秋口〜真冬まで、気づけばほぼ毎日&ただいま絶賛実施中の全国旅行支援利用での都内ビジホステイでももちろん、ザ・ノース・フェイスのアウターをスーパーヘビーローテーションで着ています。とにかく軽くて高機能! びっくりするくらいノーストレス!
寒がりではありませんが、「寒い!」と思うのが大キライ!!なひとりっPにとって、こんな頼れる理想のアウターがほかにあるだろうか。いや、ナイ(反語)。
いまや重たいアウターを着るにはかなり勇気(!?)を総動員しなくてはいけない体質になってしまい、滅多なことでは着なくなりました、、、。
というわけで、かなりの枚数を所有しているザ・ノース・フェイスのアウターなんですが、中でも今シーズンめちゃヘビロテしているラインナップ(今季購入した3着&以前購入した3着+α)を、ズラッとご紹介します〜〜!
【GTX パフ マグネ トリクライメイト コート】
今季購入した、薄くてソフトなゴアテックス製ロングコートです。防水透湿性あり&フード付きにつき、突然の雨や雪にも動じません。傘ナシでもまったく慌てませんねー。いや、基本どんなときも折りたたみ傘(晴雨兼用極軽タイプ)は持ち歩いているんですが、小雨くらいなら、取り出すのが面倒なので、そのまんまです。ははは。
が、このコート、それだけじゃありません。じつはインナーダウンが内蔵されているんです。しかも丸首カーディガンタイプ! 前立てのファスナーと背中部分のマグネット、袖口のスライダーで本体にアタッチする仕様で、もちろんそれぞれバラバラに単体で着ることも可能。
つまり、1着で3通りに着こなせるんですよ〜! 1日の中で気温差があったり、日によって寒暖が大きく変わるような気候が不安定な時期や、なにかとハードルのあがる旅行時のアウターとして、めっちゃ便利! 冬場の台湾や香港旅にはこのアウターでGO!ですよ。
ウォルナットと名付けられた黄色味のないソリッドなベージュカラーも、個人的に好きなトーンです。
こちらがインナーダウン。自分は、このインナーダウン自体がカーディガンとして使えるのと、あえてのレイヤード感で着たいと思うことが多いので、本体にアタッチさせず、2枚をバラバラに“重ね着”で着ることが多いです。
【アルパイン ヌプシ フーディ】
今季購入したダウンジャケットです。真剣な登山用として作られたモデルなので、保温力は抜群! なのに、決してアウトドアっぽすぎず、街着としてなじむ大人っぽいたたずまい。差し色にもベーシックカラーにもイケる落ち着いたトーンのくすみイエロー(※カラー名はミネラルゴールド)。「さすがノース!」と即決購入でした。
一見ボリューミーに見えますが、ちゃんと登山時の携行性を兼ね備えていて、表面の素材はめちゃくちゃソフトで薄手のリサイクルナイロン(肌触り抜群! うっとり〜〜〜!)&付属の手のひら大のきんちゃく袋にきゅきゅきゅっと収納できるんです。びっくり! リッパなダウンなのに、旅行時のサブアウターとしても持参可能っていうのがすごいですよね〜〜!
