旅は山あり谷ありトラブルあり! メキシコひとりっぷでひとりっPが遭遇した、想定外な6つのトラブルとは!?(後編)

成田→メキシコシティまでの間で、いくつものトラブルに遭遇してしまい、「いつもよりトラブルの頻度高い。やばい。気を引き締めねば」と思ったひとりっPでしたが、メキシコひとりっぷでの受難(!?)はその後もまだまだ続いたのです。

【トラブル4】メキシコシティ空港での両替の際、総額を誤魔化され、100ドル分泣き寝入り!(メキシコでの両替テクニック解説付き)

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旅で何が大嫌いって、レートの悪い両替! 各国の両替事情はひとりっPにとって重大な関心事です。で、じつはメキシコは、レートのいい両替方法のセオリーに反する数少ない国なんです。

どういうことかというと、なんと、メキシコでは、市中の両替所ではなく、メキシコシティ空港の両替所がいちばんレートがいいんですよ! 普通は逆です。空港での両替は街中よりレートが悪い。これがセオリーです。なのですが、何度目かのメキシコひとりっぷの際に、空港のほうがレートがいいことに気づいて、「あれ〜〜??」。在住者に聞くとやはり「メキシコシティ空港がいちばんレートがいい」と言われ、英文ガイドブック『lonely planet』にもそう書いてあるので、多分そうなんですね。

地方に行くとおしなべてさらにレートは悪くなります。ひとりっPの経験上、どんなにがんばってる店でもメキシコシティ空港の両替所よりレートが悪い。なので、ひとりっPは、メキシコ旅では、こまめに両替をするということはなく、できるだけメキシコシティ空港でまとめて両替をするようにしています(※当然大金なので、ホテルに着いたら即、部屋のセーフティボックスに入れます)。

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というわけで、メキシコシティ空港に到着してまずやることは、両替です。が、じつはこれがちょっとだけ大変。

空港の到着出口を出ると、目の前にズラ〜〜〜〜〜ッと両替所が並んでいます。その数おそらく30軒以上! もちろん、各店でレートが違います。何回も利用してみて、「この店がいつでもレートがいい!」と言い切れる店があるわけではない、というのがひとりっP的結論です。その時々でレートのいい店はマチマチなんですよ。

なので、端から端まで片っ端からレートをチェック。レートは、店によっててんでバラバラではなく、いくつかの固定レートに分けられます。とても良い・良い・普通・悪い・すごく悪い、くらいでしょうか。それを見極めて、いちばんいいレートを提示している店数軒の中の1軒で両替します。ということをやっているために、毎回両替終了までにゆうに30分はかかるんですよね。

ここで注意点がいくつか。

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まず、30軒以上ある上、パッと見、よく似ているので、レートのいい店がどこだったかわからなくなりがち。順番に見ていって、「あれ? ここ、もしかしてレートがいい?」という候補店はスマホで周辺の店も含めて動画撮影しておくことをおすすめします。両替所に混じってコーヒーショップやお菓子店があるので、それが目印になって、舞い戻って両替する時に迷いません。

メキシコシティ空港は、国際線ターミナルと国内線ターミナルが横並びで一体化した造りになっています。なので、国際線ターミナルから国内線ターミナルまでズラーーーッと両替所があるんですが、それぞれの到着口付近の店はだいたいレートが最悪です。かと言って離れた店がレートがいいかというとそんなことはなく。大抵は、到着口付近からやや離れた場所にある店が最良レートを提示していますね。

「BUY/COMPRA」と書かれているのが、USドル→メキシコペソへの両替レートです。たまに「SELL/VENTA」を目立たせている店があり(わざとではないかと思っています)、当然やたらとレートがいいのですが、それはメキシコペソ→USドルへの両替レートなので、ご注意を!

