消し忘れの心配ナシ! Siriとも連動するスマート照明 vol.24

今年も早くも残す所1ヶ月を切りました。12月といえば忘年会シーズン。20代の頃はスケジュール帳に空きがないくらい毎日のように飲み歩いていたものですが、30代に入ってからは「家飲みでまったりしない?」なんてことが増えてきたような……。年々、自宅で過ごす時間が長くなっているような気がします。

過ごす時間が長くなればなるほど、自宅での時間をもっと充実させたい、なんて思いが膨らむところでして、最近我が家に導入してみたのが、スマホで操作できちゃうIoTスマート照明の「Phillips Hue」です。見た目は普通のLED電球なのですが、これを通常の電球と取り替えるだけで、お家の照明がスマート照明になってしまうというもの。

セットアップも比較的簡単。“ブリッジ”と呼ばれる親機をインターネット回線に繋げて、あとはスマホと連携させるだけ。専用のアプリには「Relax」「Read」「Bright」「Nightlight」など、シーンに応じたプリセットが用意されているのですが、照明の色を変えるだけでこんなに部屋の雰囲気が変わるのか!とびっくり。スケジュール機能もついているので、寝る時間や起きる時間に合わせて照明をON/OFFしたり、スマホの位置情報を利用して、家に近づいたら照明をON、家を出たら照明をOFFにしたり、なんてこともできちゃうんです。

私はまず、寝室の照明を全てHueに変えてみたのですが、寝入りにタイマーでスゥーっと電気を消してくれるのはとても良い感じ。ちなみに「Hue Disco」というアプリを使えば、こんな感じで音楽に合わせてアゲアゲな照明を演出することもできます。家飲み(というか、ホームパーティ)の時に使える……かも?(笑)

iPhoneを使っている人なら、iOSに含まれている「Home」アプリからも操作できます。これは、つまりSiriが使えるということ。「Hey Siri, 照明をつけて」とiPhoneに話しかければ、電気をつけてくれますよ。

立ち上げたことのある人は少ないかもしれませんが、こちらがHomeアプリです。

Homeアプリでは、Hueを設置している部屋ごとに管理が出来るので、Hueの個数が増えてくれば「玄関の電気を消して、リビングの電気をつける」「寝室の電気をつけて、他の部屋の電気を全て消す」なんてことがiPhoneひとつで出来ちゃう。子供の頃から「電気をちゃんと消してきて」なんて注意されることが多かった私にはピッタリのソリューションです(笑)。

1個あたり普通のLED電球の3倍くらいのお値段になってしまうので、すぐに自宅全ての電気をHueに変えるのはなかなか難易度が高そうですが、他のサービスとの連携でもっとユニークな使い方ができるようなので、引き続き色々と研究してみようと思っています!

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市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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