2021〜2022年の年末年始を京都で過ごしたひとりっPです。この2年ほど、京都へでかける頻度がアップ。というわけで、京都でのくいしん坊リピートアドレスがいくつかできてきたんですが、中から、年末年始にもエンジョイしたばかりの、推しアフタヌーン・ティー@ホテルをご紹介させていただきます〜〜!
リピートしているのは、エースホテル京都&パーク ハイアット 京都。2か所とも「え?こんなアフタヌーン・ティーがあるんだ!」とサプライズな楽しさがあるメニュー展開で、魅惑のティータイムが過ごせるんですよ〜! どちらも公式HPから予約して出かけています。
エースホテル京都
エースホテル京都のアフタヌーン・ティーは、土日祝日限定の提供です。エースホテルらしく、スイーツやセイボリーは、アメリカンテイストと京都らしさがミックスされたラインナップ。ホテル3階のプライベートスペースが会場です。
入り口が少々わかりづらいんですが、一歩中に入ると、こちらの空間↑です。屋上庭園に面したスペースは、天井も高くて、開放感〜〜!自然光が入るロケーションも素敵〜〜!
庭園には四季折々の樹木や花が。かなり真剣な屋上庭園です。散策すると癒されますよ〜〜。
こちらは、11月上旬〜1月下旬までサーブされていた、冬のアフタヌーン・ティーメニュー(¥4500/税・サービス料込)です。
スイーツ&セイボリーが13品。
紅茶は、アップルティー、オレンジアールグレイ、オリエンタルアフタヌーン、ルイボス、ミント、カモミールの6種類。セレクションに個性が出ていますよね。フリーオーダー、かつ、カップでサーブされるので、どんどんチェンジしていけます。ひとりっP、フードに合わせて、セルフペアリングですよ。
そして、セットメニューには、お茶だけではなく、オリジナルノンアルコールティーカクテルも1品。この、ベリーズティー、ひとくち飲んで、「おおおっ!」。赤スグリやラズベリーリーフを使用しているそうで、ベリージュースとお茶の渋みのマリアージュがサイコーです!浮かんでいるのは、ピンクペッパーと聞き、へええ〜〜と感心。
タワーの最上段には、ニューヨークチーズケーキと、苺とルバーブのジャムがオンされたマスカルポーネクリーム。
ミニカップでサーブされたのは、京都産のかぼちゃを丸ごとローストした、かぼちゃのスープ。食感が意外で、ふわっふわでぷるっぷる。スプーンですくう系です。かぼちゃの甘みと香ばしさで、めちゃくちゃおいしいー! おかわりしたいー!
左はグリルチーズとトリュフのサンドイッチ。ひとくちで食べ終わってしまったのが残念すぎる! たっぷりバターでローストされたパンとトリュフ、グリュイエールチーズの出会い〜!フルサイズでレギュラーメニュー化希望〜〜!! 右はマロンカシススコーン!マロン入りの生地とトッピングされたカシスの出会いだけで感動なのに、ひとりっPの大好きなクロテッドクリームももちろんついていて、ぜいたくすぎる〜! えーと、これも3個セットでお願いします!
ティータワーの2段めにはセイボリー。左端は、ミニホットドッグかと思ったら、なんとシュー生地(!!)のフォアグラムースホットドッグでした。えーと、あと4本お願いします!こういう、意外性のある手の込んだセイボリーは、ホテルならではですねえ。
下段は、スイーツたち。ボストンクリームパイ、チョコレートカンノーリ、キーライムメレンゲ、キャラメルナッツタルト、アップルパイなどなど、NYテイスト満載です。プレゼンテーションも凝ってる!
どれもひとくちサイズだし、楽勝に見えますが、そんなことはありませんでした。くいしん坊ひとりっPですが、最後はギリギリ。お腹いっぱいすぎ。朝食・昼食抜きで来て、正解でした。そして、小さなメニューひとつひとつに、ものすごく手間がかけられているのが、ホテルアフタヌーンーン・ティーならではですよねえ。作ってくださったかたの気持ちのこもったひとつひとつをいただく。は〜〜、幸せ〜〜〜!
メニューは3か月ごとにチェンジするそうで、公式HPによると、現在はいちごメニューになっています。いちご!いちごですよーー!!うーーん、行きたいぞ〜〜〜!!
