クラウドの活用でワンステップのペーパーレス生活! Vol.3

特定の会社に所属せずにフリーランスというカタチで働いているため、普段はミーティングベースで移動しながら、自宅で仕事をしたり、知人のオフィスのデスクを借りて仕事をしているのですが、そんなワークスタイルにおいて、ちょっと困りものなのは「紙の書類」。場所を取る上、重いし、結局は手元にないと内容を確認することができません。

ということもあり、今のワークスタイルでは限りなく紙を使わない“ペーパ―レスを実践中。自宅にはプリンターを置いていないので、自分で書類をプリントアウトすることもほぼありません。

そんなペーパーレスなライフスタイルにおいて、大きな助っ人となってくれているのが、昨年末にサービスがスタートした「ScanSnap Cloud」というサービス。「ScanSnap」というスキャナーとセットで使うものなのですが、何かというと“ScanSnapでスキャンした書類の種類に応じて、事前に設定しておいた各種サービスに自動で保存してくれる”というもの。



私は名刺の整理/保存には「Eight」、仕事関係のお金の管理には「Freee」、仕事/プライベート共に書類の保存は「Evernote」といったように、用途に合わせ全てクラウドサービス上に保存しているので、「名刺をスキャンしたら、自動でEight上に自動で保存」、「領収書をスキャンしたら、Freeeに自動保存」といった設定をして活用しています。また、仕事用途だけでなく、どこか旅行に行った時にもらった入場券、パンフレットなど、溜まってしまいがちな思い出の品もスキャンすればEvernoteに自動保存してくれちゃうので、プライベートにも便利。

今までは一度スキャンして、データ化したら、それぞれのクラウドサービス上にアップロードしなきゃいけない、というように、データ化自体に手間がかかっていました。それがスキャンするワンステップだけで解決できるようになったのは、本当に便利で感動しました……



スキャナーのScansnapはサイズも小さいし(※2枚目の写真を参照)、2万円ほどで手に入っちゃいます。ワイヤレスで使うことができるので、スキャンする時にパソコンがいらないのも嬉しいポイント。お財布に溜まった領収書やレシートを整理するとき、何か書類を頂いて帰宅したときに、スキャナーの電源をいれてサクッとスキャンしておくだけで良いんです。このワンステップだけで、PCやスマホがあれば、何処に居たとしても各クラウドサービス上から必要なデータをチェックすることができちゃうという(ただし、セキュリティには気をつけましょう!)。

すごい時代になりましたね。

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市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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