香港パトロール記事中でも何度か書きましたが、香港はこの時期(3月下旬〜4月上旬)にしては肌寒く、滞在中ずーーっとどんより曇り空&ほぼ連日雨が降り、気温も低め。でも湿度は90%超え! 太陽を拝めたのはほんの一瞬! 例年4月上旬から海で泳げるくらいの香港なので、予測では「連日半袖かもねー」と思っていたのですが、全然違った! 最初の3日間を除いて「半袖、無理!」な毎日でした。 とはいえ、どんな状況でもなんとか対応可能なラインナップで構成するのがひとりっP的旅ワードローブ。この天候は想定外だったので、む!と一瞬やや慌てましたが、「いやいや、全然対処可能だわ」と自分のワードローブチョイスを自画自賛。 ちなみに、「麺食べててうっかり汁が飛んでぎゃーー!とかのストレスはナシで!」 という理由で、「カラーバリエーション無視」と開き直り、タビクロ(旅に便利な黒服)なアイテム多め で構成しています。 そして。旅では洗濯する派のひとりっPですが(もちろん手洗い)、今回、なんと、日程の半分は無料のランドリールームがあるホテルに滞在したので、洗濯がラクラク〜〜! きゃっほーーー! 普段は海外旅にはあまり持参しない(手洗いでの洗濯が面倒だから)けど、コーディネートがラクだし、ややきれいめ感(※ひとりっP基準)出せるし、今回は持ってくでしょ!とワンピース(でも速乾なもののみ)が多めです。
という、天候不順&食いだおれな日々を乗り切ったコーディネート実録14DAYSをご紹介します!
【DAY1&DAY14】 日本→香港&香港→日本の移動日のスタイルはこれでした。まだ春先につき、日本ではロングスリーブトップスにベストをオン。さらにゴアテックスジャケットも羽織っていました。香港到着後はトップス&ボトムのみに。トップスはコットンと見せかけてじつはポリエステル100%なので、軽くて洗濯しやすく、しかも超速乾。袖口と裾がリブになっているので1枚で着てもパジャマ感ナシ。この時期の旅ワードローブに重宝しています。購入したのは3年くらい前なんですが、ほんっと買ってよかった絶賛自画自賛旅アイテムのひとつ。昨年秋に買った中わた入りのベストも季節の変わり目にはめちゃくちゃ便利で、同じく自画自賛中。普段にも旅にも超ヘビロテです。 *トップス・パンツ・ベスト・ジャケット/ザ・ノース・フェイス *スニーカー/Herno *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート) *バックパック/ひとりっぷ×レスポートサック(エディターズ バック パック)
【DAY2】 HYKEのシャツワンピースは、コットンの番手が高くて、薄軽。手洗いもストレスなくできるし、速乾だし、カジュアルすぎないし、めちゃくちゃ優秀な羽衣ワンピースです。カーキなので汁ハネもあんまり目立ちません。というわけで、この日はややリッチなレストランでランチだったので、このスタイルに。ちなみに、海外ではカーキのアイテムはセンシティブに考えるべきだと思っているので(カーキ=ミリタリーを想起させる国も多いため)、旅ワードローブに入れることはあまりないひとりっPですが、香港は“カーキOK国認定 by ひとりっP” につき、今回のラインナップにインしています。 *ワンピース/HYKE *ソックス/靴下サプリ(うずまいて血行を促すソックス) *スニーカー/Herno *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY3】 ひとりっPの夏場のヘビロテアイテム=黒Tシャツワンピース。便利すぎて、じつはいろんなブランドのものを合計4枚持っています。黒Tワンピを4枚も!??と思ってはいけませんヨー。それぞれシルエットやディテールが違うんですよ。なので、それぞれで気に入っています。 そんな中から今回持参したのは、COSのもの。昨年夏に購入しました。程よいリラックスシルエット(サイズ展開豊富で、試着の結果、自分の理想の1着を選べたのもポイントでした)、マキシ丈、両サイドのスリットが深め、袖がやや長め、とカジュアルすぎないたたずまいで気に入っているんですが、今回セレクトした理由のひとつは、コットン×ポリウレタンの混紡素材だということ。ストレッチ性のためのポリウレタン混紡だと思いますが、ひとりっP的ポイントは、混紡のためコットン100%のものよりやや軽く、乾きも早い点! というわけで、4枚の中からチョイスしました! ちなみに、こちら、手洗いだとやや大変なので、国内外、洗濯機ありの旅にのみ持参しています。 この日はカフェをイッキにパトロール予定だったので、いろいろな作業ができるなと思い、PCも持ち歩いていました。 *ワンピース/COS *スニーカー/Herno *ソックス/靴下サプリ(うずまいて血行を促すソックス) *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート) *ショルダーバッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(モバイル ショルダー バッグ)
【DAY4】 香港からのインスタライブ第1弾の日のコーディネートがこちらです。ワンピースは薄軽羽衣系、かつ、シワになりにくい&少しだけついたシワはバスルームに吊るしておいたら一晩で取れたという、優秀すぎる旅に便利ワンピース! この日からうっすら寒くなったので、インスタライブ時以外はゴアテックスのジャケットを羽織っていました。 *ワンピース/sacai *ソックス/靴下サプリ(うずまいて血行を促すソックス) *スニーカー/Herno *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY5】 昨日からなーんか薄ら寒いぞ、、、持ってきたアイテムの大半は半袖だし、どうするかなあ、、、としばし思案ののち、「そうだ、こんなこともあろうかと、コレを入れてきたんだった!」と着用したのが、ザ・ノース・フェイスのロングスリーブアンダーウエア。冬用のウォームタイプではなく、夏場用の汗を逃がしてUV対策もしてくれる、さらっと素材を使用した機能性アンダーウエアです。保温機能はないのですが、こういう気候のときに着用すると確実に寒さは軽減。なので、半袖1枚じゃ寒いってとき対策に春〜夏〜秋の季節の変わりめの旅支度に必ず入れているのですが、「ほんと、入れてきて正解だった!」。以降、ほぼ毎日大活躍!