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もう1点。ほとんどの店には「NO COMMISSION(=手数料無料)」と書かれていますが、落とし穴が。店頭に表示されているレートは、US100ドル札の両替レートなんですよ。50ドル以下のお札の場合はレートが悪くなります。このレートの悪化の仕方が店によってまちまち。なので、50ドル以下の両替レートを比較したい場合は、1軒1軒聞いていく必要があります。というわけで、ひとりっPはメキシコへ持参するのはほぼUS100ドル札ですね。

ちなみに、メキシコペソへの両替は、USドルからが基本です。どの通貨から両替するよりレートがいいです。日本円からの両替は、受け付けていないか、受け付けていてもめちゃくちゃレートが悪いので、100%おすすめしません。

そして、到着階(1階)だけではなく出発階(2階)にも両替所はありますが、出発階の店のレートがいちばんよかった、ということは未だかつてないので、わざわざチェックしに行く必要はないです。

そして、そんなこんなで今回もじーーっくり時間をかけて店を吟味して両替したひとりっPでしたが、なあんと、「そ、そ、そんなことあるのかーーーー!??(でも、ある! 確かに!  要注意!)」という目に遭ってしまったんですよ! これは、トラブル実例として、みなさんにぜひともお伝えしたいです!

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事件が起こったのは、メキシコシティからオアハカへ移動する日のメキシコシティ空港にて。地方へ行く前にまとまった金額を両替しようと、数日前のメキシコ到着時にいちばんレートがよかった店に再び行ってみました。が、案の定、その日は普通のレート。なのでまたもや片っ端からチェックをしていき、最良レートを把握。その金額を提示している店のうちの1軒に入り、この先の日程を考えて、800ドル、つまり、100ドル札を8枚出しました。

が!

返されたメキシコペソが想定金額より少ない。なんで??と、よくよくレシートを見ると、

「ん??? 700ドル??」。なぜか700ドルの両替と印字されていたんですよ! 「私が渡したのは800ドルだけど」と両替所の窓口スタッフに訴えたら、「いや、700だよ。ほら」と私が渡したUSドルの束を再度お札を数えるマシンに通してみせるスタッフ。確かに、マシンの表示は「700」。ひとりっP、その瞬間、「ああああーーーーーっ! やられたーーーーっ!!」とすべてを悟りました。

ひとりっPの経験上、どんな国でも両替所では、通常は店内と外を仕切るガラスの下に小さな窓が開いていて、そこにお札を入れます。で、受け取ったスタッフはこちらの見ている前でお札をまず手で数える。それをこちらも視認します。「***ドル(or 円など)ね」と確認され、その上でマシンがあればマシンに入れて再度確認、という手順です。

が、この店では、手で数える確認がなかった! だけではなく、ひとりっPも迂闊だったんですが、800ドルをまとめて小窓に入れた後を見ていなかったんですよ! 相手が受け取る瞬間を見てなかった! うっかりバッグの中をごそごそしていたんです! 自分のバカーーーーッ!! 相手がマシンにお金を入れるところから先は見ていました。なので、おそらく、マシンに入れる前、ひとりっPが一瞬目を離したスキに100ドル札1枚を抜いたんだ!!と。いや、証拠はありません。あくまでも推測です。が、状況的にそうとしか思えない! ということだけは断言できます!

そして気づきました! その両替所は、上の写真のように、仕切りガラスの下部分にシールが貼られていて、スタッフがお金を受け取る手元が見づらいんです!  よく考えたら、こんな造りはないでしょ!! このせいでついつい渡したお金から注意がそれるんじゃん! と地団駄。

という顛末を把握したものの、すべて後の祭り。ちなみに、ひとりっP、両替前は100ドル札を10枚持っていました。で、渡す額を間違えたのか??とも思い、手元の100ドル札を数えてみたんですが、2枚しかない!! やっぱり間違いなく800ドル渡した!!!のですが、証拠がない。どんなにクレームをつけたところでシラを切られるに決まっているので、グッと我慢して店を出るしかありませんでした。「自分のバカバカバカ〜〜〜(怒&涙)!!!」

そもそも、お札は1枚1枚渡すべきでした。相手にもちゃんとカウントさせながら。ついでに言うと、店側がこちらが渡した100ドル札を50ドル札にすり替えるようなこともありうるので、それを防ぐ意味でも。これがお札2枚程度なら向こうが付け入るスキはほぼないのですが、8枚ともなると危険極まりないです。そんな8枚の100ドルを束で渡し、しかもすぐに目を離す、という、どう考えてもカモすぎるおバカな旅行者だったひとりっP! カーーーッツ(喝)!!

