みなさん、話題のポケモンGO、プレイしていますか?週末、近所の公園に出掛けてみたら、かなりの方がモンスターをゲットしにいらしていて、このポケモンGO、モンスターをゲットするために色んなところを出歩くのも楽しいのですが、AR(拡張現実)という技術をつかって、まるで実際の世界にモンスターが現れたような感覚に浸らせてくれるのも面白いですよね(写真を撮る機能もついてるので、それで遊んでいる方もよく見かけますね〜)。
6,7年くらい前に、いち早くこのARの技術に未来を描いて開発された「セカイカメラ」というアプリが大好きだったのですが(当時のiPhone3GSには重すぎて、辛いアプリでもありましたが)、ここに来てポケモンのお陰でまたARが注目を浴びるのかも!と個人的にワクワクしています。そんなAR絡みのアプリで、最近面白いなと思ったのが「Blippar」というアプリ。
このアプリは、雑誌や広告にかざすと、動画といった、関連するコンテンツが楽しめたりする取り組みをすでに色々行っているので、ダウンロードしてみたことがある方もいるかも? Blipparの面白さはそれだけじゃなくて、最近の進化で、「モノにかざすだけで、それが何なのか教えてくれる」スキャナーのような使い方ができるようになっています。
試しに自宅にある観葉植物にかざしてみると……
その植物が何なのか、検索して教えてくれます。
(Ficus elasticaじゃなくて、Ficus altissimaなんだな……惜しい。)
まだまだちょっと精度が高いとは言い難いのですが、このARの仕組みが進化していけば、スマホのカメラをかざすだけで、それが何なのかを判別して自動でググって教えてくれるようことが可能になるだろうし、Facebookとリンクさせれば、初対面の人でも、その人がどんな人なのか、すぐにわかってしまったりする時代が来ちゃうかも。旅行に行った時、その場所がどこで、目の前にある場所がどういった場所なのか、どのくらいおすすめなのか、なんて事をトリップアドバイザーあたりから自動で取ってきてくれたら便利なのになー……なんて、夏休みの計画を立てながら思ってみたり。
キーワードを入力してググる、なんて行為自体がいつか無くなってしまうかもしれません!
ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。