2019.11.29

【突ワン第9回】旅は出会いの連続!モデル・リヒトさんがポートランド生活とカール・ラガーフェルドとの奇跡の出会いを語る

「ひとりっPの突撃ワンダートーク in The World」=「突ワン」第9回目は、自らも「乙女おっさん」と名乗るほど、可愛いものやスイーツが大好きなモデルのリヒトが登場。ひとりっPがメンズノンノの編集部員だった10年以上前からの顔見知りという事もあって、お久しぶり感ゼロのリラックスムードで旅トークはスタート。緑に囲まれたレストラン「code kurkku(コードクルック)」で、大好物のスイーツをいただきながら、現在住まいのあるアメリカ・ポートランドのリアル事情や旅のスタイル、まさに一期一会の旅の思い出を話してくれた。

ポートランドではどんな暮らしをしているんですか?

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ゆっくり話すのは約10年ぶり。アメリカの子どものお弁当がポップコーンやりんご1個という話に驚愕しつつ、いる時は毎朝お弁当をつくっているリヒトをリスペクト。

ひとりっP(以下P):数年前からポートランドに本拠地を移して、2ヶ月おきに東京と行ったり来たりしているそうですが、ポートランドではどんな生活をしているんですか。

リヒト(以下R):健康的な暮らしですよ。朝5時40分に起床してます。そして子どもの朝ご飯とお弁当を作ります。で、朝10分に子どもを学校に送っていきます。

P:車通学?

R:そう。学校で子どもを降ろしてからは、今は週時間ずつ英語のレッスンを受けています。その後は、先にジムに行くか、サウナ入る、みたいな生活です。帰りに自分の簡単なお昼ご飯を食べるついでに、夕飯の食材をスーパーで買って帰ります。子どもを迎えに行って、習い事に連れて行き、準備しておいた夕飯を食べて、早く寝るという毎日です。

P:日本にいる時と違って、規則的で朝も夜も早いんだ。すてき。ひとりランチにはどういったものを食べるの? 行きつけのお店はリストで2軒くらいあるって聞いているけれど、そこですか? 植木屋さんのカフェとレストラン。

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R:あそこはおすすめ。素敵なんですよ。もともとは植木を買いに行ってて、店長みたいな感じの人が日本語がちょっとできるから話したりして、仲良くなりました。そこでお昼を済ますこともあるけれど、他はなかなか行かないな。大きな声で言えないけれど、あんまり美味しいところが見つけられてない……。

P:あはははは。それは、リヒトが料理上手だからじゃない? 日本が美味しすぎるのもあるのかもね。

ポートランドのおすすめスポットは?

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「夕飯もつくねをつくったり、干物やサバ缶などを使って、和食をつくることが多い」とリヒト。

P:では、ポートランド来るんだったら、これやればいいよ!っていう、おすすめをお願いします!

R:ポートランドって、簡単に言うと、ウエストとイーストサイドに分かれているんですよ。まずは王道のコースで、ウエストサイドから、ダウンタウンのスタンプタウンでコーヒー飲んでください。その後は、古くからある有名なパウエルズという本屋さんがあるから、ぜひそこは訪ねて欲しいな。展示が面白いから、見てみてください。新品と古本が同じ棚に並んでいて、「安い方がいいから古本にしよう」など、買う人が選べるようになっているんですよ。

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P:それいいね。そこには、カフェはついてないの?

R:ありますよ。ものすごく大きな本屋さんだから、ジャンル別に色分けされてて、ひと目でそれぞれ違う分野なのがわかるんですよ。

P:それは便利~~!ちょっとしたアメリカの階建てデパートくらいの規模かな?

R:そう、もっと大きいかも。そこでカフェに入ったり、立ち読みしたりして、過ごすのもいいですね。地元の人は本読みながら楽しんでる。最近はそこでパソコンをいじってる人もいるけれど、なんだか一日中ダラダラしているようにしか見えない。本当はめちゃくちゃすごい仕事とかやってるのかもしれないけど……ね。はた目から見たらそう見える(笑)。

P:ビットコインで、なんかやってるのかもしれないしね。

R:ポートランドは人が優しいんですよ。他の街に比べると、すごく親切だし、邪気がない感じ。山の民だからかな。

P:なるほど、そうなんだ。で、ポートランドにはあんまり美味しい店がないと言いつつも、おすすめできるレストラン、どこかありますか?

