叡智を授ける力もあるとか。なんかナットク!です。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。