(※ちなみに、こちらの写真の店2軒[上&下写真])は、ひとりっPが総額をちょろまかされた店ではありません。あくまで手元が見えない両替所の参考例としてご覧ください)

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で、悔しいので、30軒以上ある両替所を片っ端からガーーーッと見て回り、うち数軒が、ガラスの下部分を何らかの方法で覆っていることに気づきました。シールを貼っていることもあれば、こちらの店のように、ミニカーなどの物体を飾っているところも。こういうタイプの店では二度と両替しない!!と誓ったひとりっP。痛い勉強代でした(涙)。

 

教訓⑤:両替所では、お札は1枚ずつ渡す。渡しながら金額を店員と一緒に確認。渡した後もお金から目を離さない! 店員の手元が見づらい↑のような造りの店では両替しない!

【トラブル5】オアハカで幹線道路封鎖活動に遭遇! 目的の村へたどり着けない!?

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さて、オアハカ滞在中に、市内からバスで南へ1時間ほどの村へ出かけたひとりっP。「時は金なり」と、この日はタクシーにて向かっていました。タクシーだと道が空いていれば45分くらいで行けるのですが、バスの場合、まずバスの出発場所に行ってバスを待つ時間などをみる必要があり、なんだかんだで1時間半はかかるので、今回は時短でタクシーをチョイス(※料金は交渉制なので、滞在ホテルで相場を聞いてからの利用をおすすめします)。で、出発後、幹線道路を20分ほど行ったあたりで、急にドライバーが脇道へ。なんで??と思ったらば!! 

わかりますか(上写真)? ひとりっP、聞いたことはあったので、「これかー!!」と。幹線道路沿いの村の人たちが政府に対する抗議活動(理由はいろいろ)で、道路をバリケード封鎖しているんです。通行妨害ですねオアハカではかなり以前からメジャーな抗議方法で、メキシコ内ではオアハカ名物とも呼ばれているとかいないとか(トホホ)。 オアハカには何度も出かけているひとりっPですが、遭遇したのは初めて!

このバスなどの車輌によるバリケード、ご丁寧に脇道という脇道もすべて! 完全に! 塞いでいるんです。要は、バスやトラックなどの大型輸送車輌だけではなく、すべての車の通行を妨害するのが目的なんですね。タクシードライバーさんが、かなりあちこち迂回路を探してぐるぐる回ってくれたのですが、最後には、「ダメだ。この先には行けない。降りて」と。

えええええーーーーーっ!!! まじですか!?? どうすれば!?? 「この先を歩いていけばいいから」と指さされ。まあ、よく考えたらこの付近のローカルの村人のみなさんも完全に行き来ができないのは困るだろうから、何かしらの手段があるはずよね、と、回りを見渡すと。


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前方から歩いてくる人々が続々。おおーーー! これは!! と、すれ違う人に聞いてみたら、やはり! バスのバリケードは村沿いの幹線道路エリア200メートルくらいをブロックしているんですが、そのすぐ外側までの折り返し運行で、それぞれの方向にバスや乗合タクシー、一般のタクシーが走っていたんですよ。なるほど!

というわけで、何とか目的の村まで行けるとわかったひとりっP。転んでも(!?)ただでは起きません。「ピンチはチャンス! トラブルもチャンスよね!」と、こんなことでもなければ立ち寄ることのないこの村をせっかくだからちょっとパトロールしようと、Google マップをチェック。村の名前はÁnimas Trujano(アニマス・トルハーノ)と判明。残念ながら立ち寄るべき食堂やレストラン(←そこ!)はないらしいとわかりましたが、「待て待て。なんかしらの教会があるはず! 絶対!」と検索したら、やはーり!! ありました!! 幹線道路のすぐ近くに!

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それがこちらの教会!! So Cute!! 中南米にはカラフルでかわいい教会が多いんですよね〜! ローカルな村の教会もあなどれない。立ち寄ったときは必ずチェックします。 このTrujano村の教会も、こぢんまりしていて教会自体のカラーリングはシンプルだけど、素朴なかわいさ&メキシコならではのパペルピカード(紙飾り)とのカラーコンビネーションがナイスすぎる〜〜〜!! 「いや〜〜、バリケードのおかげでええもん見られました!」と大満足!