この日はリッチなレストランでのランチだったのですが、光沢感のあるHYKEの黒シャツがこういう日には本当に便利でした。汁ハネも無問題だし←しつこい。 *シャツ/HYKE *パンツ/コグザビッグスモーク *スニーカー/Herno *アンダーウエア/ザ・ノース・フェイス *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY6】 肌寒い&ときどき小雨だったので、COSのTシャツワンピースにザ・ノース・フェイスの羽衣アウターをオン。軽い、かさばらない、でも羽織ると確実に寒さが軽減します。これも持参して大正解だったアイテムのひとつですね。 *ワンピース/COS *アウター・ソックス/ザ・ノース・フェイス *スニーカー/Herno *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY7】 この日も朝から小雨。じつは、DAY1と同じスタイルで外出していました。が、ランチ後に雨も止んで、うっすら青空も見えてきたので、ずっと狙っていた絶景スポットへのリトルハイキングを決意。急遽ホテルに戻って、こちらの山スタイルに着替えて裏山(というか、丘?)へ。帽子もバックパックに入れていましたが、曇っていたので着用せず。山頂(というかヒルトップ)では風もあって肌寒かったので、同じくバックパック内に入れていた羽衣アウター(DAY6と同じもの)を羽織ってノープロブレム。 今回の香港パトロールではリトルハイキングを想定していたので、ウルトラライトタイプのバックパック&軽登山シューズは旅支度にインしてきていました。 *Tシャツ・パンツ・アンダーウエア・ソックス・シューズ/ザ・ノース・フェイス *バックパック/BLUE ICE
【DAY8】 最高レベルのレイヤードスタイルだったこの日。滞在中でいちばんの肌寒さ&終日小雨が降ったり止んだりでした。そんな中、西九龍地区へのリトルハイキングに行くことにしたので、機内寒さ対策&冷房対策で持参していたユニクロのカシミヤストールも登場。実際、チェアリング中にはこのストールがほんとうにありがたかったです〜〜! 頭からかぶってぐるぐる巻きでしたヨ〜! (※この日の西九龍でのリトルハイキングについて詳しくは、コチラ の記事をぜひご覧ください〜! DAY7 の絶景リトルハイキングについても解説しています!) *ゴアテックスアウター・中に着たアウター・ソックス/ザ・ノース・フェイス *ワンピース/HYKE *スニーカー/Herno *ストール/ユニクロ *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY9】 第2弾インスタライブの日のスタイルです。麻雀柄のTシャツは香港ブランドGODのもの。この前日に見つけて購入。もちろんこの上には、ゴアテックスアウターを着用&カシミアストールもマスト! *Tシャツ/GOD *デニムパンツ/Joe's *シューズ/ザ・ノース・フェイス *ストール/ユニクロ *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY10】 本日も、ちょっとリッチなレストランにてランチ。というわけで、タビクロスタイルです。 ひとりっPは、ひとりの場合、お高めのレストランへはランチで行くことがほとんどです。気楽だし、服もそこまでかしこまらなくても大丈夫なので。 ちなみに。香港の人はお高めレストランでの食事のときも、基本的にはカジュアルスタイルです。たとえディナーでも。ドレスコード指定のある店(数少ない)は別ですが、それでも短パンやビーチサンダルNGと書かれていたらそれをやめるくらいで、Tシャツにデニムだったりはごくフツー。足元もフツーにスニーカー。 20年くらい前に香港人に「え? レストランに行くときの服なんて、なんでも大丈夫よ! 高い店でもホテル内の店でも気にしないよ」と言われて、えええーーー!??とびっくり。そのときはホテル内の高級チャイニーズレストランに誘われたんですが、めちゃくちゃカジュアルな服しか持ってきてなくて、どうしよう、と言ったら、↑のように言われ。実際、お店に行ってみたら、彼女の言うとおりでした。 今回ひさびさの香港パトロールで改めて周りの香港人のお客を見回してみたんですが、やっぱり圧倒的にみなさんカジュアル@高級店でも! てところも、「いや〜〜ほんっと香港ていいよねえ〜〜!」