R:先に紹介したスカイラインレストラン。ここは古くからあって、おいしい。

P:ダイナーみたいな

R:そう、森の中にいきなりあるダイナー。

P:私、免許がないんだけど、ポートランド観光、ウーバーで乗り切れるかな。

R:ウーバーでいけるよ。電波さえあればね。

車で足をのばしてアクティビティを楽しむのもおすすめ

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「ポートランドって、アメリカとはいえ、危険人物より危険動物が多い街で、クマが出たら警察に連絡しなきゃいけないの。フクロウも肉食だから、犬を庭に出してもあわてて家にいれたりしてる」とリヒト。

P:週末はファーマーズマーケットに行ったりしますか?

R:時々行きます。野菜や卵、肉、はちみつ、塩、ハーブとか売ってるから、買いにいきます。ユーカリなんて、10ドルでがばーっと大量にくる。そして、街にコーヒー屋は死ぬほどある。 

P:みんな怠け者だから(笑)一日中コーヒー飲んでいるっていう説は本当?

R:ん……。スタバがコンビニより多い。スタバだらけは本当。

P:犬も歩けばスタバにあたる!?

R:マクドナルドよりも多いかも。ポートランドのコーヒー屋もあるけれど。あと紅茶のスミス。それからピノノワールが有名で、フランスのピノノワールよりも美味しいと賞をもらってる醸造所やワイナリーなどが結構あるんですよ。週末はそういうところにドライブがてら出掛けて、簡単なランチを楽しんでいます。

P:なるほどー。

 R:車で移動すれば、素敵な場所がいくつかあるんですよ。小川の流れてるところにきれいな風車があったりする、ポートランドで引退したおじいちゃんおばあちゃんが住んでいると言われるベンドというところがあって、綺麗なかわいい街なんですよ。あとは、キャノンビーチが有名です。

P:キャノンビーチ! 響きがLAみたいなイメージ。素敵そう!

R:LAのビーチに比べると北の海という感じで神秘的なビーチ。その砂浜は自分で道具を持参して焚火してよいエリアなんです。山火事が怖いから、火を使っちゃだめというところがあるんですけれど、ここはOKなんですよ。みんなキャンピングカーで行ったり、車に船を積んでいたり、カヤックやモトクロスのバイクを積んでる人もいる。自然の中で楽しむアクティビティをやってる人が多いんです。

P:日本だとアクティビティをやるのが、そもそも大変だけど、ずっと気軽にできるのかー。

R:スキーも一年中できるんですよ。マウントフッドっていう見た目が富士山みたいな山があって、身軽にスキーができちゃう。今週いくぞ、みたいな。そう、ホラー映画『スプラッター』の撮影現場になったティンバーラインロッジもあります。

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「ポートランドって、日本でおしゃれな街として人気だよね?どうしてだと思う?」とひとりっP。「すごーくいいところだけれど、誰かが仕掛けたんじゃないかな(笑)」とリヒト。

P:さっきのキャノンビーチを訪れるのに、おすすめの季節はあるのかな? 

R:もちろん夏の方がいいんですけど、とにかく冬場は雨の日が多いから、それ以外のシーズンがいいと思う。季節感覚は日本と同じくらいで捉えてもらえれば。ちょっと夏は短いかな。月からなんとなく秋で雨が増えはじめ、10月からはかなり雨が多くなり、月くらいにやっとあったかくなるという感じですね。

P:ゴールデンウィークにシアトル(※ポートランドまで車で3時間ほど)に行くことをたくらんで、山のぼれるかなと思ったら、まだ雪があるらしいってわかって、断念したことがある。

R:そう、山の方は5月でも雪が結構残るんですよ。ダウンタウンはすぐ溶けちゃうけれど、うちの周りも残っちゃう。イメージは軽井沢っぽいかもしれません。そう、折角ポートランドに来たんだから、ナイキの本社見学が記念にいいかも。

P:えー!それ、誰でも入れるの?