教会は閉まっていて中には入れなかったのは残念ですが(中がまた素敵なことが多いんですよ〜。ステンドグラスとか、壁の色使いとか、花の飾り方とか)、中南米ではミサの時間にしかオープンにならない教会も多いので、まあ仕方ないですね。

さて、このあと結局、目的の村へ行く直行バスはないことが判明。途中の村までのバスに乗り、さらにその村からはタクシーに乗り継いで無事たどり着けました。結局オアハカから1時間半くらいかかりましたが。というように、そこに村なり町なりがあるならば、移動の手段は何かしらあるんですよね。ほとんどの場合。だから、想定外の移動トラブルでも慌てない、あきらめない。

そして。

オアハカに帰るのは夕方だし、その頃にはもうバリケードは終わってるよね〜、と勝手に判断していたら、甘かった!! 村からの帰路はオアハカ行きの乗合タクシーに乗ったのですが、Trujano村の直前まで来たところでドライバーが、「ダメだ。バリケードやってる」と急停車。ええーーー!?? まだやってんの!?? また乗り換え!? と思ったら、ドライバーはすごい勢いでUターン&来た道を戻り始め。Google マップをチェックしたところ(Google先生、ほんとありがとう〜〜! 毎度毎度、感謝しかありません!)、だーいぶ無駄は出るのですが迂回路があるらしいと判明。そちらへ回り込んで、オアハカに帰り着くことができました。

途中で迂回路が渋滞していたせいもあり、1時間10分くらいかかってしまいましたが、まあ、オアハカ市内に無事戻ってこられてよかった。地元の人に聞いたら、バリケード封鎖はヘタしたら何日も続くこともあるそう! ひえ〜〜〜〜〜!!!!

 

教訓⑥:オアハカでは周辺の村の幹線道路バリケード封鎖に要注意! だたし遭遇してもなんとか行き来する手段はある! 

【トラブル6】帰路のメキシコ国内線の便が知らぬ間に変更されていた!?

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そんなこんなでオアハカでの滞在を終え、さすがにもうこれ以上のトラブルはなかろう、と思っていた帰国前日の夜。最後のトラブルがひとりっPを襲ったのです!

帰路は、オアハカ→メキシコシティ→成田と乗り継ぐ旅程です。夜、シャワーを浴びたあと、「明日のフライトの時間確認しとこう」と、スマホでエアラインのサイトにアクセス、自分の予約記録を見たひとりっP。

「、、、ん? んんん!???」

「出発が16時05分!? いや、19時台だったはず! え? え?? 何で?? おかしくない?! 」。 慌てて、プリントアウトして持参していた予約記録を見たら、やはり19時40分発!なんと出発時刻が予定と違ってる!! しかもかなり!

時刻変更か!? と思ったのですが、よく見たら便名も違ってると気づき! なんだこれ!?? 先方のミス!? と、元々の便名と日付を入力して検索するも「該当なし」。どーゆーこと!?? 試しに翌々日の日付で入力すると該当便が表示されます。 むむ〜〜〜!

推測されるのは、何らかの理由でフライトがキャンセルされての振替!? が、エアラインからは何の連絡もナシ! メールも電話も来てませんが!??

「む〜〜〜!!!納得が行かない!!!」。 16時台と19時台出発では、明日のオアハカでの活動時間が全然違うんですけど! そのために19時台の便を予約したのに(怒)! と、エアラインのカスタマーサービスに電話をかけるも、お待たせメロディで延々と待たされるだけ。ラチがあかないので問い合わせを断念。もんもんとしつつ就寝です。

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翌朝、ホテルのフロントに状況を話して相談。フロントスタッフがエアラインに電話をしてくれたのですが、やはり電話が繋がらず。とにかく16時05分のフライトでの移動なんだな、と諦めて、最終日のオアハカでの市内パトロールは時間短縮。オアハカ空港に向かいました。

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空港に着いて出発便案内を見てみたら、やはりの!! ご覧ください! 19時40分発のinterjet(インテルジェット)2629便メキシコシティ行きには「Cancelado(キャンセル)」との表示が出ています! ムキーーーッ! なんでや!?? てか聞いてないし! 連絡してこいやーーー!!! と憤りつつ、チェックインカウンターへ。

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カウンターでフライトキャンセル理由を聞いたら、「オペレーションの都合です」← !!! 出たーーーー!!! 

