PCメガネにはもうサヨナラ?! ブルーライトをカットしてくれるPC用アプリ vol.14

SPUR.JP編集部がつけてくださった、この連載のタイトルにもある“デジタルスタイリッシュ”な毎日には液晶画面とのおつきあいが欠かせません。本や雑誌も殆ど電子書籍で読むようになったこともあり、目を酷使していることは間違いない! 最近は近くから遠くに目をうつすとピントが合いにくかったり、寝る前に目を閉じるとじんわり涙が出てきたり、何だか寝付きが悪くなったり……。これ、液晶が発するブルーライトが原因のひとつになっているようです。

とはいえ、私には液晶と決別する人生なんて考えられません! iPhoneの場合は最近iOS自体に「ナイトシフト」という、夜になると自動的に画面の明るさを下げて、ブルーライトをカットすべく、目に優しい暖色系の色に調整してくれるモードが搭載されて、スマホの画面を見て脳が覚醒してしまって、寝られない!目が疲れる!ということが和らいだ気がしています。

PCに触れている時間も長いので、昨今色んなメガネメーカーから発売されている、ブルーライトをカットする眼鏡を買おうかな、と検討したこともあるのですが、デザインが自分の好みじゃなかったり、あの色のついているレンズが何だか受け入れ難かったり。半分あきらめ、病院でもらった目薬に頼る毎日を送っていたのですが、最近愛用しているのがPC用のアプリ「f.lux」です。

これは、簡単に言えばiOSに搭載されているナイトシフトをパソコンで実現させちゃうアプリ。 目の疲れや睡眠に悪影響があるといわれているブルーライトを画面の色温度を調整して、カットしてくれるんです。アプリをオンにすると画面が淡くオレンジ色になるので、最初は少し違和感があるのですが、慣れるとこれがむしろ快適に感じてくるはず。



とはいえ、色を確認することが重要なお仕事もあると思うので、そんな方に向けては特定のアプリを使っているときはf.luxをオフにしてくれたり、その時居る場所の日没時間に合わせて、自動的に画面の色温度を調整してくれたり、その人のワークスタイルに合わせて細かく設定をいじれるのも◎!

実際にf.luxを使い出して、目の“しぱしぱ”が軽減した感じがあります。Macだけでなく、Windowsでも使える上に、無料でダウンロードできるので、目の疲れや睡眠にお悩みの方は是非一度トライしてみては?

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市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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