ロケーションは、地下鉄烏丸御池駅すぐ。四条烏丸駅からも歩けます。ちなみに、ひとりっPは、エースホテルに出かけると、1階ロビーで販売されているオリジナルアイテムも必ずチェックします。
パーク ハイアット 京都
もう一軒の推しアフタヌーン・ティースポット、パーク ハイアット 京都のロケーションは、清水寺近く。合わせて清水寺に行くことも多いです。
こちらのアフタヌーン・ティーは、かなり独特! まず、タワー形式ではありません。1品1品が順番にサーブされる、全5皿のコース形式(¥5500/税込・サービス料別)なんです。しかも、それぞれのメニューにティーがペアリングされているという、新鮮&斬新な仕立て! 自分では選ばないであろうお茶との出会いが次々! 毎回わくわくします。
1皿めは前菜で、まず、帆立貝と蕪のタルタル イクラ添え。ゆずがきいています。生地は蕎麦粉ガレット。お隣の赤スグリとラズベリーのエクレアは、軽くてフルーティ。トップにオンされているうっすーいチョコレートもいい〜〜! 食感のミックスに、工夫されてるなあーと感心。グラスでサーブされたペアリングのお茶は、静岡・牧之原山本園のべにふうき。アイスティーです。華やかな風味! 色もクリアで鮮やかなオレンジ。アガりますねえ。
2皿めは、キャビアとパルメザンチーズのムースと、冬野菜のテリーヌ。ムースは、自家製ブリオッシュにオン。イマドキです。テリーヌはにんじんソース添え。10種類の野菜を使用しているそうで、見た目もカラフル。繊細な味付けで、野菜本来の甘みを味わう感じ。お茶は、滋賀・井入農園の、ニホンノスコヤカブレンド。よもぎ、クロモジなどジャパニーズハーブが数種類入ったハーブティーです。「こんなお茶があるんだ!」とプチ感動。しっかりめのムース、繊細なテリーヌ、どちらとも喧嘩しないのは、和ハーブならではでしょうか。
2皿めには、じつはもう1品。スパイスアイスとプラリネの最中。アイスクリームなので、ムーズとテリーヌを食べ終わったタイミングで供されるんですね。アイスはジンジャーやシナモンの風味が。「和なハーブティーと合う!さすがペアリング!」と、ここで再度感動。
3皿めが、メインディッシュ。近江牛のクロケット 黒トリュフ 卵黄のコンフィ。中には、ハンバーグ的な、粗めにカットされた近江牛がごろごろっと。ホテル洋食! お茶は、奈良・井ノ倉ファームの烏龍茶。「空のしずく」という茶葉名だそうで、烏龍茶ですが、軽やか。日本茶に近い感じでした。
4皿めは、あまおう苺とシャンパンのグラニテ。シンプルなルックスですが、「シャンパングラニテがうますぎる!」(ひとりっPのメモより)。神は細部に宿ってますねえ。
ラスト、5皿めは、栗とバニラのスフレ。アツアツのカップ入りでサーブされます。栗好きのひとりっPには至福〜〜! 甘すぎず優しい味です。そして、ここでペアリングされてきたお茶が! ひとくち飲んで、おおおお〜〜〜!! 茨城・長野園のセカンドフラッシュ紅茶だったんですが、ダージリンにカカオの風味が。すごい! 風味だけなのに、ものすごいチョコ感。紅茶の渋みとのハーモニーがすばらしいです。大人のチョコティーというか。ラストには、栗のトリュフチョコも添えられてきて、最後の最後まで、チョコティーとのペアリングを堪能〜〜! (※ティーのフタ付きのグラスもめちゃくちゃツボです。『ひとりっぷ4』にも書きましたが、ひとりっP、熱い飲み物がグラスに入ってくるのに弱いんですよ。その様子というか、たたずまいというか、が好きすぎて、内心もだえるくらい←バカ)
というように、こちらのアフタヌーン・ティーはコース仕立てなので、ひと皿ごとのサプライズが楽しめて、まったく飽きません。それぞれの世界は、小さいけれども多彩!! さすがホテルのアフタヌーンティー! 優雅なランチ感覚ですね。「く、苦しい〜〜〜!!」という量ではない、絶妙な加減もすばらしいです。
アフタヌーン・ティーがサーブされるのは、ロビーラウンジの『ザ リビングルーム』。落ち着いたぬくもり感のある空間は、まさにリビングでくつろいでいるような感覚になれます。ひとりでの素敵なティータイムにぴったり。
メニューのチェンジは3か月に1回だそう。春のメニューは3月ごろからとのことで、今から楽しみです。
*どちらのホテルも、提供状況が変更になる可能性があります。最新情報については、各ホテルへご確認いただくことをおすすめします。