ちなみに、こちら、じつはメンズのMサイズです。ウィメンズのM、L、メンズのMを全部試着して、着丈がウィメンズよりも長いメンズのほうが自分が想定しているバランスにしっくりくると思ったからです。ザ・ノース・フェイスの場合、ウィメンズとメンズの両方で展開しているモデルが多いので、そういうときは両方とも試着してから決めることが多いですね。
【パデッド ポンチョ コート】
こちらも今季購入した1着。ダウン風ポンチョです。男女兼用フリーサイズで、身長156センチのひとりっPにはギリギリなマキシ丈。ひきずらなくてよかった! まあ問題なく着られます。モモンガ袖のトップスを着たときのアウターが悩みどころだったので、「これで解決や〜〜!!」と、即決購入しました。
中に入っているのはリアルダウンではなく、ダウンのような柔らかさと保温性を持つリサイクルポリエステルの中わた。表地には軽量でソフトな肌触りのパーテックスを使用。生地にははっ水加工が施されているので、多少の雨や雪は弾きます! さらには、サイドがALLスナップボタン式になっていて、ボタンを外すと、大判のブランケットや敷物にもなってしまうという! ひとり3役アウター! そしてなんと、こちらも付属のきんちゃく袋に収納可能。さすがに手のひらサイズではありませんが(手首〜ひじまでサイズかと)、キャンプなどに持参するには便利ですよね。
この下にアウターをレイヤードするのも全然アリ!! いよいよ極寒のシーズンが来たら、アルパイン ヌプシ フーディとの究極の2枚重ねにトライしようかと(どんな寒がり!?)思っています。
【HYKE×ザ・ノース・フェイスのゴアテックスコート】
2〜3年前に購入。グリーン寄りのカーキカラーと、太ももが隠れるくらいまでの程よいミドル丈、しっかりめでワーク感のある中厚ゴアテックス素材が気に入っています。
【パンマージャケット】
極薄ゴアテックスジャケットです。とにかく薄くて軽くて、防水透湿性もばっちり。着ているのを忘れそうなほどノーストレスな着心地&バッグインしていることを忘れるレベルの薄軽さ! これぞまさに “羽衣アウター” !
ほぼ1年中、国内外問わず旅には必ず持参していて、あまりに便利すぎて色違いでイエローも持っています←先日公開した「台湾3泊4日ワードローブ」では、こちらの色違いのイエローをバッグインしました。
ちなみに、こちらはメンズモデルです。ウィメンズの展開はナシ。サイズは、Sだと細身すぎてインに重ね着がしづらいと思ったので、Mサイズをチョイス。公式オンラインストアの写真だと、男性モデルがジャストサイズで着ていますが、ひとりっPはゆったりと着ています。
薄手マウンテンジャケットなので、リリースされるのは春先で、想定シーズンも春〜初秋なんだろうと思うんですが、ひとりっPは通年で大活用。ちょっとなにか羽織りたくなってくる季節の変わり目には1枚で。だんだん寒さが増してくるにつれ、中にインナーダウンを重ね着。いよいよ真冬には、この上にさらにアウターを重ねたりと、「冬アウターは1着でなんとかするよりも、どんどんレイヤーしていって乗り切る派」のひとりっPにとっての、なくてはならない必須アウターです。薄くて軽いので、旅には手持ちの2枚(レッド&イエロー)をダブルで持参することも。旅先なのに、アウターをいろいろ楽しめるなんて、サイコーですよ。ちなみに、在庫がある限りは通年販売していて、こちらのカラーもオンラインストアにてまだ販売されているようです(2022年12月10日時点)。
オーロラというか、玉虫がかった独特の発色も気に入っているんですが、もし来年、新色が発売されたら(熱烈希望!)きっと色違いを買ってしまうと思います!
そういえば、夏場の台風などの暴風雨時にも、こちらのアウターが大活躍してくれます! もう完璧にフォーシーズンズアウターですよ。
【ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのボアフリースジャケット】
ナナミカとのコラボライン=「パープルレーベル」のアウター。2年前に買いました。ひつじ感たっぷりのもこもこ素材、高めの襟(※顔まわりを縁取る高襟には、おしゃれ感&保温力だけではなく、人を“かわいく”見せる効果があるんですよ〜〜)、生成りカラーにひとめぼれ! 冬の白っぽいアウターって、ほんっとに重宝するんですよね〜〜! 軽いけれど、さすがめちゃくちゃあったかい! 毎年12月になって冷え込んでくると登場頻度が爆上がりな1着です。