R:入れないところもあるけれど、見学エリアといくつかあるレストランは入れるよ。ジョーダンの昔からのスニーカーが飾ってあったりするから見に行くのもいいね。

ステーキはやはり裏切らない⁈

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リヒトが選んだのは葛きりに見立てたライムゼリー ヨーグルとジェラートと季節のフルーツ添え(※季節によってメニューは変わります)

R:食事をするならば、昔からある近所の人が集まるハンバーガー屋だったりステーキ屋だったりがいいよ。

P:ステーキは裏切らない!

R:ステーキとハンバーガーはまじ裏切らない。それだけはアメリカに来て納得している。アメリカに来たらステーキとハンバーガー食べていたらいいんだって思う。ステーキも細かいことは言わないで、リブアイ一択で間違いない。

P:よく分かりました。ポートランドの食事はまずはリブアイのステーキを食べる!ってことね。

 R:もしくは買ってきて、家でジュージュー焼く。

P:そうか、それもいいよね。エアビーでキッチンつきの物件にステイして。 

ポートランドからの旅はどこへ行く?

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NIKE本社のあるポートランド。創業者のフィル・ナイトと同じ誕生日なのが自慢というひとりっP

P:だんだんポートランドが見えてきた。そして、話を聞いてきて、リヒトって、日常が旅みたいなものだよね。旅の途中っていうか。ポートランドからか月に回東京にきて週間くらいいる。

R:本当そうだね。

P:それ以外に仕事じゃない時には旅には出るの?

R:拠点がポートランドになってから、メキシコとか近いし、物価が安いし、ご飯も美味しいからよく行きます。フロリダに行くと物価が高いから、やっぱりメキシコがいいね!ってなります。この間のメキシコでは、トゥルムに行ってきました。もうちょっとすると観光地っぽくなっちゃいそうなギリギリのところでよかった。あとはカナダ。ビクトリア島に行って、アフタヌーンティーをしてきましたよ。

P:何、それ、しゃれてる。

R:乙女おっさんだから。

P:香り高いティーを飲んだり、スコーンとか食べたりしてきたんだ。

 R:はい。ローズガーデンも見てきましたよ(笑)。あとは米国内が多いですね。

P:それはどこへ?

R:フロリダ、ニューヨーク、サンフランシスコ、LAなどよく行くし、最近はアリゾナやユタなど内陸にもハマってます。

P:米国内の旅行の場合は現地で何をしているの?

 R:特別には何もしてないな。友達を訪ねていく感じが多いかな。あとは、ポートランドではなかなか食べられないお寿司やシーフード、美味しいものが目当てです。

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ひとりっPが選んだのは旬のフルーツとクラシカルなティラミス

旅の必需品って何ですか? 

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リヒト愛用の耳栓。必需品だけに、常に大量ストック

P:リヒトが旅に必ず持参してるものって何ですか?

R:耳栓。

P:あ~耳栓。もしかして特別な耳栓?

Rううん、スポンジみたいなケアウィスパーみたいな。色々あるけれど、今使ってるのはアマゾンやライトエイド(ドラッグストア)で普通に買えるやつ。そもそも旅っていうより耳栓がないと寝られないの。繊細だから(笑)。旅だから持っていくっていうより、ないと寝れないから、絶対持ち歩いてる。いつなんどき、どこに泊まりに行くかわからないから……、ってのは嘘だけれど(笑)。

P:あはは。寝る時は真っ暗でシーンとしてないと寝られない派?

R:はい。静寂以外もってのほか。

P:フクロウとかホーホーってないてるのはダメ?

R:それはいいかな。でも、耳の穴に詰まってないと寝れないんですよ。音っていうよりは耳栓の中毒ですね。

P:小さい時から!?