「インテルジェット社」はメキシコのLCCなんですが、この、「機材繰り(とひとりっPは解釈しています)の都合」というのはLCCのフライトキャンセルの際に超ありがちな理由なんですよね。ほんとのところの具体的な理由はナゾですが、フライトキャンセルの理由としてLCCで何度か言われたことがあります。まあ、“諸般の事情”ってのに近いのではと。これを言われると、「ちゃんとオペレーションしろーー!」と思うんですが、オペレーショントラブルはLCC名物と言っても過言ではないリスク(と認識しています)なのでどうしようもない。遭遇したら、悔しいけれども、地団駄踏みながら運が悪かったと諦めています。

今回の場合、むしろ、単にキャンセルして放置、下手したら払い戻しもない最悪のパターン(←LCCではこういう話もよく聞きます)ではなく、ひとつ前の便に振り替えてくれただけ、LCCとしてはかなり良心的とも言えるかも知れません。連絡はなかったにしても(怒)。それがいきなりの3時間以上前の便だとしても(怒怒怒)。なので、ひとりっPもカウンターで文句は言いませんでした。

が。

そもそも、もしフライト変更に気付かず、元々の予約便のつもりで空港に向かっていたら、とんでもない大惨事になったところでした。

まず、ひとりっPの予約便は、この日のオアハカからメキシコシティへ向かうすべての便の中の最終便でした。なので、空港に到着した時点でキャンセルと発覚していたら、メキシコシティへの移動不可だったに違いなく! 似たような時間帯に出発する他社便もありましたが、この時はメキシコ最大のお祭り=「死者の日」シーズンで交通機関は激混み。おそらく他社便は満席だったのではと。

そして、メキシコシティからはそのまま日本行きのANA便に乗り継ぐ予定だったので、この日のうちにメキシコシティにたどり着けない場合は、日本行きに乗り継げなくなっていたってことです。ひいいいい〜〜〜〜〜〜っ!! 怖すぎる!! メキシコシティ→ 成田までの片道チケット買い直しだったかもという、恐ろしすぎる結末を迎えていたかと(真っ青)! 

(※細かく説明させていただくと、ひとりっP、日本〜メキシコシティとメキシコシティ〜オアハカの航空券はバラバラに手配していました。日本〜メキシコシティ〜オアハカまでを通しで予約していた場合は、帰路のオアハカ→メキシコシティが遅延やキャンセルの場合、その先を振り替えてもらえる可能性大ですが、バラバラ手配の場合は基本的には不可です)

ほんと、前夜のうちに気づいてよかった! 出発が遅れるならまだしも、3時間以上早まるとは!!!

教訓⑦:搭乗予定便のスケジュール再確認はマメにやる! 出発前日&当日には必ず!

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そんなこんなで、無事メキシコシティまで帰り着いたひとりっP。日本行きへの乗り継ぎ待ちは約8時間。普段なら乗り継ぎ時間が5時間以上あるときは、わーい!と市内へ出るところなんですが、さすがにこのときばかりは「これ以上トラブルに遭うわけにはいかない!」と自重し、大人しくメキシコシティ空港内パトロールに専念しました。

再認識したのは、メキシコシティ空港はレストランのラインナップがかなりいまいち、ということ。どちらかというとステーキ店やピザ店のようなアメリカンなレストランか、ファーストフードばかりなんですよねえ。おいしい“リアルメキシコ料理”を出すレストランがあるといいのに。メキシコ最後の夕食が不本意なものになってしまったのは大変残念でした、、、がっくり。

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今日も世界のどこかでスターバックス! 空港内にスターバックスは複数店あります。到着階にあるストア(両替所と並んでいます)は24時間OPEN!! 空港ビバークのときには心強い〜〜〜!!

 

というわけで、メキシコシティ空港で想定外の乗り継ぎ時間8時間ほどを過ごしたのち、無事、日本に帰国したのでした。



次から次へとトラブルが降りかかってきたこの時のメキシコ旅。
いや〜〜〜、ほんっと、勉強になりました。どんな旅も、無駄なことはないんですよね。

 

「トラベルの語源はトラブル」!「旅は人生の貯金」!
つまり、「トラブルも人生の貯金」!

 

ひとりっPのトラブル実例が、みなさまの未来の旅のお役に立てたら幸いです!!


ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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