もはや耳の一部!? 新型AirPodsはここが違う vol.94

これ、みなさん試しましたか? Appleのワイヤレスイヤホン、「AirPods」の新型「AirPods Pro」!

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これまでもAirPodsを愛用してきた私。耳から落ちやすいことくらいしか不満に思っていなかったので、正直なところ、AirPods Proにはあまり興味が湧かなかったのが本音……だったのですが、2週間ほど使ってみて、もう後には戻れなくなっています(笑)。

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AirPodsAirPods Proを比べてみると、インナーイヤー型(耳にひっかけるカタチ)から、耳の穴を塞ぐカナル型になった、そして「ノイズキャンセリング」の機能がついたことが大きな変化。耳からはみ出す部分も短くなりました。

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耳栓をしたような感じがするカナル型イヤホンが苦手だったのですが、AirPods Proはスッと耳の中に入ってくれるような自然なフィット感で、ほぼ違和感なし! 絶妙な楕円形をしたイヤーピースは3種類ついているのですが、イヤーチップ装着状態テストができるので、ぴったりなものを簡単に選べます。

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ノイズキャンセリングの機能もすごいのですが、おもしろいのが「外部音取り込み」という機能。

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ノイズキャンセリングからこちらにシフトすると、まるでイヤホンを装着していないかのように、外の音が自然に耳に入ってくるんです。音楽を再生すれば、外の音にふんわりと音楽のベールをかけたような印象に……

さらに「アダプティブ イコライゼーション」という音の調節機能が自動で働くので、雑音でかき消されやすい人の声も聴きやすく、移動中の勉強やポッドキャストを聴くのにもぴったり。ここ半年くらい英語学習に力を入れているのですが、AirPodsでは電車が目の前を通り過ぎたとき、全然音声が聞き取れなかった、なんてことがよくあったのですよね……

周囲の音が気になるときなどはノイズキャンセリングをオンにすれば、一瞬で静寂が広がり、自分だけの世界に浸れます。ノイズキャンセリングと外部音取り込みの切り替えはAirPods Proの軸を長押しするだけ。

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ノイズキャンセリングモードで使っていても、駅のアナウンスなどを咄嗟に聴く必要があるときなどにいちいちイヤホンを取り外さなくても、外部音取り込みモードに切り替えちゃえば万事解決。何だか自分の耳の一部になってしまったような感覚がするんです(笑)。

ノイズキャンセリング機能のついた製品はこれまでもいくつか使ってみていて、出張時はフライト用にソニーの「WH-1000XM3」というヘッドフォンを愛用しています。これのあるなしで空港に降り立ったときの疲れが全く違うんです。もはや飛行機に乗るとき、欠かせないアイテムのひとつ。

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AirPods Proの場合、1回の充電で4.5時間再生、充電ケースに入れて充電をすれば24時間使うことができるということなので、長距離フライトのお供というよりも、つけたりはずしたりする日常生活の中で使うのに向いている感じかも。

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しかし、ここ数年のノイズキャンセリング技術の発達には驚かされます……

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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