朝起きてリビングのカーテンを開けた時に差し込む春の日差しに幸せを感じる今日この頃。気になっていたガジェットを買いました。それが「目覚ましカーテン mornin’」。
この手のひらサイズの白いデバイスが何をしてくれるのかというと、”カーテンの開閉の自動化”です。 本当は寝室のカーテンに設置し、起床時間に合わせてカーテンを開けることで、太陽の光で気持ちよく目覚めよう!というコンセプトの製品なのですが、個人的に起床してリビングに向かうとカーテンが閉まったままの薄暗い空間が広がっているのが嫌で、「日が昇ったら自動で(リビングの)カーテンが開いてくれたら良いのになあ」と思っていたので、興味を抱いていたのでありました。
使い方はとても簡単。アプリをダウンロードして、mornin’の真ん中のボタンを押してbluetoothでスマホと同期したら、あとはカーテンレールに引っ掛けるだけ(写真を撮る便宜上、カーテンより外側につけていますが、実際はカーテンで隠れる位置につけます)。
仕組みはある意味でとてもアナログ的と言いますが、こいつがカーテンレール上を動くことで、それに準じてカーテンが閉まったり開いたりするだけという(単純な仕組みなのが、なんだか可愛く見えてくる……笑)。でも、動かしてみると舞台の幕のようにカーテンが自動であいていく様に感動……!ウィーーーンという音がちょっと気にならなくもないですが(笑)。
アプリにはスケジュール機能が付いていて、「平日は朝7:00にカーテンを開けて、18:00に閉める」とか「土曜日はゆっくり寝ていたいから11:00にカーテンを開ける」なんて設定もできます。
こういうIoT系のプロダクトって、数万円しちゃうものが多いのですが、4,000円弱とお手頃価格なのも、気軽にトライできて嬉しい(しかもAmazonでポチれば翌日に届く!)。
難点としては、アプリがないとカーテンの開け閉めができなくなってしまうところ(笑)。開け閉めを頻繁にしたくなるようなお部屋には向いていなさそうです。そして実際設置してみたところ、我が家のカーテンが重くて長すぎるせいか、途中で止まってしまったりすることも……。mornin’を活用すべく、カーテンを軽やかなものに買い換えたいなあと思っています(笑)。ちなみに、カーテンを真ん中から左右に開けたい場合は本体が2つ必要なのでご注意を!
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ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。