【番外編:インナーダウンカーディガン】
こちら、2020年に発売された、ザ・ノース・フェイスのインナーダウンです。フロントジップ&V襟で、完全にカーディガンとして使えます。ツヤ感のあるパーテックス素材も、程よいアウトドアミックス感で◎。付属のきんちゃく袋に収納すると手のひらサイズになります。
当時、メンズとウィメンズが発売されていたんですが、両方とも試着してみた結果、メンズのMサイズを購入しました。メンズのほうが着丈がやや長かったこと、ウィメンズでは袖口に配されていたロゴマークが、メンズモデルではご覧のように胸元に入っていて、そのほうが、あえてのアウトドア感が出ていい!!という理由で、メンズに軍配。当初はゴールドブラウンを購入したんですが、あまりに使える!と感激。結局ブラックを買い足しました。ほんっと2枚とも買ってよかった!! とココロの底から思っています。
これ1枚で着ることはほとんどないんですが、冬場のアウターのインに、ほぼ毎日、どちらかを重ね着しています。これがあることで、パンマージャケットのような薄手アウターも真冬にガンガン着ることができるし、いよいよ極寒シーズンの12〜2月には、ありとあらゆるアウターのインに重ねまくっています。
そして、海外旅にも持参必須! たとえ行き先がシンガポールやタイのような南国だとしても。寒い機内ではカーディガン代わりに。現地では、たとえばタイ北部の山岳地帯では朝晩は結構冷え込むので、このダウン(&パンマージャケットも)が大活躍! 標高2000m超えの火山観光(なので、じつは寒い)に出かけがちなハワイ島やマウイ島旅にも便利だし、冬でも室内にもがんがん冷房をかけていてハンパなく寒い冬場の香港旅(ちなみに暖房はもともと設備がない場合がほとんど)でも頼れる。標高約2000mにつき、朝晩は冷え込むのに日中は暑いメキシコシティでも、バッグインしておけば心配無用&一日中快適! という具合に、とにかくパーフェクトな1枚なんですよ〜〜!
残念ながら、今季は発売されていないんですが、個人的には再発売熱烈希望中です!
で、解決策(?)としても、最初にご紹介した「GTX パフ マグネ トリクライメイト コート」のセットインナーダウン、激おすすめです!! 単体アイテムではないですが、コートとしてはもちろん、インナーダウンだけでもめちゃくちゃ活用できますから〜〜!!
【リアルコーディネート①】
暖かい日の着こなし(寒い日は足もとは温感タイツにチェンジです)。ベースカラーがブラック派のひとりっPには、このソリッドなベージュカラーがほんとに使いやすくて重宝しています。
*コート/ザ・ノース・フェイス(GTX パフ マグネ トリクライメイト コート)
*ニット/sacai
*ショーツ/ステラ マッカートニー
*ソックス/ザ・ノース・フェイス
*靴/ザ・ノース・フェイス
*バッグ/台湾製のナイロンかごバッグ
【リアルコーディネート②】
クリームホワイトのワンピースに合わせてみました。暗くなりがちな冬の着こなしが、このダウン1着で、新鮮なコーディネートになるなあと、感心。しかも、めちゃあったかい! ミネラルゴールドカラーは、ホワイトはもちろん、ブラック、ブラウン、ベージュ、ネイビーなど、どのベースカラーにも合うので、ほんと最強です。
*アウター/ザ・ノース・フェイス(アルパイン ヌプシ フーディ)
*ワンピース/HYKE
*タイツ/ノーブランド(あったか起毛タイプ)
*スニーカー/ナイキ
*バッグ(右)/セリーヌ
*バッグ(左)/アニヤ・ハインドマーチ
【リアルコーディネート③】
ざっくりニットのワンピースには、ノーストレスなリラクシングアウターを。ボトムにはユニクロの暖パンデニムを重ねているので、かなーりぬくぬくです。ちなみに、ポンチョアウター着用時の注意点は、バッグです。デザイン上どうしても肩掛けバッグは持ちづらいので、手持ちかクロスボディ持ちできるバッグがベスト。というわけで、2WAYのひとりっぷ×レスポートサックコラボのGOOD DAY TOTEの出番となりました〜〜!