 R:中学生くらいから。家の近所で道路工事をやっててうるさくて眠れなかった時に、おじさんがイヤーウィスパーという黄色い耳栓を買ってきてくれたんですよ。興味本位でしてみたらぐっすりよく寝られて、そこからハマっちゃった。

P:もしかして消耗品だからいっぱいもっている? 綿棒なみに大量に持ち歩いてたりして……。

R:なかったら死活問題だから、色んなところに小分けにして持ち歩いてますよ。このポーチになくてもこっちのポーチに入ってるから安心って。

P:私もどのポーチにも目薬いれてるよ。美容系は何か入れてる? 

R:何が入っているかな。ニベアはいつも入ってるけど、特別なものはないかも。海外のホテルは結構アメニティがないから、歯ブラシと歯磨き粉はジップロックに入れてマストかな。

P:日本にはカバン1個でヘロっと来ちゃうけど、ちゃんとした旅行に行くぞって時はどうしているの?

R:でも洋服もそんな持って行かないよ。小荷物派かもしれない。

P:音楽系は?

R:ヘッドフォンはソニーのノイズキャンセリング付きのもの。あれすごいの、装着してボタンを押すとその瞬間の周りの音と気圧をはかって最適なノイズキャンセリングにしてくれる。飛行機だと外の音全然聞こえない。CAさんがきてから、ボタンを押すと、外の音が聞こえるようになる。 

P:すごいね。

R:この折りたためるヘッドフォンは持っていってる。折りたたんでも大きいけれど。あと空気で膨らむタイプの枕。

P:ほかに何か、こだわりのものってある?

R:キレイキレイのウエットティッシュ。それと、赤ちゃん用のおしりふきの流せるタイプ。ウォシュレットないから、必ず持ってます。日本に来たら、必ず買います。

P:確かに普通のだと流せないからね。

R:日本のはすばらしい。そんな便利なウエットティッシュは海外では見かけたことがないよ。

今までで行った旅の中でいちばん思い出深いところはどこ?

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ループコードがかわいい、愛用のトートバッグ。アメリカで購入したもの。日本に来る時には、このバッグひとつで身軽に来る事もあるそう。

P:記憶に残っている思い出の海外ナンバー1はどこでしょう?

R:家族旅行や学校の友達との旅行ではなくて、自分から行きたくて行った初めてのパリかな。

P:まさか撮影?

R:プライベートです。ヨーロッパ行きたくて。だけれど、「行くんだったら、向こうのモデル事務所に顔を見せてこい!」って、マネージャーに言われて、その通りにしたら翌日から仕事になっちゃった(笑)。

P:えー、いきなり!

R:パリの事務所のスタッフは僕が英語もできないってわかっているから、時間と場所だけ書いてある紙を渡されて、そこに行くという日々。行くと、撮影だったり、オーディションだったり。

P:ミステリーツアー的な感じだね。

R:英語は話せないし、契約書に何が書いてあるかわからないから。でも現場には有名なモデルさんがいっぱいいたから、怪しくない大丈夫って感覚で、のりきりましたよ。10日間の予定だったんだけれど、仕事でパリ延泊になって、トータル20日間くらいいたのかな。挙句、もともとはパリの後に行く予定だったロンドンには行けなくなっちゃった。

P:パリでいっぱい仕事したんだね。

R:そのとき全然知らないおじちゃんがいて……、後から、カール・ラガーフェルドって知るわけ。

P:えーーーーっ!!カール様の事務所に行ったってこと!?

R:アトリエみたいなところに行ったの。屋上で何枚か写真を撮って、その後『インタビュー誌』の撮影があるから、「後日また!」って、初回は別れた。そうしたら、東京に戻ってから、「カール・ラガーフェルドのショーがあるから出て欲しい」って、事務所に連絡が入った。何よりシャネル本社からFAXが来たって、マネージャーがびっくり(笑)。そのショーの来日の際に、その日に撮った僕の写真をプリントしてきてくれて、そこにサインもしてくれたの。すごいでしょ。


P:カール様、すごい!いい人だね!

