今回は、1年ほど前に、海外のクラウドファンディングプラットフォーム「Indiegogo」でファンディングをして、ようやく最近届いたガジェットをご紹介。
“The Off Switch for Menstrual Pain”とパッケージにあるとおり、この「Livia」は女性ならきっと多くの人が悩まされている、生理痛を緩和してくれるというモノ。個人的にも1ヶ月に1,2日は体調が悪くて動けなくなってしまうので、鎮痛剤が手放せないのですが、鎮痛剤は飲み過ぎも良くないし、薬以外の方法で痛みを緩和できないものかと、色々と試してみてはいるものの、決定的なものにはまだ出会えていなかったのです。……が、これ、結構凄いです。
使い方は、紫色の小さなLivia本体に接続したお花のカタチの電極を痛む部分に貼り付けて、スイッチオンするだけ。お腹がちょっとぴくぴく動く感じ(一時期流行った“貼り付けるだけで腹筋を鍛えられる“系のマシンを使っているような感覚に近い)があるだけで、少しすると、確かにあの悪しき下腹部の痛みがすーっと消えていくんです……!なんだコレー!!
あまりにあっけなく痛みを取り除いてくれるので、一瞬、ちょっとこわいぞ? とも思ったのですが、「ゲートコントロール理論」という理論に基づいた仕組みで痛みを取り除いているらしく、日本では腰痛を和らげるために使う低周波治療器や、海外で陣痛を和らげるためにも使われているTENSといったものと同じ類のものらしいので安心してよさそうです。
つ、ついに長年悩まされてきた生理痛から解放されちゃったかもしれない……(とはいえ、こういったものに頼る前に、先ずは婦人科に行きましょうー!)。
小さいケースにおさまるので持ち歩いておいても良いかも。カラーも色々選べてカワイイです。
たまーに「資金を集めるだけ集めて、倒産!」なんてことがインターネット上でニュースになったりしていますが、クラウドファンディングはサイトを覗いているだけでもこういったユニークなモノが発見できて面白いですよ~。
市川渚の「デジタル・スタイリッシュライフ」 記事一覧はこちら>
ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。