とココロの中でぶんぶんうなずいてしまいました。まあ、ひとりっPは、イチ旅行者でひとり客だし、気後れしない程度のスタイルで行くようにしていますが。 *シャツ/HYKE *アンダーウエア/ザ・ノース・フェイス *デニムパンツ/Joe's *スニーカー/Herno *ストール/ユニクロ *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY11】 「あ、このワンピースも着てないわ」と気づいて着てみたワンピース。これももちろん羽衣系です。 ちなみに、今回、めちゃくちゃヘビロテしているこちらのHernoのスニーカーですが、じつはゴアテックス製なんですよ。かつ、グリップ力のあるトレイルラン用。連日雨だけど、撥水性のあるゴアテックスなので、白いスニーカーでもほとんど汚れない! というのを、ひとりっPも今回初めて知り「そうだったのか!」。今までずっと、白なので気を使って晴れの日にしか履いてませんでした。そして、坂道がちな香港で雨が降っていても安心のグリップ力! これぞ旅に便利(もちろん日常にも便利)スニーカー!! じつはTevaサンダルも持参していましたが、結局一度も登場させられず、旅バッグの肥やしに、、、(涙)。 *アウター・ワンピース・ソックス/ザ・ノース・フェイス *スニーカー/Herno *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【DAY12】 インスタライブ第3弾の日のコーディネートです。ワンピースは3年前に購入したsacai。この世界地図柄を見た瞬間、即決購入でした! 1枚でも着られるし、パンツをレイヤードしてもOK。もちろん、ライブ時以外は、上にゴアテックスアウターを羽織っていました。 *ワンピース/sacai *パンツ/Joe's *スニーカー/Herno *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(グッデイ トート)
【DAY13】 「あ、こんなシャツも持ってきてたんだった!」と気づいて、この日はアロハDAY。バンコクで買ったものなので、プリントはよーーく見ると、タイのお供え用の花輪!なんですよ〜〜! *シャツ/Absolute Thai *アンダーウエア・シューズ/ザ・ノース・フェイス *パンツ/コグザビッグスモーク *バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(ライアン トラベル トート)
【今回の旅バッグはコチラでした〜〜〜!】 14日間と長めだったこともありますが、現地からのインスタライブ用の機材などで荷物がかさみ。大サイズ1つに詰め込むこともできたんですが、無理しなくてもいいかと、キャスターバッグ2個持ちで出かけました(2個とも、飛行機では荷物預け)。 どちらも、イーグルクリークのものです。 大は100リットル、小は60リットル。ひとりっPは2輪派なので、両方とももちろん2輪。写真ではホテルのスタッフのかたが引っ張ってくれていますが、自分でも移動時はこのスタイルで運んでいます(空港内ではカートに載せます)。 3年ぶりの香港だけに、大好きなマークス&スペンサーでの買い出しなどなどがやや爆買い気味になり、最終的には2つのバッグがご覧のようにパンパン。ほんと2個で来てよかったよ〜〜と思いながら、そして、早期再度の香港パトロールを誓いながら、帰国の途につきました。 というわけで、やっぱり旅ワードローブの基本は、いろんなシュチュエーションに対応可能な全方位アイテムとレイヤード大作戦!ですね! 快適な旅は快適な ワードローブから! 想定外の気候にも慌てない&ノーストレス! 毎日同じ人に会うわけじゃなし、ひとりだし、ワードローブのカラーバリエーションを考える必要はナシ。なんなら全部タビクロ服でもまったくOK。汁ハネの心配いらないし(←しつこい!)、色合わせを考えながらのワードローブセレクトは大変だし。ただ、自分が飽きちゃうので、差し色アイテムは適宜あったほうがいいなということも再認識しました。 というわけで、みなさまも、ぜひ ナイスなワードローブで、Have a nice ひとりっぷ〜〜!! ※記事中で言及している香港現地からのインスタライブは、ひとりっぷインスタグラム にてアーカイブ視聴できます。