*アウター/ザ・ノース・フェイス(パデッド ポンチョ コート)
*ニットワンピース/ZARA
*パンツ/ユニクロ
*スニーカー/ナイキ
*バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(グッデイ トート)
【リアルコーディネート④】
インナーに着たのは、パンデミック以前にバンコクで購入したタイブランド『JIRAWAT』のワンピースコート。『ひとりっぷ4』でもご紹介しています。前身頃は起毛コットン、後ろ身頃にはストライプのシャツ生地を使用しているので、コートとしてはもちろん、フロントをしめてワンピースとしても着られるんです。カーキのアウターは、ベーシックなカラートーンでまとめることも多いんですが、カラフルなアイテムとも意外に相性がいいので、なんだかんだ登場頻度が高くて頼れる1枚です。
*コート/HYKE×ザ・ノース・フェイス
*中に着たワンピースコート/JIRAWAT
*ソックス/靴下サプリ(うずまいて血行を促すソックス)
*スニーカー/ナイキ
*バッグ/ひとりっぷ×レスポートサック(エディターズ バックパック)
【リアルコーディネート⑤】
オールブラックな着こなしには、鮮やかなレッドのパンマージャケットで。11月上旬ごろまでは1枚で羽織っていましたが、寒くなってきてからはインナーダウンカーディガンをレイヤーしています。これでも寒いようなときは、ボアフリースジャケットをさらに上にレイヤーします。ユニクロの暖パンデニム(スリム)は、2年前に札幌に行ったとき、あまりの寒さに現地のユニクロで購入したもの。以来、12月になるとめちゃくちゃ登場する1本です。あまりに頼れるので、同じブラックを買い足ししようかと真剣に考え中←バカ? 同僚に「毎日同じパンツ、、、洗濯してる??」と聞かれたときのためにも。ははは。いや、ほんとに毎日はく勢いなんですよ。「暖パンデニム30DAYS着こなし」とか、余裕です〜〜!
*アウター/ザ・ノース・フェイス(パンマージャケット)
*中に重ね着したインナーダウン/ザ・ノース・フェイス
*ワンピース/HYKE
*パンツ/ユニクロ
*スニーカー/ナイキ
*バッグ/バレンシアガ
【リアルコーディネート⑥】
インに着ているのは、今季、即決購入したミュベールのフリル付きラグビージャージワンピースです。そこへザ・ノース・フェイスのゴアテックスジャケット「クライムライトジャケット」(これも薄軽!)を羽織り、ボアフリースジャケットで総仕上げ。白いゴアアウターは、素敵なんですが、やはり汚れやすいので、じつはこちらは買い直した2着めです。以前愛用していたファーストジャケットは薄ら汚れが目立つようになった時点で泣く泣く別れを告げました。が、しつこいですけれど、「冬のホワイトアウターは使える」(by ひとりっP)ので、昨年、2代目購入に踏み切りました。ヘビロテしたいところなんですが、汚れるので(ビンボー症か!)、たまのローテーションにしています。
*アウター/ザ・ノース・フェイス(パープルレーベル)
*中に重ね着したマウンテンジャケット/ザ・ノース・フェイス(クライムライトジャケット)
*ワンピース/ミュベール
*タイツ/ノーブランド(あったか起毛タイプ)
*スニーカー/ナイキ
*バッグ(右)/レスポートサック
*バッグ(左)/ひとりっぷ×レスポートサック(モバイル ショルダー バッグ)
【リアルコーディネート⑦】
「パデッド ポンチョ コート」と「GTX パフ マグネ トリクライメイト コート」のインナーダウンカーディガンを重ね着した、ハイブリッドコーディネートです。ほんと、このインナーダウン、使えます! そして、この日のパンツもユニクロの暖パンデニムです〜〜!
*アウター/ザ・ノース・フェイス(パデッド ポンチョ コート)
*中に重ね着したインナーダウンカーディガン/ザ・ノース・フェイス(GTX パフ マグネ トリクライメイト コートのインナーダウンを単体で着用)
*スウェットトップス/コグザビッグスモーク
*パンツ/ユニクロ
*スニーカー/ナイキ
*バッグ(右)/HYKE×ポーター
*バッグ(左)/ひとりっぷ×レスポートサック(モバイル ショルダー バッグ)
今回ご紹介した6着は、それぞれとっかえひっかえレイヤーすることも可能です。ダブル or トリプルアウター作戦、全然上等! 寒ければ、重ねればいいんですよ〜〜! 「冬アウターは1枚でなんとかしようとしない」(by ひとりっP)のがポイント。
というわけで、みなさまも、ナイスなアウターで、Have a warm & happy winter day!
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。