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R:めっちゃ、いい人だよ。色々細々言うんだけど、すごく気配りしてくれるし、ものすごくジェントルな人。それに面白い。

パりである日、髪はボサボサの上下ジャージ姿で、事務所から言われた雑誌の撮影場所に行ったんですよ。住所はどうみてもあってるんだけど、門番してる人がいて、「ここ違う」って入れてくれないの。そこに、大きなBMWがキィーって、目の前で止まって、後ろからカールが降りてきて。そうしたら、さっきの門番が青ざめた顔で「どうぞ、どうぞお入りください」みたいになったことがあったんだ。

お城みたいなところでの、『インタビュー』誌の撮影。あの瞬間あそこでカールに会わなかったら中に入れず、撮影できなかったかも。事務所に戻って、怒られてた(笑)。

P:そのエピソード、すごいね。

R:その時は2回目だから、「カールだ!」とはわかったんだけれど、そのすごさはわかってなかった。

P:大事な出会いだったね。

リヒトにとって旅とはなんですか?

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「今はポルトガルに行ってみたいな」というリヒトに「食事も美味しいし、かわいいホテルがたくさんあるよね〜〜!!」とひとりっPも意気投合!

P:そんなリヒトにとっての旅ってなんでしょう?

R:僕にとっての旅。すごい深いところの質問がきますね。僕にとっての旅は、そこから何かがいきなり始まる。食べ物も場所も人も、毎回違うじゃない?

P:一期一会的な。

R:完全にそれが楽しいですね。

P:私は旅って、どこいっても驚きだなーって思ってます。そのびっくりが楽しすぎるっていう幸せ。

R:何がおきるか本当に分からないしね。

P:全てが想定外といえば、想定外。ルーティーンじゃない。ルーティーンから外れるから、脳みそが活性化していいんじゃないかな。旅をしていると、ボケないと思う。

R:そうかもね、時差ボケはすごいけど(笑)。僕はめちゃめちゃひどい。東京からポートランドに戻ると1週間くらいだめだから。んー、僕にとっての旅ってなんですかね。他力本願を探す旅かな?

 P:出会いじゃないかな?出会いを求めてるわけじゃないけど出会っちゃう。ひふみんも言ってました、「旅行は行ってよし、帰ってからもよし」。

 R:いいこと言いますね~。

P:旅行に行くと何かが変わるから、それが自分にいい影響を与えてくれるって。

R:今、海外旅行もすごい行きやすいじゃないですか。僕が19歳の時だったら、旅行代理店まで行って相談して決めて、「今すぐ銀行で入金してください!「」とかありましたけれど……。今はネットでチケットも買えるし、安いし、みんなどんどん行ったらいいよね。

P:ほんと海外旅行のハードルって昔はすごく高かったのが、今は手配だけでも、かなり下がってる。なんなら今日これからも行けるからね。パスポートさえ持ってたら今日乗れるLCCだってあるし、ホテルだって着いてから探せる。Booking.comあるしね。

 R:つい海外に行くって構えちゃって、色々荷物とか大変だと自分も思っていたけれど、いざ行き慣れてしまうと、トートバッグ個で行っちゃっても困らないといえば困らない。パスポートとスマホさえあればOK。スマホで地図もあるし。昔はキヨスクで地図買わなきゃいけなかったけど。みなさんに、気軽に行っていただきたい。

P:企画で、「パスポートとスマホだけ持って行っちゃいましたー」みたいなのできるよね。クレジットカードもApple Payに入れといて、どこまで旅できるか。

R:それ得意な自腹企画じゃない?

P:あはは、そうかもね。ぜひ、リヒトさんもご参加ください~。では、これからも、一期一会を大切に、HAVE A NICE 人生の旅を~!

ポートランドでも「植木屋さんの中のカフェが好き!」という、リヒト好みのグリーンに囲まれたレストランcode kurkku(コードクルック)」にてトーク。都会の中の植物園を感じる貴重な「代々木VILLAGE」。店中でも、テラスで食事も楽しめる癒し空間。

Photography:Wakaba Noda<Tron>

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